怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

英語教育のイメージ

2007-03-31 22:35:26 | 教育
どんな文言のアンケートだったのだろう。

それにしても、
「望ましい開始学年は1年生48%、3年生14%だった。」
とは・・・。

現実に行われている学年は知っているのだろうか?
きっと内容も、実施時間も・・・。
そんなイメージ。

イメージで語られる教育なんて、教育再生会議並みだろうに。
それを拡声してどうするのだろう?

学テ情報を握ろうというベネッセ。
そしていつも恣意的な報道機関。

にほんブログ村 教育ブログへ

小学英語必修、親の7割賛成 ベネッセのアンケート調査(共同通信) - goo ニュース2007年3月31日(土)16:14
 文部科学省が検討を進めている小学校での英語必修化について、保護者の4人に3人が賛成、90%以上が「英語への抵抗感をなくす」よう望んでいることが、ベネッセ教育研究開発センター(東京)のアンケートで分かった。小学校英語の必修化は35%が「賛成」、41%が「どちらかと言えば賛成」。望ましい開始学年は1年生48%、3年生14%だった。

学力テストシンポジウム

2007-03-31 22:22:16 | 教育
不足は「悉皆型序列等目的学力テスト反対シンポジウム」とでも題して欲しかった。

これは、過去の「学テ問題」時に、テスト自体に対するアレルギー反応が出てしまった教訓からくるという説明を苅谷氏が行っていた。

会場から、
「今回のシンポも教育基本法改悪時のシンポと同様、時期が遅いのではないのか?」
という指摘があった。

対して、藤田氏が、
「現時点でマジョリティを説得する事は難しい。やはり政治を変えなければダメなのだ。」
という主旨を述べていた。

その通りだろう。
一番の問題は、「学テ」のデメリットを逆手にとる者、そのデメリットの危急性を理解しない者。
総体の議論ではイメージがわかないのは仕方がないのかも知れない。

藤田氏は同時に、社会的に教育問題が顕現するようにならなければ教育問題に関して危機感を持ち、学テへと矛先が向かないというようなことも述べていた。

事態の好転に対して、結局は悲観的なのだ。

今回シンポで抽出されたであろう私なりの「新学テ問題」を項目立ててまとめて置く。
1.その分析、評価の妥当性、有効性。
 教育政策評価としてはその一部を分析できるのみである。つまりはそれのみで論じるのは危険。
 (学テ自体の評価も実は課題がある。)
2.その生来持つ「情報の公開」という目的に伴うハイ・ステイクスな部分から導かれる(予想される)極めて大きなデメリット。
 松下氏の重要にして簡潔な指摘。当事者に重大な結果をもたらすという解釈。
 端的には序列化とその影響。
 足立区の問題が具体例。(これについては実態報告があった。)
3.ベネッセなどに全国の児童・生徒の情報を一手に握られる事実。
 記名、無記名を問わず、受験シフトの民間に情報を一手に預けるというのは危険と思わない人はおかしい。
4.イギリス型教育改革へのシフト。特に、バウチャー制度などへの布石と思われる点。
 すでに足立区教委問題で一部は明らかなのだろう。
 自己責任の強要。ゼロトレランスに代表される荒廃への布石といいかえてもよい。
5.PDCAサイクルにおける明らかな使用目的との齟齬。
 特に、教育政策評価についてはCheckの前にActionが決まっていたり、Planに対するあんまりな甘さがあったりする事実。

今回の展望の一つは、やはり中嶋氏が関わり、苅谷がそのシステム評価を行っている「犬山市の教育」だろう。
地域の独自性を保ち、例えば「学テ」などのプレッシャーから逃れることが有効であることの確認。

しかし、これも政治性から逃れたわけではないし、マジョリティの罠がないわけではない。

「自分たちで創り上げていく教育という営み。」
ここに大同団結を求めたい気持ちでいっぱいだ。

にほんブログ村 教育ブログへ

それにしても以下の記事は言葉足らずではないのか?

