1.17 ・ 6434 この数字、忘れることは出来ない。
今から16年前、1995年・平成7年 1月17日未明、神戸地区を中心に発生した「阪神淡路大震災」によって6434人の尊い命が奪われた、忘れられない日である。
当時、単身赴任の東京世田谷区三軒茶屋の寮で、朝食時のテレビ画面に映し出されたすさまじい光景は、今もこの目に焼き付いている。
もしもこれが、東京であったり、遠く離れて暮らすふるさとであったりしたらどんな思いに駆られただろう、という身震いするほどの強烈な印象が強く残っている。
建物や道路、街作りや人々の暮らしは完全復興したのだろうが、肉親や親戚などを一瞬に奪われた多くの人の心の傷はいまなお癒えてはいないのである。
そして今一度肝に銘じておきたいのは「災害は忘れた頃にやってくる」ということか。
何をどのように備えているか問われたら、ウーン、何にもない。こりゃいけん!!
16年前の今月今夜、この寒空の下で流した被災者の涙を無駄にしてはバチが当たる。
来年の今月今夜・再来年の今月今夜・10年先の今月今夜を無事に迎えるためにも、災害に備えて何かを始めるきっかけにしよう。
その昔の今月今夜、熱海の海岸は今年のように寒かったのだろうか。
( 写真 : 発生から2日後の神戸地区の様子。ネット拝借 )