怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

(人に言える程度の)今年の個人的事件ベスト発表

2005-12-31 02:00:29 | 戯言
本に続いて(悪のりだが)月並みの今年のマイベストニュース。

ベスト5:バンドぽい活動
長男の保育園保護者会つながりでスタジオ遊びに興じる。
エレキギターを新調し、エフェクターも買い、大学時代の付き合いでギターの師匠もでき、学校でも音楽会の職員演奏につながった。
ヘタの横好きだが、来年も練習していきたい。

ベスト4:幼なじみとのネットを通じての再会
ネットでなにげなく、「そういえば昔、同じ名前(苗字は異なる)のベースギター弾きがいたな。」と検索。
なんと、とあるバンドで活動をしていた。
さっそく連絡をとり、忙しい中、なんとか時間を合わせてライブで再会を果たした。
ネットというものが、こんなにやっていてよかったと思ったことはなかった。

ベスト3:高校の恩師とのネットでの再会
2匹目のドジョウ。
同じくネット検索。
なんと「生活教育」の編集などにも携わっていました。
子安先生とのつながりもこんなところから。
今は教員ではないのですが、とても影響を受けていると感じます。

ベスト2:義母の死
今年は命のつながりを切実に感じました。
私の手を握り返して息をひきとった義母の生き様は、鮮烈に記憶に残りました。

ベスト1:妻の双子妊娠
義母の死とセットです。
長男が生まれる直前に、私の祖母が亡くなったことと重なります。
ただ、この子ども達が、私と妻の大きな希望になったことは、やはり今年の出来事のベスト・オブ・ベストです。

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今年もよく読んだなぁ。書籍のマイベスト。

2005-12-30 22:44:19 | 教育書
ざっと読んだ本の冊数を数えて、昨年と同等の50冊以上は読めているようだ。
三桁は夢かな?(でも挑戦しつづけるぞ!)

さて、月並みだが・・・読んだ本のマイベスト。

やっぱり今年最大の収穫は全生研の書籍にふれたこと。
2冊になってしまうのだが、今年のベスト・オブ・ベストにしておきたい。
「子どもとつくる対話の教育(山吹書店)鈴木和夫著」
「子ども集団づくり入門(明治図書)全生研常任委員会著」
この2冊は大きい出会いになった。
キーワードは「対話」。
今までの私が「教育技術」に目を奪われ、実は「力をつけた」とか「自信になった」とか思っていたのは幻想で、以外に知らず知らずそんなヤツがはまる罠にはまっていたことを気付かされ、目から鱗というよりは、第三の目をすえられたような気分である。

教育施策を考えるに当たってのベスト。
読みがいがあって、これからの足場になったものとして特筆したいのが、
「義務教育を問いなおす(ちくま新書)藤田英典著」
激動の教育改革の時代にあって、即応性もよく、つまらない時流に溺れずに、一教師として、どういう指針をもてばよいのかを考える基盤になった。
こういう本があると、つまらないお上の施策を受けても、粘り強く対応していける気がする。
(まだまだ捨てたものでない。こういう人がいるのだから。)

気楽に人にすすめられるものとして、ポピュラー賞を。
「<教育力>をみがく(寺子屋新書)家本芳郎著」
は、今年受け持った教育実習生にすすめた本。これも教育技術的なものに留まらない内容だった。

思想的刺激のベストには、発刊は少し古くなるが、
「デモクラシーの冒険(集英社新書)姜 尚中/テッサ・モーリス‐スズキ共著」
は子安先生との出会いを含めて感慨深い。今年の選挙も忘れられないセットになった。

マンガ部門は、
「夕凪の街 桜の国(双葉社)こうの史代」
をあげておくのが妥当かなと思う。
「今年の!」という意味合いなので、実際に、今年読んで刺激・娯楽の両面を満たしたかと言えば、ちょっと違うが、タイミングということだ。

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漢字学習「読み」優先の弊害(マスコミの不見識)