全国学力調査、教育学者らが問題点指摘 東京でシンポ(朝日新聞) - goo ニュース2007年3月31日(土)19:41
 全国の小6、中3生を対象に文部科学省が4月に実施している全国学力調査。その課題を探るシンポジウム「このままでいいのか全国学力テスト」が31日、東京都内であった。「教師はテスト対策の指導をすることになる」といった問題点が指摘された。

 教育学者らが呼びかけ人となり開かれた。国際基督教大の藤田英典教授は「義務教育の序列化になる。抽出調査にすべきだ」などと語った。また、個人情報保護の点でも指摘が相次いだ。公立校としては全国で唯一、不参加を決めた愛知県犬山市で市教育委員を務める名古屋大大学院の中嶋哲彦教授は「テストは児童生徒の情報収集そのもの。文科省にはその認識が薄い」と訴えた。

このブログの主旨

2007-03-30 10:26:56 | 戯言
「現職教諭YOによる学校公教育への疑問・批判・提言・感想をやめて気楽に綴る個人的なメモ。」
となっているのだが、結構反してやってますねぇー。

年度も切り替わるので反省。

にほんブログ村 教育ブログへ

でも、性分ってのは中々かわらないのかもしれない。

PISAの影響、ここまで(in京都「論理的読解力」)

2007-03-30 07:15:47 | 教育
内容が不詳なので深くコメントしようがないが、PISAの影響は明らかだと思う。
教科の小領域や単元を取り出してきたようなイメージを受けるが、おそらくそれだけに留まらない幅を模索してできているのだろう。
実践内容を注視したい。

他の教科でも、こういった取り組みがなされるようになったとしたら、と考えると、教科の専門性がどういった形で出て来ると効率的なのかという議論も立ち上がりそうで、少々こわいイメージをもっている。

にほんブログ村 教育ブログへ

小中学に「論理的読解力」を新設 京都市で4月から3校、全国初(共同通信) - goo ニュース2007年3月29日(木)21:38 京都市教委は29日、論理的に考え表現する力を伸ばすため、4月から市内の小中学校計3校に全国で初めて「論理的読解力」の教科を新設すると発表。中京区の京都御池中、御所南小、高倉小の3校で、小中の9年間を一貫したカリキュラムとして週1時間程度組み込む。市教委は、文章から問題解決に必要な情報を的確に選んで論理的に考え、自分の考えを相手に正確に伝える力を「論理的読解力」と定義。

心のノートの逆襲

2007-03-30 06:47:25 | 教育
密室で何を話しているかと思えば・・・。

この人たち(教育再生会議)も事務屋だということだ。
教育活動を豊かにしようなんて考えていない。
ただ、目的にそって事務を遂行するのみ。

今回は文科省から「道徳を教科化せよ」という事務命令が下ったということなだけだろう。
(それとも安倍から修身の現代的復活を求められたのかもしれない。)

おそらく「評価」をする教科としては出てこないだろう。(将来に含みを残すくらいはアリかも)

それでも今まで作ってきた領域の「道徳」について、培ってきた教育活動への正当な評価も、発展を期す事もない。
それだけで充分酷い話だと思う。

「評価」はさておき、問題は教科書だろう。

各出版社から出ている副読本は、他の教科の教科書などに比べると多様だ。
学校によっては、毎年違う社の副読本を仕入れ、その中から適当な資料を選択して使っているほどだ。

一方で、「心のノート」というものが一人一冊配られている。
これは文科省発行になっている。
(どっかの天下り先が作っているのだろうか・・・。)

こちらは標語的な文章、誘導的な構成、そして完結的な書き込み欄が多様されている。
副読本がある程度多様で、深みのある用い方が可能な「読み取り」を狙っているのに対し、「心のノート」は、画一的な道徳的価値観をイメージさせる点、それ自体からは深みが出てこない点で扱いにくい。

実際、道徳の教育実践書なども市販で売られているし、他の実践研究も進んでいる時代に、「心のノート」のみを強調するのは、いかにも時代錯誤だったとしかいいようがない。
しかし、「道徳の教科書」といわれて連想するのは、「文科省の」と枕詞がついてしまう「心のノート」だろう。
現在、「現場への活用事例」をわざわざ全校配布してしまう熱の入れようだ。
(天下り先を潰さないためにやっているのでは・・・?)
教科書を文科省がリードして決めるというのは、そういうことなのではないだろうか?

