怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

管理職面接

2007-01-31 21:30:40 | 教育
いい加減な時期に設定されているのだが、教員の評定報告は2月の初旬くらいだから仕方がないのだろう。
(初任者の時は3月末までは試用期間と脅されたっけ。)

自己申告書に今年度の成果と課題を書き、5段階の自己評価を書く。
評価基準が出されていなかったのだが、今年度はなんとなく出てきた。
もちろん内容はナイヨウ。(オヤジギャグでスマソ)

因に全部自己評定5で出す強者もいる。
だけど全然そこに突っ込まないのは、その評定が形骸のものだということの証拠だ。
この書類はそういった意味で「捨て」である。
だーれも見ないから、管理職の突っ込みの道具でしかない。

アホくさいので今年度も適当に磨きをかけて提出済み。

なんにしても今回の面接はいかに流すかだ。
異動先の連絡はまだまだ先だし、話すことなんて何もない。
(たぶん相手もわかっているだろうからサクッと終わるだろう。)

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「管理職も評定がされ、管理統制が厳しくなり、つらい立場だから・・・」なんて言う人もいるが、なりたくてなった人なのだから、そんな感情を下の者である私が受け止める気はない。
(頭を下げて来るなら別だけれどね。)

最近思うのだが、学校を経営する側の人間が組織を利用することしか考えなくなりつつある。
組織を思うだとか育てるだとかいう面倒なことを投げつつある。
だから下の者は生き抜くために狡猾に、そして地道に子どもと保護者を取り込まなくてはならない。
対立していくのではなく、つかまらない隠れ蓑として。

Windows Vistaの呪縛

2007-01-31 00:58:12 | 戯言
所詮ウィンドウズを使う連中ってのは依存症なんだよね。
抜け出てみる視点を持てない、持つ余裕がない。

たまに管理職や自称情報通のヤツから「Macはねぇ」なんて言われるとカチンとくる。
でも、世間知らずの自民党支持者みたいなもので、自分の存在が悪だと気づいていないのは腹が立つが、「馬鹿はうつる」と五味太郎の言葉もあるのでハイハイと流すようにしている。

これもたまに「パソコンを買いたいのだけれど・・・」という相談を持ちかけられる機会がある。
ウィルス対策とバージョンアップへの投資ができるのならばDELLでも買うといいと伝えている。
(腐ったメーカーの富士通はやめておけとも言っている。NECもあんまりよくないとも。)

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しかし、WinXPは使用期限が伸びたのね。
でも、切り捨てメーカーであることには変わりないのだよ。
次回はこれも伝える内容の一つに加えたい。

(以下引用)
ウィンドウズ:業界団体がビスタ非難 「ネット支配戦略の第一歩」(infostand) - goo ニュース2007年1月29日(月)21:46

 相互運用性の向上に取り組むIT業界団体「欧州インターオペラブル・システムズ委員会」(ECIS)は26日(ベルギー時間)、米マイクロソフトのウィンドウズ・ビスタについて「市場支配をインターネットに拡大する戦略の第一歩だ」と非難する声明を発表した。

 ECISは、米アドビシステムズ、米IBM、米サン・マイクロシステムズ、フィンランドのノキアなどが参加している団体。同団体は、欧州委員会(EC)が04年3月に違法と判断したのと全く同様な行為がビスタで行われており、同社のクローズドな標準のネットへの拡大を狙うものだとしている。

 例として、▽マイクロソフトが策定したウェブページ制作のためのマークアップ言語「XAML」が、ウィンドウズ依存でクロスプラットフォーム対応でない▽ビスタと「オフィス2007」で採用した文書ファイル形式「OOXML」がウィンドウズ依存の独自形式で、ISOに承認されたオープンな文書ファイル形式「ODF」を閉め出す――としている。

発達障害への偏見助長と言ってみるTMレベル

2007-01-30 00:16:32 | 教育
おいおい。「障害者自立『阻害』法」コンビが何を言うか?
またやらせか?
そいう文句の付け方だと疑うよ。
だいたい教育再生会議報告の何を理解しているのだろう。
変な噛み付き方をしてみせて、議論が与党内でもあるようなフリはミエミエだよ。

