怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

長男が生まれたときの話

2007-03-16 00:18:00 | 教育
長男は助産院で産まれた。

立ち会い出産というより、夫助産型出産だった。
妻が強く握りしめた私の腕には、うっすらと痣ができていた。

産まれてすぐに血まみれの子どもを抱いた。
へその緒を切らせてもらった。思ったより丈夫だった。

明け方の出産だったので、ヘトヘトのままに、川の字(といっても私は畳)で寝た。
笑い声のような鳴き声がふんばり声になったとき、胎便の排出を観る事ができた。大量だ。

紫外線を瞳に浴びるまで赤ん坊の目には色素は発生しないということを知った。目はうす青っぽいグレイ。
初めての屋外散歩をしたのは私とだ。わずか3分だったのに、家に帰ると瞳が黒くなっていて二度びっくり。

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子ども達にそんな話を聞かせた。
写真もいくつか見せた。

家に帰って、自分の産まれたときの話を聞いて来るように言った。

卒業式には来るな(式はだれのものか2)

2007-03-16 00:04:53 | 教育
ここでも卒業式の主体が都教委(=首長:石原)だということが分かる。

参考に、前エントリをリンクしておく。
式はだれのものか(3/3)

この報道記事に対する私のコメントの時期が遅いのは、単に流していたからだ。
(世間的には明白な「おかしな東京」だと感じていたからだ。)
だけれど、他の人のブログに対し、ネット右翼的なコメントがあって、アンチを唱えたくなったので書いた。

ネ・ウヨ曰く、
「国旗国歌を尊ぶのは当然なので、今回の処遇も当然。」
「もっと現場教師は(国粋主義に偏った)研鑽をつみ、自分たちがやってきた過ちを正すこと(偏向)を行え。」
「われわれが世界の常識を伝えているし、世論の多数派であるから正しい。」
そういう論調。

どこにも実態がないヤツラを相手にするのは暇つぶしにもならないのだが、ちょっと気分がむしゃくしゃするので書いてみた。

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卒業式来賓、校長が選別 都立高 恩師も「お断り」(朝日新聞) - goo ニュース2007年3月10日(土)19:58
 今春の東京都立高校の卒業式で、恩師たちが来賓として出席できない事態が相次いでいる。式典で君が代斉唱時の不起立が問題になるなか、中村正彦・都教育長が昨年3月の都議会で、来賓について「校長が慎重に検討し、適切に人選するよう各校に指導する」と答弁し、校長が来賓を選別したためだ。

 「お世話になった先生なのに、何で入れないの」。3日、都立向島商業高校定時制の卒業式。産休代替の先生として教わった女性が出席を拒まれたと知った卒業生たちが声を上げた。

 石関元・校長に掛け合った保護者もいたが、取り合ってもらえなかったという。これに納得しない一部の卒業生が入場を拒み、開始が8分ほど遅れた。

 昨年度までは、他校に転勤しても来賓として出席した。だが、今春は、元担任ら7人は招待されたが、この女性ら2人は出られなかった。

 石関校長は「教育長の答弁を受け、校長の権限でやった。一緒に厳粛な式をやってきた先生となら、式を適正にできると考えた」と話す。

 3日あった新宿高校定時制の卒業式では、卒業生の元クラス担任を含む「旧職員」は1人も招かれなかった。高木克校長は、昨年の式で君が代斉唱で起立しなかった教師が1人いたことを挙げ、「特定の先生だけを招かないのはむしろ問題が大きいと考えた」と話す。

 昨年転任した女性教師は、卒業生から「来てね」と言われ、式が終わる直前に赴いた。式場の外で待って花束を渡した。「教え子と卒業式で会うのはごく自然なこと。こんなのは前代未聞です」

 都立久留米高校では、04年春まで務めた前校長、渡部謙一さん(63)の招待が取り消された。

 同校の全日制は今年度でなくなるため、3日の卒業式と閉課程式には歴代校長らが招待された。

 渡部さんによると、今年1月末、現在の堂山勇校長から「出席しないでほしい」と電話で要請された。堂山校長は渡部さんに「都教委の方針に従わない者を呼ぶことが都議会で問題になった」と説明。渡部さんが市民団体の集会で講演し、朝日新聞の「私の視点」に寄稿したことが都教委で問題にされていると告げたという。

 渡部さんは「東京の教育行政は徹底して異論を排除しようとしている」。一方、堂山校長は朝日新聞の取材に「この件に関しては話すことはない」と言っている。