こんなもので画一化されて道徳教育が行われるようになれば、事務的には楽だろうが、教育活動的には「死んだ道徳」になるのは目に見えている。
(おそらく、現場側としては「楽」なので、「心のノート」書き込み完成で道徳終了という事務教員も出るだろう。)

ここで「心のノートが教科書になるわけではない」という切り返しは通じない。
それが土台になったものが出て来るとイメージして話をしているつもりだ。
第一、それは今までの経過(文科省=「心のノート」)から明らかではないか。

教育再生会議、安倍の罪悪は深い。

にほんブログ村 教育ブログへ

道徳、「教科」に格上げ案 教育再生会議分科会が提言へ(朝日新聞) - goo ニュース2007年3月30日(金)03:05
 政府の教育再生会議は29日の学校再生分科会(第1分科会)で、「道徳の時間」を国語や算数などと同じ「教科」に格上げし、「徳育」(仮称)とするよう提言する方針を決めた。「教科」になれば、児童・生徒の「道徳心」が通信簿など成績評価の対象になる可能性があるうえ、教材も副読本でなく教科書としての扱いとなって文部科学省の検定の対象となりうる。ただ、反対論も予想され、再生会議での議論は過熱しそうだ。

 再生会議の1月の第1次報告を受け、政府は30日に教育関連3法案を提出する。5月に予定する第2次報告は法制改正によらない具体策も打ち出す方針で、道徳の教科化を盛り込む考えだ。参院選に向け「安倍カラー」を鮮明にするうえで政権側が後押しする可能性もあるが、第2次報告にどのような形で盛り込まれるかが焦点になる。

 第1次報告では「我が国が培ってきた倫理観や規範意識を子供たちが確実に身につける」と提言しており、再生会議で充実策を検討してきた。

 29日の第1分科会後に記者会見した副主査の小野元之氏(元文部科学事務次官)は「道徳を教科としてしっかり教えるべきだ、ということでおおむね(分科会の)合意が得られた」と述べた。「授業時間数を増やそうということではない」(小野氏)が、高校でも教科にすることを想定しているという。

 また、主査の白石真澄氏(東洋大教授)は、成績評価の対象になるかどうかについて「議論していない」としながらも、「教科になるということは、いま絶対評価で1~5と成績がついているので将来的には成績判定がなされると思う」と語った。ただ、白石氏は「戦前の修身のように先祖返りするのではなく、人としてどのように生きるか、他人をどう思いやるか。命あるものを尊重すること(を教えること)で環境教育にもつながる。全体主義になったり、右になったりするわけではない」と強調した。

 一方、再生会議を担当する山谷えり子首相補佐官は、成績評価について「(徳育は)知識だけでなく、心のありようなので、1~5で評価できるかどうかは今後、十分議論されていくだろう」と述べるにとどめた。

 文科省教育課程課によると、現在の学習指導要領上の「教科」は原則として評価の対象になっているが、必ず対象になるとは決まっていない。

 再生会議が徳育を教科に格上げするのは「道徳の時間は取られているが、きっちり行われているかというと、先生方も熱心でない方もいるし、教材も充実していない」(小野氏)との現状認識からだ。現在は教育委員会が刊行した読み物資料などが使用されているが、小野氏は「教科にするメリットは、教科書をきちんとつくって規範意識や道徳心、規律を教えていくこと」と述べている。

徳育の現状把握

2007-03-28 22:50:11 | 教育
「教育に三育あり」=「知育」「徳育」「体育」なり。

この記事における「充実」の中身が心配だ。
委員の中から「修身」を引き合いに出して、共通理解でき、絶対的な意味合いを持つ「徳育」=「道徳的価値観」を目指すようなことを言っているものがいる。

その人が元教員であるということがにわかに信じられないのだが、現行の道徳教育の正当な評価なしに突き進むところが「教育暴走族」=「教育再生会議」だ。

おそらく「充実」は時数増とかではないと思う。

にほんブログ村 教育ブログへ

「心のノート」の問題もそうだが、如何に形式張ったものを学校に強いて行くのかという点が文科省の方針にならなければいいなと思う。

小中学校で「徳育」の充実を 再生会議が一致(共同通信) - goo ニュース2007年3月27日(火)21:42
 政府の教育再生会議は27日午後、有識者の中核メンバーでつくる「運営委員会」を都内で開き、小中学校で道徳教育(徳育)を充実させる必要性があるとの認識で一致した。5月に予定する第2次報告の柱の一つとする方針だ。29日には首相官邸で、第1次報告後初めて安倍首相が出席する総会を開き、第2次報告に向けた今後の議論の方向性について協議する。