2005-12-30 17:10:56 | 教育
1日に複数のエントリーは避けてきたのだが、頭にきたので書く。

漢字けない中学生 正答3割弱 「読み」優先の弊害(yahoo!ニュース)

このニュースはなんだ?
マスコミのまた一方的な言論暴力だ。
ニュース元は産經新聞。
さもありなんだ。ベネッセの情報丸飲みでいいのか?
「読み」優先がなぜ行われたのかを分かっているのだろうか。
週5日制で時数削減のあおりを受けている教科学習。
国語も例外ではない。
だいたい学習漢字数なんて、増えたことはあっても減ったことはない。

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問題にすべきは文科省の見通しなき施策の繰り返しによる現場の混乱だ。
事実、文科省が「基礎基本の徹底」なんていい出す前から、「これはたいへんだ」と、現場では「漢字の書き」の定着に力を入れるよう自己修正をしてきている人が多いのだ。

さて、一方で今回用いられたテストについて。
まず時期が1学期中だということ。
つまり、おそらく漢字の定着がされていない時期に行われているハズ。
このことはこのテストの実施上の問題があるように思う。
続いて問題内容。(以下に記事から引用する)
【特に正答率が低かった問題例】
・水中で□息(ちっそく)しそうになる→窒〈1年0.4%〉
・□(よい)の明星→宵〈1年0%〉
・仲間から□外(そがい)される→疎〈1年0.8%〉
・強風のため□行(じょこう)運転→徐〈1年0.8%〉
・野球チームの監□(かんとく)をする→督〈1年0% 2年2.3%〉
・ホウレンソウを一□(いちわ)ゆでる→把〈1年0% 2年0.4%〉
・□下(のきした)で雨をしのぐ→軒〈1年0.4% 2年2%〉
(引用終わり)
果たして普段使われ、応用範囲の多い言葉なのだろうか?
百歩譲って100%習得すべき漢字なのかもしれないとしよう。
10年前の子どもでも得点が少ない漢字であったらどうするのであろうか。
だいたい「弔辞」「謹んで」「迅速」「卸値」「快諾」『諮問』「詐欺」「傍観」などは、大人でも書き取りの得点率が悪そうだが・・・。

最後に、国語教科の現状についてもふれておきたい。
国語の教科書が、「情報化社会」の現実を見据えた結果なのか、「情報伝達」に偏っていることは多くの識者が指摘している。
豊かな読みをする時間のないカリキュラム構成で、単なるユニットとしての言葉では、「漢字」を学習する上でも、学習の「厚み」がなくなってきているのではないだろうか。
そして、ダウンスパイラル的に子どもの国語への学習意欲は失われてきているような気がする。
私の担任する子ども達には部首解説や言葉の用いられ方、語感などを含めてじっくり「漢字学習」を行っている。
子ども達も「言葉」への興味が増し、よく言葉の意味や漢字の成り立ちを理解しようとする意欲を継続している。
「漢字学習」離れを食い止めたいのならば、「豊かな学び」を取り戻すことが先決だと、私はそう思う。

When I'm Gone(EMINEM)

2005-12-30 08:33:07 | 音楽
RAPミュージックは耳になじまず、正直、MCハマーの時代もPublic Enemyの時代もビュースティ・ボーイズの時代も、「すげえな」「ボディにくるな」「メッセージが強烈」ぐらいに受け取れたもののはまれなかった。
今でもダンサブルな傾向のものや、なんかどうでもいい内容だな的のRAP系ミュージックはゴメンである。
The Rootsのどのような硬派な方がまだいい。ウータン・クラン、DJ Shadow、まあ、少しは聴いたものもあるな。
でも、やっぱ身体に合わない。
日本人のものは真似事にすぎず、「最低!」としか思わなかった。