しかし、山谷は鬼婆さながらだな。
話にならん偏見の持ち主だが、情のかけらもない態度なのだな。
そう思っていたけれどね。

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教育再生会議報告に「発達障害への偏見助長」と抗議(朝日新聞) - goo ニュース2007年1月29日(月)19:19

 自民党の尾辻秀久元厚労相、公明党の福島豊衆院議員らは29日、政府の教育再生会議がまとめた第1次報告書について、「発達障害の子どもへの偏見を助長しかねない表現がある」として説明を求める公開質問状を、同会議の野依良治座長あてに提出した。

 尾辻氏らが問題にしているのは、報告書の「いじめている子どもや暴力をふるう子どもには厳しく対処する」という提言中で、「いじめがLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、アスペルガー症候群や虐待による行動でないかなど、問題行動の背景に十分注意する必要がある」とした部分。

 「報告書の中には、障害児教育について一切記述がないにもかかわらず、この部分でだけ発達障害について触れると、障害児がいじめの加害者になる可能性が高いと一般の人びとから誤解される」として、表現の訂正などを求めている。

 対応した再生会議担当の山谷えり子首相補佐官は「表現は偏見に基づくものではなく、発達障害の子どもへの十分な配慮を求めたもの」として、訂正に応じるのは困難との考えを示した。

カリスマ教師の行く末の一つ

2007-01-29 21:32:18 | 教育
「カリスマ」英語先生、関西大教授に 田尻悟郎教諭(asahi.com)2007年01月29日20時17分

>ユニークな英語教育を実践し、「カリスマ英語教師」とも呼ばれる島根県東出雲町立東出雲中学校の田尻悟郎教諭(48)が、4月から関西大学(大阪府吹田市)外国語教育研究機構の教授に転身する。
>関西大が29日発表した。
>中学校は3月末で退職、大学では英語教育の講義や教師への研修などを担当するという。

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以前、NHKの番組でも紹介されていた教員だ。
第二の蔭山になるのだろうか?

たぶんそうではないような気もするが、そんなものになるかもしれない。
実践的を追求している形としては、私はかなりオーソドックスなイメージをもっている。

カリスマは有名無名問わず多くいる。

課題はそういった人たちの実践が共通理解されていくことだろう。
そしてその実践がだれにも浸透していける可変性、柔軟性をもっていることも大事だろう。

こういった人の教育実践が単なる理念や思想、あるいはアイコン化になってしまわないことは大事だと思う。

ましてや義家氏のように人間性が透けて見えるような形になってしまわないといけない。

興ざめは最悪だが、そうならないでほしいと思っている。

共感力(新日本出版社)大和久勝2007.01.25

2007-01-29 07:40:00 | 教育書
全国生活指導研究会の公開講座に参加したときに入手。

教育エッセイとよびたいほどの読みやすい書。
1時間ほどで読めた。

大和久先生の実践記録から呼び起こされるエピソードと文章の分かりやすさが具体的に「共感」を物語ってくれる。
たぶん意識はされていないように思うのだが、どちらかというとベテランよりも新人むけだと感じた。

タイトルの「共感力」も、特別な定義付けをもって用いているようには感じられなかった。
この点は、某斉藤なんちゃら先生のような「軽さ」を覚えてちょっと嫌な感じ。

でも、教師が遭遇する様々な子どもとの、時に困難に見える、出会いと出会い直しの瞬間を語ってくれており、暖かく、そして現実味たっぷりな事例集として捉えるのであれば、この本に出会えた事を喜びと感じる人は多いだろう。
昨今の無機質な管理統制教育界への明らかなカウンターなのだが、それを感じさせないドラマ性が教育書としての普遍性を獲得しているようにも感じた。(そうでもないか?)
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同時に購入した
「ADHD」の子どもと生きる教室(同出版社)
の方に(も)期待かな?