教育活動と教育事務

2007-03-28 22:41:03 | 教育
そういう言葉分けでいいのかわからないけれど、最近頭から離れないカテゴライズ。

学力テストのために学習対策を立てて実行する。
これは「教育事務」。

児童の実態に即して、課題設定や授業計画に変化をつけてやっていく。
これは「教育活動」。

管理職から、他の地域で「英語活動」をやっているからウチもやる。
そのための計画をマネでいいから作りなさい。
これは「教育事務」。

地域のコミュニティ内に手話のサークルがある。
保護者にも関わりの深い人がいる。
教員に手話活動をしていたり、学ぼうとしていたりする人がいる。
連絡をとってみよう。うまくプロデュースできるなら、総合的な学習の時間に組み入れてみよう。
これは「教育活動」。

少人数習熟度別だが、担当教員当たりの児童数に極端な偏りが出るのは周りから見ておかしいかもしれない。
クラスの人数は机の数以上に増えると移動が煩雑だ。
だから、クラス分けの時に、人数を制限しよう。
これは「事務」的な考え方。

どの子を中心にクラス編制をし、より個別に対応できるよう人数や習熟度わけをすべきか考えよう。
これが「教育活動」的な考え方。

にほんブログ村 教育ブログへ

事務も結果的に出て来るし、必要なものもあるのかもしれないが、それが主ではならないと思う。

教育活動を中心にすると、教員間の連携をとるため、密に打ち合わせやコミュニケーションをとらないとならない。

今、時間はないのが現場。

東京都は10年次研修で振り替えですね

2007-03-28 07:22:52 | 教育
中教審の答申を受けてということなのだろう。

1.内実の伴うもの。効果のあるもの。
2.実効性の伴うもの。
3.他の機関に無用な負担を強いるものでないこと。

これが課題となるだろう。

また、お役所主義で、単純にやりました程度の研修では、賛成している国民も、そういった無駄な時間を強いられる教員もなっとくしないだろう。
また、これにより異様に儲かる機関や身動きの取れなくなる機関が出れば、それはそれで問題になるだろう。

相当見通しのない決定だと私は思うので、よく経過を見て行きたい。

にほんブログ村 教育ブログへ

教員免許法改正案を閣議決定、30日に3法案提出へ(読売新聞) - goo ニュース2007年3月27日(火)23:09
 政府は27日、教育改革関連3法案のうち、教員免許更新制を2009年4月から導入するための教員免許法改正案を持ち回り閣議で決定した。
 学校教育法改正案と地方教育行政法改正案を合わせ、30日に国会提出する予定だ。

 公明党は27日の政調役員会で教員免許法改正案を了承したが、同日午後の文部科学部会では、残る2法案の了承を見送った。地方教育行政法改正案に盛り込まれた、私立学校への教委の関与に、「私立学校の独自性を損なう恐れがある」などと異論が出たためだ。この影響で学校教育法改正案の了承も遅れている。

 公明党は、28日に改めて部会を開く予定で、29日の与党の会合では最終的に了承される見通しだ。

プロ意識

2007-03-28 07:12:10 | 教育
3月から新規採用者が配属される学校に来ていい事になった。

いい加減なもので、どういう処遇をすべきか決まっていない。
いきおい、学習ボランティア的な扱いで学校に入る感じがせいぜいだろう。

実は、現任校にもそういう人がやってきた。

教育実習生か?と思えるような感じである。
「子どもと一緒に生活する」はそうであるが、子ども達に、「実は4月から先生として来る人なんだよ」とはいわず、学生ボランティア扱いなので、教師の心得的なものを指導するわけではない。
つまりは「お客様」。
ひどいのは授業時間が終わると帰ってしまう。(管理職がアホだから帰してしまう。)

にほんブログ村 教育ブログへ

ようやく春休みに入り、ゆっくり話をした。

「4月からどうするべきか?」という差し迫った話題を中心にすることになった。
が、具体的に話したくても生活時程で動いているわけでなし、授業を見せれるわけではなし、私などは異動前で、見せたい書籍群をしまってしまってやりにくい。

教室での経験が教育実習だけでは心もとないだろうから3月から来ているのに、ぜんぜんメリットを生かせていない制度だと思った。

いろいろ話してみるが、メモをとるわけではないし、きっと何とかなるとでも思っているのだろうか?
「もう自分で苦労してください」としかいいようがない気分になってきた。