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そんな風に思っていたのだが、先日、MTVか何かで、日本語の字幕(しかも縦書き)入のこの曲のPVを見て驚いた。
2000年最大のヒールとか呼ばれていながら、悪ガキ兄ちゃんだと思っていたEMINEM。
この曲は我が心情に響いた。

子どもを大事しなくちゃね。
そう思った。
いや、それだけなのだが、すごく響いたのである。つまりは感動したのである。

RAPが、フォークミュージックなどのそれに比してさえ、いいストーリーテリングの方法なのだと確認できただけで、素晴らしい成果と受け取れた。

現職のまま教育系大学院へ

2005-12-29 08:19:16 | 教育
そういう道もあるのか・・・知らなかった。
現職が休職していくのかと思っていた。
あるいは夜間を利用して行くのかと思っていた。

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自治体に認められれば身分だけでなく、給与もそのままで大学院へいけるのか。
そんなことが最近わかった。
我が東京都は来年度4人の認可が出ているそうだ。
みな関東以外の教育系大学の大学院へ行く。
しかし、関東の方では2年間の院生生活は認められていないそうだ。
(これはどういうシステムなのか理解に苦しむ。)

現職にあっては、大学時代とは違い、より現場に密着した形でいろいろなテーマが生み出されることも多い。
そういった意味で、この4人はうらやましい。
ただ、テーマ自体は、その大学院でとりあげ、扱いやすい内容であるかどうかは難しい問題だとは思う。
(この点は、院に行った教諭が孤軍奮闘しなければダメだろうが)

一方で、この4人の中に主幹にしてM教諭という人が含まれるという噂を聞いた。
受け入れる側の院もいろいろ悩みは大きいのかもしれない。
また、こういった逃げ口を教育委員側がもっているとしたら大問題だ。

管理職登用・要請について

2005-12-28 00:03:39 | 戯言
いわゆる鍋ぶた組織構造のピンである校長をモデルに考えたい。
その育成として、現職教諭から選抜するのと、民間などから登用するのとどう違うだろう。

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前者のメリットは「現場を理解し、精通しているため、リードをとるときにフィードバックを生かすことしやすい。」「同じ理由で、マネージメントのイメージがつけやすい。」などの短・中期的見通しの面、「後続の育成がしやすい。」などの経験が生きる面があげられるのではないだろうか。
後者においては「教育界の視点でないという意味で経営的に斬新さが期待できる。」といったある種のヘゲモニーチックなところだろうか。
デメリットはそれぞれの裏返しになる。

さて、「学校経営」のエキスパートを大学機関等で育成するという方法もある。
こうなれば、上記の二つのメリットはある程度「いいとこどり」が期待できそうだ。
ところが、現場経験のないものを登用するのは、実績がなく、その人の資質を判断する材料が乏しいため、難しさがともなうだろうし、それをできるお役所機関が存在しないし、将来的にできるとも思えない。

しかし、こういったことも含めて、人事方法を刷新でもしないと、現在の文科省・中教審の望む教育改革はできないのではないだろうか。
サッチャー式の「口は出すが金は出さない」の中教審なのだから、せめて人材くらいは育成や適正配置を考えないとクリアできない問題は多いハズ。
そんなことを考えた。

もちろん、私はこのことについて全ての見通しをもった答えを書いているわけではない。
ただ、教育改革自体を正常化すれば、現状の人事システムを生かしていく道は多いにイメージできるとは考えている。
そしてまた、「口を出す」ではなく、「口しか」「口ばかり」の行動なしのお上の情けない様相に、現場からのフィードバックを付け加えるきっかけを与えてくれそう、そんな低レベルの期待を書いておきたくなったということである。

ホームページビルダーについて

2005-12-27 00:06:39 | 戯言
おそらくWindows環境をもつ多くの学校が導入しているだろうHP作成ソフト。
これもまた「おそらく」だが、「だれにでもHP作成がしやすく、扱いやすい」ということで紹介されているだろうソフト。
このソフトのもつ誤解をどれだけ理解してつかっている人がいるのだろう。

