ま、教員のものではないはね。
そういった意味では、校長の「職務命令」という権限を守ったという意味では肯定される判決なのだろう。
そして、たぶん、判決によるならば、式は教委のものということになるだろう。
子どもでも、保護者でもないね。
「テープで間に合うではないか?」という意見も目にしたことがあるが、それも教委は「式のガイドライン」のようなものを管理職宛に下達しているから、絶対あり得ない。
教委による式中の教員監視体制などの異常性を見ると、絶対である。
自ら火中の栗を拾うような管理職は当世皆無だろう。
今やコンビニのように、企画統一された式が管理統制されて行われるのが公立の「式」ということになる。
だから、会場(となる、例えば体育館などの場所)内はその統制、規制の縛りが守られるだろうが、そこを離れると(例えば在校生による見送りの花のアーチなど)自由な空気が在るような形がしばらく続くだろう。
兄や姉を何年か前に卒業させた親なら、弟の卒業式などがそうなっていることを簡単に確認できると思う。
もちろん、それ以前に、その学校が自由な空気に包まれ、卒業式が学校側の配慮による手作りの式であることが前提だが・・・。
(前の式が良いと感じるなら、少なくとも石原都知事を辞めさせることである。)
そして会場の外にもいずれ規制がかかるようになると・・・。
君が代伴奏命令「合憲」 拒否教諭、敗訴確定 最高裁が初判断(産経新聞) - goo ニュース2007年2月28日(水)03:08
東京都日野市立小学校の入学式で「君が代」のピアノ伴奏を拒否して戒告処分を受けた音楽教諭の女性(53)が、「校長の職務命令(伴奏指示)は思想、良心の自由を侵害するもので憲法違反」として処分取り消しを求めた行政訴訟の上告審判決が27日、最高裁第3小法廷であった。那須弘平裁判長は職務命令について「思想および良心の自由を定めた憲法19条に反するとはいえない」との初判断を示した上で女性教諭側の上告を棄却した。女性教諭の訴えを退けた2審・東京高裁判決が確定した。
1審・東京地裁と2審の判決などによると、女性教諭は平成11年4月、入学式で校長から「君が代」のピアノ伴奏を指示されたが拒否。東京都教育委員会は同年6月、地方公務員法違反(職務命令違反、信用失墜行為)に該当するとして戒告処分とした。
那須裁判長は判決理由で、女性が「君が代」が過去の日本のアジア侵略と結びついているとの思想を持っていることに絡み、「ピアノ伴奏を拒否することは女性にとっては歴史観ないし世界観に基づく一つの選択ではあろうが、一般的には不可分に結びつくものということはできない」と指摘。ピアノ伴奏の職務命令について「特定の思想を持つことを強制したり、児童に対して一方的な思想や理念を教え込むことを強制したりするものではない」と判示した。
さらに「入学式等において音楽専科の教諭によるピアノ伴奏で国歌斉唱を行うことは、学習指導要領などの趣旨にかなうものであり、本件職務命令はその目的および内容において不合理であるとはいえない」とした。
判決は5人の裁判官のうち、4人の裁判官一致の意見。藤田宙靖裁判官は「『思想および良心』とは正確にどのような内容であるかについてさらに詳細な検討を加える必要がある」との反対意見を付けた。
しかし、この強制行為が計画的、作為的なのは、事件において伴奏テープが用意されており、ピアノ伴奏が行われなかった10秒程度後にそれが流されたのだそうだ。
起こるべくして起こった事件。
エグイ管理職だ。
こんなヤツのもとで、肩肘はっていた音楽教員は哀れだ。
そういった意味では、校長の「職務命令」という権限を守ったという意味では肯定される判決なのだろう。
そして、たぶん、判決によるならば、式は教委のものということになるだろう。
子どもでも、保護者でもないね。
「テープで間に合うではないか?」という意見も目にしたことがあるが、それも教委は「式のガイドライン」のようなものを管理職宛に下達しているから、絶対あり得ない。
教委による式中の教員監視体制などの異常性を見ると、絶対である。
自ら火中の栗を拾うような管理職は当世皆無だろう。
今やコンビニのように、企画統一された式が管理統制されて行われるのが公立の「式」ということになる。
だから、会場(となる、例えば体育館などの場所)内はその統制、規制の縛りが守られるだろうが、そこを離れると(例えば在校生による見送りの花のアーチなど)自由な空気が在るような形がしばらく続くだろう。
兄や姉を何年か前に卒業させた親なら、弟の卒業式などがそうなっていることを簡単に確認できると思う。
もちろん、それ以前に、その学校が自由な空気に包まれ、卒業式が学校側の配慮による手作りの式であることが前提だが・・・。
(前の式が良いと感じるなら、少なくとも石原都知事を辞めさせることである。)
そして会場の外にもいずれ規制がかかるようになると・・・。
君が代伴奏命令「合憲」 拒否教諭、敗訴確定 最高裁が初判断(産経新聞) - goo ニュース2007年2月28日(水)03:08
東京都日野市立小学校の入学式で「君が代」のピアノ伴奏を拒否して戒告処分を受けた音楽教諭の女性(53)が、「校長の職務命令(伴奏指示)は思想、良心の自由を侵害するもので憲法違反」として処分取り消しを求めた行政訴訟の上告審判決が27日、最高裁第3小法廷であった。那須弘平裁判長は職務命令について「思想および良心の自由を定めた憲法19条に反するとはいえない」との初判断を示した上で女性教諭側の上告を棄却した。女性教諭の訴えを退けた2審・東京高裁判決が確定した。
1審・東京地裁と2審の判決などによると、女性教諭は平成11年4月、入学式で校長から「君が代」のピアノ伴奏を指示されたが拒否。東京都教育委員会は同年6月、地方公務員法違反(職務命令違反、信用失墜行為)に該当するとして戒告処分とした。
那須裁判長は判決理由で、女性が「君が代」が過去の日本のアジア侵略と結びついているとの思想を持っていることに絡み、「ピアノ伴奏を拒否することは女性にとっては歴史観ないし世界観に基づく一つの選択ではあろうが、一般的には不可分に結びつくものということはできない」と指摘。ピアノ伴奏の職務命令について「特定の思想を持つことを強制したり、児童に対して一方的な思想や理念を教え込むことを強制したりするものではない」と判示した。
さらに「入学式等において音楽専科の教諭によるピアノ伴奏で国歌斉唱を行うことは、学習指導要領などの趣旨にかなうものであり、本件職務命令はその目的および内容において不合理であるとはいえない」とした。
判決は5人の裁判官のうち、4人の裁判官一致の意見。藤田宙靖裁判官は「『思想および良心』とは正確にどのような内容であるかについてさらに詳細な検討を加える必要がある」との反対意見を付けた。
しかし、この強制行為が計画的、作為的なのは、事件において伴奏テープが用意されており、ピアノ伴奏が行われなかった10秒程度後にそれが流されたのだそうだ。
起こるべくして起こった事件。
エグイ管理職だ。
こんなヤツのもとで、肩肘はっていた音楽教員は哀れだ。