昨今の時事ネタに対する姿勢を示した文章はよい。

かわさない

2007-01-28 21:28:59 | 教育
「かわす」については書いた。

が、一方で違和感が消えない。

みんなで「かわす」をし合っていたらどうなるのだろう。

そこに高次元のコミュニケーションは存在し得るかもしれないが、空中戦になってしまい、疲れてしまわないだろうか。
同じ目線でコミュニケーションをとることができなくなってしまわないだろうか。

シャレのわからない鈍臭い私だけに不安になる。
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だから「鈍臭い」のだろうけれど。

かわす

2007-01-27 22:04:36 | 教育
全国生活指導研究会の公開講座で気になった用語を記憶したい。

「かわす」

特に笑って、シャレとして、見て見ぬ振りをして、しかし狙いをもって「かわす」。

教師集団の中でも、管理職との関係でも、子どもとの関係でも、いずれでも必要で有効な方法。

私には「管理職との関係」や「教師集団の中」のそれが今ひとつぎこちないのだ。

これからの私自身の課題だ。そう思った。
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全国生活指導研究会の公開講座

2007-01-27 21:42:06 | 教育
期待に胸膨らませて出席してきまた。
しおちゃんマンも見た!(って、別に見た見ないが問題なのではないが、ミーハー気で。)
自分でも体育会系と言っていたけれど、がっしりした感じで、確かに地球防衛軍に所属してウルトラマンになりそうな、いい感じの人だった。
話も主張が明確でわかりやすかった。
生活指導誌も年間購読を申し込めたし、午前中の照本先生の話は有益だった。
当初の目的はほぼ達したように思う。

やっぱり外のコミュニティに触れることは大事だなと感じた。
鬱々と現場にいると、自信のない自分が更にドローンダウンして自滅してしまう。
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教師教育改革のゆくえ(創風社)2006.12

2007-01-27 00:28:04 | 教育書
著者ではなく編集は東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センターである。
(長いのでタイトルからは省いた。)

まだ未読だ。
ひょんなことで入手できたので、その経緯をメモっておく。

職員室の管理職の机にのっていた。
そばには包み紙がやぶかれ、開いたけれど興味も無く放っておかれたような感じだった。
私はNAKATUMAのBLOGの中妻さんが書いている部分があることを知っていたし、入手して読んでみる予定だったので、思いつきで行動にでた。

副校長「ん?何読んでるの?」
yo「あ、すいません。ここに置いてあったもので。」
(わざとらしく管理職の机の前で立ち読みをしていた。)
副校長「ん?なんだい?それ?」
yo「え?これですよ。(本の表紙を見せながら)大学から同窓会経由ででも送られてきたのですか?」
副校長「さあな。」
yo「私の知っている人も書いているので、ちょっと読みたかったのです。すいません。じゃまして。」
(と、未決書類の積まれる机に置くそぶりをする。)
副校長「・・・いいよ。もっていきな。おれは読まないし。」

そうくると思っていた。

で、ただで入手。

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多分、執筆者の一人が、私の所属自治体の指導室上がりで、かつ母校つながりがあって送付されたものだろう。
私は、ときたまこういう書籍が学校に届けられ、どこかのロッカーにしまいこまれて死蔵されてしまうことを知っていた。
役得というものだろう。
これでこの学校から入手した本は3冊になる。
今回が一番のヒットかもしれない。

教育再生「民間」会議

2007-01-26 07:02:46 | 教育
そんなものがあるのか・・・。
中身は不詳だが、効果的なカウンターになってほしいものだと願うばかり。
ただ、偏ったイデオロギーをベースにした文化人のサロンにならないでほしいなとも思う。
真剣味は伝わるので、途中経過を見るのを待ちたい。

しかし、もっと大きく報道されてもいいのじゃない?
毎日は貢献したけれども・・・。

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(以下引用)

教育再生民間会議:元最高検検事堀田氏らが提言発表(1月25日9時52分配信:毎日新聞)

 教育再生を民間から提言して広く論議してもらおうと、元最高検検事の堀田力・さわやか福祉財団理事長ら4人が24日、「子どもたちをのびのびと育てるための『教育再生民間会議』提言」を発表した。ゆとり教育の見直しを掲げた政府の教育再生会議とは対照的に、提言では「ゆとり教育は知識偏重(の教育)を改めるものだ」として、ゆとり教育の象徴でもある「総合学習」の充実などを訴えている。
 民間会議は堀田氏のほか、脚本家の小山内美江子氏▽NPOチャイルドライン支援センター代表理事で俳優の牟田悌三氏▽文教大教授の嶋野道弘氏の計4人が設立した。従来、総合学習の時間が「子どもたちの人間力を高める効果を上げている」などと訴えてきた。
 今回は、政府の教育再生会議の第1次報告発表にあわせ、「新しい教育の基本的な姿」「親の教育」など計4章15ページの提言を行った。堀田氏は「教育再生会議の報告書は子どもの心を全く知らない頑固おやじがヒステリーを起こしている感じだ。ゆとり教育の否定などは管理教育の発想であり、子どもたちの健全な発達を阻害すると危機感を持っている。もっとのびのびとした教育が必要だ」と話した。今後は、さわやか福祉財団のホームページ上で賛同者を募る。また、同提言を教育再生会議に提出する予定。【高山純二】