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私も前任校の時に、コンピュータ担当としてこのソフトを紹介され、「なるほど、ワープロ感覚で作れるな。リンクの貼り方に癖があるな。」ぐらいの認識だったのだが、使い始めてすぐに分かったことがある。
レイアウトが自由、表が自由ということは、無駄なHTMLタグを埋め込んでおり、のちのち修正を加えることがしにくいのだ。
また、サイト管理が煩雑になりやすいファイル管理構成をもっている。
「これは担当者が単独で使うのはまだいいが、グループウェアのような発想からはほど遠いな。だから引き継ぎがたいへんなソフトだな。」
そう気付いた。

WindowsのHP用エディタはいくつもあるのだろうが、中々いいものがないと思う。
MacではAdobe社からPageMillという非常に明解なソフトが出ていたのだが、GoLiveというソフトに移行してしまい、なくなってしまった。
私はGoliveを使っているが、はっきりいってとても便利に使えるソフトだが簡潔な操作で用いられるかというと、PageMillよりはプロ用にインターフェイスを換えられているので、その分敷居は高いと感じる。
今、「無駄なコードを作成しない」「フレーム・表・画像挿入・背景カラー・文字加工」「仮でもよいのでレイアウト画面で編集」「マスク処理(学校はこれ必須)」という程度のあつかい安いソフトが欲しい。
ただ、今のところ、親しみやすく、ある程度扱いやすく、楽にサイト管理ができる有能なソフトということになると、Adobe Goliveということになる。
これはWindows版もある。

例のバンド

2005-12-26 00:07:38 | 音楽
いい加減バンド名をつけてもよさそうな雰囲気なのだが・・・。
関連リンク
スタジオイン
歌うということ
ギター
秋のライブDVDがきた
ギターかうぞぉ!(^o^)/

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今日の課題曲はB.B.Kingの「Gambler's Blues」。
って、おいおい、「ド」がつくブルースじゃん。
まあ、B.B.なので、ソフィスティケイトされているっちゃそうだが、フィーリングは思いっきりブルース。
例によってほとんどいきなり譜面渡し(今回は二日前)、で、練習時間なし。
もう、ギターはほとんど弾けませんでしたよ。(セカンドでよかった)
唄に集中。それでもタイムがわからなくなってとちる。
(多分、B.B.Kingも、唄のときは唄に集中しないとできない曲なんじゃないかな?音源はそう解釈した。)
「声出てたよ!」とかいわれてもフラストレーションたまりまくり。
こりゃ練習しよっと。

そのあとのLady Madonnaなどなどのスムースなこと。
しかし、サックス入る曲って、探すのむずかしいね。
やっぱ、ブルースはブルースでもスプリングスティーンのBorn To Runやりたいな。

ランキングサイトに登録してみましたvol.2

2005-12-25 15:46:43 | 戯言
毎度ありがとうございます。
なぜだろうか、この一週間、師走のせいでしょうか、クリスマスシーズンでしょうか、いや、私のブログがつまらないせいでしょう。
実は、アクセス数が若干減っておりました。
しかし、19日(月)に登録してこの25日現在で、とりあえずの目標であった50位以内にランクインしました。
これでランキングページのカテゴリー別トップページには私のブログも表示されるようになったわけです。
これを機会に広く読まれ、親しまれ、なおかつ私の主張をしっかりともった記事を書かねばという気持ちでいっぱいです。
ワンクリックへのご協力、感謝いたします。これからもよろしくお願いいたします。

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国語教科書の思想(ちくま新書)石原千秋vol.2

2005-12-24 00:04:10 | 教育書
この冬は読了を目指さなければいけない読み途中の本が山積みだ。
で、なんとか賞味期限ギリギリ(=意味なし)で読了したこの本。

