「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「桜、さまざま」

2011年04月07日 | 趣味・・エッセイ

         

今日は、同好会仲間が打ち揃って、枝垂れ桜見物と洒落込んだ。
普段は、真面目不真面目ないまぜに、お互い切磋琢磨する同好の士17人。
クルマ5台に分乗して、総延長177㎞を走る遠出の花見。

花見といってもお酒など一切なし。
ひたすら咲き乱れる桜を求める。古刹に足を踏み入れ無我の境地に浸る。ただただ感性を磨き、明日への知(血)となり肉となる活力を養う。・・・ということにしておこう。

最初に訪れた、山口県周南市鹿野にある、臨済宗南禅寺派の寺院「大本山南禅寺派別格地、鹿苑山漢陽寺」。静寂の中に凛とした威厳と、優しく包み込む穏やかなたたずまいに抱かれ、見事に手の入った庭園を堪能。
背戸の小さな洞穴からは、錦川上流から誘導した清らかな水流が滔々と音を立て本堂の周辺を流れる。寺を出たら農作物の灌漑用水として活用されるという。

次に訪れた本命の、樹齢400年を誇る枝垂れ桜の古木。残念!開花にはまだ間がある。
山口県中部の山間部に位置する鹿野町。今年の寒さは異常に長く、桜の開花をも遅らせることに相なった。花どころか固い固いツボミ。 但し、古木の周りには、今を盛りのうば桜が大勢見上げているように見えた。
1週間もすれば、見事な枝垂れ桜に会えそうである。

そうして一気に山間部から平野部へ。それも瀬戸の海に面した洒落たレストランでの昼食。ブライダルシステムを併設しているだけあって、食材はもちろん、容器も雰囲気も何となく高級感がただよう。
最後の目的の枝垂れ桜見物。これが光市内の小学校校庭に咲いている。
掛け値なしに、きれい!!お見事!!
やはり、入学式には桜が似合う。母親の絵羽織があればもっといい。

つつましやかではあるが、そんな素敵なお花見が出来た。
                   
レストラン対岸のコンビナートを望む   見事な校庭の枝垂れ桜

コメント (2)
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