怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

レコ屋まわり

2007-03-25 06:48:08 | 音楽
Mobiさんのブログ、Mobi's Slow Life ver.02にコメントをしていたら、思い出が吹き出てきて、自分の方にもメモリーしておきたくなってしまった。

大学に入る前に助走が長かった。
いわゆるフリーターというヤツだた。

自分で稼いだものを何に投資していたかというと、映画と音楽だった。
鳴りのいいCDラジカセを入手し、日がな一日好きな音楽を聴いているだけで幸せだった。

ネットなんて無い時代だったから、もっぱら音楽雑誌や書籍、ラジオが情報の中心で、休日はレコ屋まわりを1日中続けたものだ。
食事を減らしてもCDだった。

大学時代は学費なども自身に降ってきたし、8mm映画のサークルに入ったり、研究のために専門書籍の購入で思うように入手できなかったが、セコ屋を覚え、時代遅れや古い名盤買いを続けたものだ。

大学を卒業し、私学の講師時代も給与の何割かはCDに消えた。
休日は輸入版、セコ屋まわり。
そのころには都内ではあきたらず、近県の都市部の店にまでわざわざ足を伸ばしていた。

割とジャケ買いは少なく、下調べしたものが中心だったが、「宵越しの銭は持たねえ」とばかりにレーベル買いでごっそり入手したり、気に入ったプロデューサーのものを一気に収集したりした。
当然、ハズレ的なものもあり、セコ屋に流すものも続出。

でも幸せだった。
買う時間も聴く時間も楽しかった。

つぶれてしまった店の何件かでは、日常会話を交わす店長も作る事ができた。
三鷹のパレード:何気に宣伝してあげている。でも、ここは小さいがいい店です。:の親父は、未だにばったり出くわすと挨拶くらいはするが・・・。)

カミさんと結婚して、子どもができて、正規職員になって、もうそんなことは出来ない(容易にはね)様子になってしまったが、文句を言われながら音楽ファンでいられる自分はラッキーだと思う。
(MTVなどを見られるからTVもケーブルにしてしまったのは我がままだが・・・。)

たまに近場や出張先でレコ屋に寄る。
ほしいブツが見つかると、昼飯代を切ってためたお金で買う。
帰宅後、こっそりというかひっそりと、何気に包みを破いて、素知らぬ顔でしまっておく。
そのうち、前から持っていましたよという顔で聴く。
(カミさんが首をかしげていないかを確かめながら・・・。)

聴く時間が減ったので、なかなか聴けないが、止められないなぁ。

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ちなみに私の自慢は、大好きなMy Bloody Valentineのコレクション。

アナログは失念したが、未入手音源は、
アナログでIsn't Anythingについていたオマケトラック(これはCDだとBootになるので手に入れていない。ネットでmp3音源で入手できるから。)のEPと、
CurveのRemixEP(実は、これはとても欲しい。倍額出してもいい。)と、
LaLaLa Human Stepの舞台音楽くらいかな?

あ、最近出たKevinのStadioを利用したマイナーバンドの音源もないな・・・。

最初に作ったHPはMBVの情報交換が目的だった。(都内のマイナーなセコ屋をテーマにもしていた。)
大阪で同じ想いの人と知り合い、CDを交換したのもいい思い出だ。