でも、自分を振り返ってみて、仕方ないことなのかもしれないとも感じた。

校内のOJTがまったく機能しない中、初任を迎え、適当に過ごしたために次の学年で大ダメージをくらったあの経験。

自分の今があるのは、そこで辞めずに、血反吐を吐く想いで自助、自学、自力だけを頼りに再起をしたという自信だ。

思い直して、その初任者になるであろう人には自分のプロとしてのこだわりはどこにあり、今どこを努力しているのかを具体的に話しておいた。

土台教員の仕事を全て教えるなんてことは無理なのかもしれない。
あとはその人が考えるべき問題なのだろう。

まず一歩の労災認定

2007-03-28 06:53:45 | 教育
拙ブログ「まず人と金が必要」(2/25)で述べた記事の続編だ。

厚生労働省は、この件だけの対応に終わらず、現在の(少なくとも小児科)医者のおかれている状況について早急に調査と実態の公表、そしてどういう対応策を講じて行かなければいけないかを考えるべきだろう。
こういうことは繰り返してはならない。

前エントリにも書いたが、同時に、飛行機の整備士もそうすべきだろう。

記事が気になる人は、早く政治を変える方向で動くべきだし、自分の労働条件を振り返り、それを改善していく具体的な方策をあきらめずに考えることである。
だれも自分を救ってはくれないのだから。(今回の厚生労働省でさえである)

にほんブログ村 教育ブログへ

小児科医の過労自殺訴訟、厚労省が控訴断念 労災認定へ(朝日新聞) - goo ニュース2007年3月28日(水)06:16
 東京都内の民間病院に勤めていた小児科医、中原利郎さん(当時44)の自殺の労災認定を巡る訴訟で厚生労働省は27日、労災を認めなかった新宿労働基準監督署長の決定を取り消した東京地裁判決を受け入れ、控訴を断念する方針を固めた。宿直勤務が月8回に及ぶなど、判決が認めた過重労働による心的負担の大きさを覆すのは難しいと判断した。

 判決によると、中原医師が勤めていた立正佼成会付属佼成病院の小児科では医師の転職や退職が相次ぎ、中原医師の99年3月の勤務は宿直8回、休日出勤6回、24時間以上の連続勤務が7回で、休日は2日。宿直勤務も「疲労を回復し得る程度の睡眠を確保することは困難」として、「業務は精神疾患を発症させ得る程度の危険性を内在していた」と結論づけた。

漢字テストのふしぎ(Tokyo Video Fes)

2007-03-27 22:58:58 | 教育
漢字テストのふしぎという作品について、いつも声をかけていただいている今日さんから紹介がありました。

私もコメントを寄せてみました。

にほんブログ村 教育ブログへ

これを製作した「長野県梓川高校放送部」の皆さんは調査も含めて上手に行い、よい形に作り上げたなと思います。
拍手です。

教師は、こういった視点に対しても答えを追究してく姿勢が大切だと感じました。

飲み会

2007-03-27 22:50:14 | 教育
あえてカテゴリーを「教育」でメモリー。

前任校で学年を組んだK先生からの誘いで、よく使った店に飲みに行った。

K先生を囲む常連は皆前任校のOB&OG。
それから前任校の仲間。
今年の6年担任はそろって参加。
(この6年は、私がK先生と組んだときの子ども達)

Y先生登場。
サクッと夏の臨海教室の日程を告げた。
今年からは関係した子ども達はいない。
けれど、誘ってくれるなら、力として認めてくれるなら。
そう思って予定は開けてあった。
思わず「ありがとうございます。」という了承の返事をした。

今年の6年生の話も当然出た。
やはり前任校はすごい。
自分がその場にいられなかったことを悔やむ(でも、いても何の力にもならなかっただろう)ほど子ども達の状況は大変だった様子がうかがえた。
M先生の話に、酔ったせいもあったが、自然と涙が出た。

しかし、その場は、すぐにモードが切り替わる。

お互いの状況を報告し合いながら、助言、賞賛、激励を間髪入れずに行う。
そう。「ノミニケーション的共同」である。
これがあるから前任校は結束が強い。
しかも一人一人が鍛えられ、素晴らしい力を持っている。

私はアルコールを入れたのは半年ぶり。
しかも、身体は早寝パタンが出来上がっている私は、酒に負け、悪酔いしてしまった。
深夜まで続いた話には参加できずにバタンキュー。
情けない話。迷惑をかけてしまった。