作者:石原の教科書に対する批評・考察はもっともなものが多かった。
が、読み終わるまで「この人は、今の教科書がどうあればいいのか具体的なイメージを示していない」と感じていた。
道徳的な国語教科書への疑念、教科「文学」の立ち上げの必要性はわかるのだが・・・。
そう首をひねっていた所、あとがきにきてその点の一部は氷解した。

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この人は読み手の主体的な読みの自由を確保し、多様に深化していく読解力、表現力を育みたいのではないのか。
しかし、一方でPISAを用いて日本の国語力の偏りを指摘しているのだが、逆に考えて、偏りはあっても、獲得している国語力の高さはどこで保障され、その点への評価や継続の可能性については言及しきれいていないと感じる。
また、PISAと同時期に改定がなされている教科書なだけに、はたして教科書がどれだけ国語力低下という問題に接続しているのかなど、教科書から離れた部分での疑問はつきない。

私自身がこの本から受け取ったものを記述しておこう。
教科書改訂後、とてもよく聞く話が、じっくり取り組める「読み」教材が減ったということ。
道徳的内容に偏っているのかもしれないが、「読み」の実践は、そんなことばかりによって進んではいないということ。
私自身、石原からの指摘を受けなくても、例えば「環境」に関わる題材であれば、この「環境」に関わる文章の情報の視点がどこにあるのか、新しいのか、現実的な取り組みはなんなのか、そういったことを考えて授業を組んでいるし、「道徳的」ないようが含まれるものでも同様にやっている。
問題は、授業時数削減や総合的な学習の時間、社会的な要請に対する安直な対応の方が深刻な国語力低下やその事項に関する混乱の引き金になりそうだということだと思う。
あまり指導する教師を歯車にとらえるのはマズイのでは?と思うし、我々教員はなめられてはいけない教養をもたなければならないと襟を正そうと思う。

今年の忘年会で2007年問題

2005-12-23 01:00:18 | 戯言
今の職場は、忘年会の開会の言葉を事務長が行っている。
毎年、昨今の学校事務や人事がらみの話を報告しながら挨拶をしてくれる。
今年は2007年問題とそれ以降の問題について。
つまりは急速な世代交代による引き継ぎの問題。
私は層の薄い側にいるので、「ああ、また、管理職を目指せ」か?と興ざめして聞いていた。

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思うに、そんな組織の存続問題はないのではないだろうか。
それほど優れたシステムを維持しているとは思えないし、管理職が今やっていることを100%引き継ぐことがそんなにすばらしいとは思えなくなってきた昨今。
文科省や教育委員会、自治体的には雰囲気が変わるのは困る(=仕事のできない奴にやらせたくない)のかもしれないが、その時々に応じて思慮・判断をくだすのが仕事なわけで、別段問題ではないとイメージしている。
そんなことよりも他に問題はあるのではないか?とぼんやり考えていた。

忘年会で(も)酒は飲まなかった。
飲めていた人間が飲まなくなるとお互い気まずいということがよくわかった。
ノミニケーションは縦の関係なのだなぁ。
最近の若いのが酒を飲まない、飲めない奴が多いのは、縦の関係に関して、それほど意義を感じなくなあったせいかなとも感じた。
また、別段、忘年会が飲む席でなくてもいいではないか・・・とも考えたが、これは飲まなくなった側の暴論だなと思い直した。
つまりは断酒した自分が口寂しいのだと分かり、そこに出席していることにストレスを覚えた。

2次会のカラオケでは同世代だけになり、酒を(ムリに)すすめられることもなかったため、少しだけビールを口にした。
断酒を誓ったが、我ながら「縛りが緩いな」と思った瞬間、不味くて飲めなくなった。
カラオケは大好きで唄いやすい「ならずもの」(イーグルス)を唄うことができ、そこそこ自己満足させてもらった。

来ましたよ英語教育vol.2

2005-12-22 00:08:24 | 教育
例えばこんなニュース。
休止か抜本的改善を:「小学校英語」へ提言(yahoo!ニュース)

