集団的自衛権行使を可能に=「経済再生本部」設置―自民公約【12衆院選】(時事通信) - goo ニュース
やはり安倍の復活は私には恐ろしいことがわかった。
安倍自民党が再度政権に立てば、あの教育基本法改悪、悪魔の教育再生会議などの復活は目に見えている。
経済に強いようなイメージを出しているとテレビ報道の解説があったが、どう考えてもバラマキ財政の復活が先にありきで、財政破綻の道を加速化することはあきらかだ。
金融緩和とかいっているけれど、今、金融業界はそんな話に唄って踊っていられる状態なのだろうか?
いつもの「やらないよりはマシ」とか「ガラガラポンでやってみなければ」という無責任な人もいるかもしれないけれど、自民党に戻るのは不景気街道まっしぐらなのはあきらかだ。
せいぜい「大洪水よ、我が亡き後に来れ!」の経済界勝ち組の幻想・妄想なんだろう。
教育に話を戻すと、「国防軍」創設を目指していることから、軍事的な教育の方向が打ち出されるだろう。
教科書検定の見直しや教育長の首長による任命権の付与などは、明らかにトップダウンで教育への不当な介入がしやすくなるための仕組みづくりだ。
杉並区、沖縄の教科書問題、橋下の教育への介入が引き起こした問題などを見れば、それが戦後教育への大ダメージになることは明らかだ。
6/3/3/4制を見直すとあるが、これはエリート教育(誰もがエリートになれる教育ではない。差別的教育のこと。)の推進を後おしするだろうし、各自治体の小中、中高の学校枠組みの改悪への道を後押しするだろう。
教育界の荒れは教育政策の舵取りの根本的な間違いがあるわけで、総括せずに邁進するというのが安倍流なわけで、ごりごりの右翼である彼の目指す軍事国家が透けて見えて来る。
しかし、「日教組=教育界の諸悪の根源」という図式を未だに引きずって説明をするところがイタいよなぁ。
全国の教職員の内、日教組所属がどれくらいいるのか知っているのか?と今更ながらいいたくなる。
繰り返し言うけれど、自民党の、阿倍の話を冷静に聞いてもらいたい。
よく聞けば私の言おうとしていることがわかるはずだ。
苦しんでいる人がいることを知れば、私の言おうとしていることがわかるはずだ。
(以上、選挙にあたり、私的モードで記述したことをおことわりいたします。選挙への影響ではなく、あくまで教育にかかわる一般論として書いたつもりです。w)
(以下、引用)
集団的自衛権行使を可能に=「経済再生本部」設置―自民公約【12衆院選】
時事通信2012年11月21日(水)11:51
自民党は21日、衆院選の政権公約をまとめた。経済再生を前面に掲げ、経済財政運営の司令塔となる「日本経済再生本部」の設置を明記。また、集団的自衛権の行使を可能にすることや教科書検定基準の「抜本的改善」を盛り込み、保守色を強めているのが特徴だ。
公約は「日本を、取り戻す」と題し、復興、経済再生、教育再生、外交再生、暮らしの再生の五つを柱に据えた。同党は8月に公約原案をいったん発表したが、安倍晋三総裁の就任を受けて修正を加えた。
外交では「日米同盟の絆を強化し、中国、韓国、ロシアとの関係を改善する」と宣言。官邸機能を強化する「国家安全保障会議」設置や自衛隊の人員・装備・予算の拡充、領海警備に関する新法制定を盛り込んだ。対北朝鮮政策も取り上げ「拉致問題の完全解決と核・ミサイル問題の早期解決に全力を傾注する」と記した。
安倍氏の意向を踏まえ、教育も重視した。「日教組の影響を受けている民主党には真の教育再生はできない」と指摘し、近隣のアジア諸国への配慮を目的とした教科書検定の「近隣諸国条項」見直しや、6・3・3・4制を改める「平成の学制大改革」などを打ち出した。
[時事通信社]