にほんブログ村 教育ブログへ

次の日、用事があり、二日酔いの頭を抱えて前任校を尋ねた。

そこには、私のような者に、いろいろ話かけてくれる人がいた。
なんてフランクな学校だろう。

私もこの学校の出身なのだから、もっと頑張らなければならない。
そう思った。

私は勇気をもって異動することができそうだ。

レコ屋まわり

2007-03-25 06:48:08 | 音楽
Mobiさんのブログ、Mobi's Slow Life ver.02にコメントをしていたら、思い出が吹き出てきて、自分の方にもメモリーしておきたくなってしまった。

大学に入る前に助走が長かった。
いわゆるフリーターというヤツだた。

自分で稼いだものを何に投資していたかというと、映画と音楽だった。
鳴りのいいCDラジカセを入手し、日がな一日好きな音楽を聴いているだけで幸せだった。

ネットなんて無い時代だったから、もっぱら音楽雑誌や書籍、ラジオが情報の中心で、休日はレコ屋まわりを1日中続けたものだ。
食事を減らしてもCDだった。

大学時代は学費なども自身に降ってきたし、8mm映画のサークルに入ったり、研究のために専門書籍の購入で思うように入手できなかったが、セコ屋を覚え、時代遅れや古い名盤買いを続けたものだ。

大学を卒業し、私学の講師時代も給与の何割かはCDに消えた。
休日は輸入版、セコ屋まわり。
そのころには都内ではあきたらず、近県の都市部の店にまでわざわざ足を伸ばしていた。

割とジャケ買いは少なく、下調べしたものが中心だったが、「宵越しの銭は持たねえ」とばかりにレーベル買いでごっそり入手したり、気に入ったプロデューサーのものを一気に収集したりした。
当然、ハズレ的なものもあり、セコ屋に流すものも続出。

でも幸せだった。
買う時間も聴く時間も楽しかった。

つぶれてしまった店の何件かでは、日常会話を交わす店長も作る事ができた。
三鷹のパレード:何気に宣伝してあげている。でも、ここは小さいがいい店です。:の親父は、未だにばったり出くわすと挨拶くらいはするが・・・。)

カミさんと結婚して、子どもができて、正規職員になって、もうそんなことは出来ない(容易にはね)様子になってしまったが、文句を言われながら音楽ファンでいられる自分はラッキーだと思う。
(MTVなどを見られるからTVもケーブルにしてしまったのは我がままだが・・・。)

たまに近場や出張先でレコ屋に寄る。
ほしいブツが見つかると、昼飯代を切ってためたお金で買う。
帰宅後、こっそりというかひっそりと、何気に包みを破いて、素知らぬ顔でしまっておく。
そのうち、前から持っていましたよという顔で聴く。
(カミさんが首をかしげていないかを確かめながら・・・。)

聴く時間が減ったので、なかなか聴けないが、止められないなぁ。

にほんブログ村 教育ブログへ

ちなみに私の自慢は、大好きなMy Bloody Valentineのコレクション。

アナログは失念したが、未入手音源は、
アナログでIsn't Anythingについていたオマケトラック(これはCDだとBootになるので手に入れていない。ネットでmp3音源で入手できるから。)のEPと、
CurveのRemixEP(実は、これはとても欲しい。倍額出してもいい。)と、
LaLaLa Human Stepの舞台音楽くらいかな?

あ、最近出たKevinのStadioを利用したマイナーバンドの音源もないな・・・。

最初に作ったHPはMBVの情報交換が目的だった。(都内のマイナーなセコ屋をテーマにもしていた。)
大阪で同じ想いの人と知り合い、CDを交換したのもいい思い出だ。

全国学力テストシンポジウム

2007-03-24 23:42:14 | 教育
全国学力テストシンポジウムというのが行われるのだそうだ。
3/31(土)の午前中。東京は教育会館だそうだ。

しかし、すごいメンツだ。

やはりこの問題は重要だ。

昨今行われた学力テストで、すでに序列化は始まっていることが知られている。

これを利用されて学校間格差が生み出され、復旧し難い印象をもたれてしまった自治体、学校選択制の中の学校がある。
多分、その学校はあと何年もダメだろう。

ましてや、学力テストを学校内評価に活かして次年度の方針を練るの練らないのって話も足下が危ない。

にほんブログ村 教育ブログへ

教育委員全員一致で不参加を決めた犬山市が特異点になってしまう状況はこわい。