読んでみて思ったのは、現場の声は同じなんだなということ。
英語教育に関してコンセンサスを得られていないし、打ち合わせや情報交換の余裕を与えられていない現状が浮かんでいる。

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実践も効果が事実上は不明なのだし、「やってます、やってます」の状況で教育委員会は納得するしかない。
なぜなら、予算も人員も確保できる状況にないからだ。
将来的にみても暗くなるファクターは見えても、これ以上に向上する見通しは持ちにくいなと感じる。
社会背景もちょっとね。
(学校教育を「何でも屋」としてとらえる風潮はいいかげんなんとかならないものかな。)
(だいたい、小学校の先生が、はい今から「英語教育」できますとは虫が良くないだろうか?)

ランキングサイトに登録してみました

2005-12-21 00:06:34 | 戯言
匿名性を保持したくて避けていたのですが、ちゃんと声をあげる宣言もしているし、以外に狭い世間なのかもしれないと思い、ランキング登録をしました。
下のようなものをくっつけています。

(ここから)
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(ここまで)

もう一つある教育用のランキングをもつサイトへの登録は、こちらの様子をみてからにしようと考えています。
因みにこちらは268位スタートだったのですが、おかげさまで3日で191位にまであがりました。
だけれども、やっぱりトップ50位以内じゃないと見てもらえないでしょうね。(汗)

これを機会に心機一転、愚痴ばかりでない内容を目指したいです。
(え?そんなこといっちゃって・・・)

今まで見にきていただいている数十人の常連の方々に感謝をしながら新たな地平を求めて・・・。

追加報告
12月21日午前7時現在120位。もう少し!みなさんありがとうございます。
さらに追加報告
同日午後10時半。102位!(感謝感謝感謝!)
またまた報告(というか、記録メモになってきたかな?)
12月22日午前7時現在80位。目標の50位以内まであと一歩!。わくわくです。

来ましたよ英語教育

2005-12-20 00:03:34 | 教育
とうとう学校評価会議の前段階で校長が発表。
「わが校に英語教育導入。」

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来年度は、東京都の英語教育への流れ、数名の保護者の意見、自治体の動きの尻馬に乗れることを理由に「英語教育」を試運転するとのこと。
(おいおい!全然動機としての主体性はないじゃない!そんなリーダーでいいのか?うちの学校。)
そして、やっぱり総合的な学習の時間による運用。
(おいおい!総合的な学習の時間ってそんなことのために使ってよかったのかよ!暴挙も甚だしい!)
学年限定でモデル化を図る。

「まだ、大雑把な方針しか伝えられないが、そういうことです。」
そう締めくくった。
職員からの質問はなし。(私はあきれて突っ込みを見送った。)
当然と言えば当然。学校のリーダーが「大雑把」にしか言えないのだから、はっきりとした見通しなんてないも同然。
(これは今までの校長との付き合いで明白。この人は典型的な丸なげ体質の人。指導主事出身者だからかな?)
特別支援教育導入より分が悪いのは、教育委員会レベルのサポートが期待できなさそうな点。
はっきりいって校内研究レベルだし、たぶん、来年度はそれが研究になりそう。
(うちの学校で真に課題の総合的な学習の時間については「また」黙殺するのだろう。)
きっと今度の人事考課では、英語のできないものを切って、できそうな人材を周囲から集めるのではないのかな?

結局「英語教育やる」が先で、「子どもを育む」は後なのね。
また「お題目」で始める腐った教育施策の一端。
馬鹿な管理職。ボスざるの気分なのだろうが、士気の低下は避けられないだろう。
知ったような顔をして、「英語教育」なんて「そこらの実践」を盗めばできると考えているのだろうか?
また、いいかげんな丸投げ作業に子どもをつき合わせるのだ。
ちまたを賑やす学力低下もなんのそのだ。

あーあ。愚痴ったら、すこし力が湧いてきた。
と書こうとしたが、さらに怒りがわいてきた。
けんかしちゃうかも・・・。