「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ちょっと覗き見」

2011年01月09日 | つれづれ噺

             

住んでいる地区の小学生を対象に「我が家のルール 三行詩」を募集したところ、197編の応募があったという。
子ども達の、家庭や親に対する考え方の一端を見させてもらった感がある。
また、自分と家族のかかわり、自分と周囲とのかかわりなど、いわゆる社会を意識して振る舞っている様子が窺える。
率直な子ども達の気持ちを、そーっと覗き見した思いがする。

現代っ子で、何となく実生活とは一線を画した考え方の持ち主、というイメージがある。
が、実際はもっともっと堅実で、私が考えているよりしっかり足を地に着けて行動している様子を目のあたりにした。

「あいさつは 笑顔で元気に 自分から」 というように、28%と最も多い。家族間の朝夕の挨拶、そして外での友達はもちろん、周囲の人に笑顔で声をかけることを心がけているようだ。

「おいしいね 家族そろって 夕ごはん」 次に多いのが22%で、家族のだんらん、特に夕ご飯はみんながそろって、テレビなど消して、ワイワイお話ししながら食卓を囲む。これは、子ども達の大いなる願望が含まれているようだ。つまり、実際にはそうでないから、そうあって欲しいという気持ちの表れか。

「母さんの 笑顔見たくて お手伝い」 ちょっと下がって10%。実際はどうかよくわからないが、お手伝いをしたい、しなければならないと思っている子が多いということだろう。

その他、「ありがとう」や「ごめんね」を言おう。「がんばろう」「たすけあおう」・・・と続く。
実生活の中で実践されている事柄ばかりでなく、「そうありたい」という希望的観測がかなり含まれているのであろうが、純粋で素朴な子ども達の素顔が見える。

このまま成長してくれたら、日本の将来も大いに楽しみである。
がんばれ!未来を担う小学生!!

 

コメント (6)
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