小学校英語の課題点を一つ

2007-01-25 21:28:50 | 教育
[英語レポート]小学校英語は今「小学校英語・必修化の課題」
[英語学習][Benesse教育研究開発センター]


>「子どもの積極性」以外はすべて不足?

つまりはハード面もソフト面も、さらにメンタルも、学校・教師側の準備は整っていないということか・・・。

>教員研修が最大の課題か?

つまりは英語を教える技術的な課題さえクリアされていない状況が現場の不安を煽っているということか・・・。

まずは「事実age一つ」という感じか・・・。

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「英語英語」って、だれが言い出したのだろう。
ポジティブリストや一部の偏った国際化推進者が拡声器になったことは事実だろう。
某K党などは強烈な推進派だった。

本来、教材として見れば、英語というのはそれなりに魅力があったはずだし、よりよい学びを構築する可能性があった。

そういった理解をしている人たちを知っているだけに、政治的にごり押しで導入された「英語」を見るにつけ、
「利用されただけだね。」
とクールに言い放ちたくなる気持ちを抑えなければいけない。

課題というレベルでのベネッセ報告だが、私は教育問題だと思っている。

ブルー&ホワイト教員

2007-01-25 05:50:30 | 教育
人からの伝聞なので不確かだが、子度向けの職業紹介の本に、教員という道は二つに分かれているのだとかかれていたそうだ。

一つは、管理職を目指す方向。
もう一つは定年まで平の教員。

ま、そうかな。とは思う。

で、やっぱり私は教員としてはブルーカラーを選ぶのだろうと思った。
ホワイトカラーでやっていける自信はないし、そんな厳しい人にはなれそうにない。

「ブラックジャックによろしく」というマンガがあるが、医療現場でも出世するというのは権威をまとい、支配的な立場につくということらしい。

私は不良でブルーカラー指向が強い。

ま、それだけの話だ。
これからも適当にやっていきたい。
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見守るということ

2007-01-24 15:44:44 | 教育
「子どもとよりそう」なんて表現もある。
私もよく使うし、そうありたいと思う。

今さらながらだが、実際に言うのとやるのでは程度がちがうというか、感触がちがう。
うまく言えないが、教員ならば共有できる感覚だと思う。

そんなことと同意だし、重なりが大きいのだが、低学年をもって思うのは、「見守る」ということ。

放任ではなく、干渉するのではなく、彼らが何を見ているのかを熟考しながら傍にいてやることは大事だなということ。

つまり、より具体的な表現で言い表している気がする。

子どもが泣きながら教室に帰ってくる。
傍に行き、何があったのか、その子なりのペースで聞いてやる。
話せるよう落ち着かせ、それとなく促してやる。
別にそのとき解決しなくても、それなりの形に収まっていくので、あとは様子を見守るだけでもいい。
もし、そのときに、その子が泣いた原因があれば、そこへの対応をしてもいいのだが、待つと、少しずつ解決へ転がっていく。
それもまた見守ってやるといい。

そんなことが多いなと思う。
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一般教養

2007-01-23 06:34:20 | 戯言
都教委は07年度から教員採用時に一般教養の試験を廃止するのだそうだ。
小学校の水泳やピアノも試験がなくなるのだそうだ。

他にもそういった自治体はあるのだそうだが、知らなかった。

しかし、「人物重視」が目的だそうで、それがそんなことで実現可能になるのかは見通しが暗いなと思った。

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これから教員世界は若手攻勢は止まないだろうし(2007年問題)、採用の形式は簡略化されていくだろうし、採用後のへんな縛りはキツいくせに(初任研から4年次研修、そして教師塾)、その内実はともなわなかったり、金が充分に出ていなかったりする。

やはり見通しは暗い中での暗い話なのかもしれない。

何が解決されるわけではなさそう。

一般教養の中身とは別にね。