怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

オルタナティヴを積み上げて

2012-08-13 23:50:48 | ニュースから
浜岡再稼働問う住民投票、署名が必要数上回る(読売新聞) - goo ニュース

首相官邸やら国会議事堂やらを毎週金曜日に取り囲むデモがある。
毎回、10万人規模になってきている。
スペインの政治デモに比べたら、まだまだ日本人は大人しすぎる。
もちろん、昔の安保闘争のように、暴力がはびこってはならないのだけれども、聞けばずいぶんと平和的にやっている毎週のデモは、もっと続くことが重要になる。
私も機会をみて、参加してみたいものだ。

今回の記事は、それとはまた別の動き。
市民的な政治手法が奇跡的に成り立ちそうな話だ。

最近、知り合いとの談義で、「あのデモ怖くない?」とか、「彼らは集まるだけで、解決の道筋をつくる力にはなり得ないのじゃないかな?」という話が出た。
なるほどという想いとは裏腹に、あのデモこそが、手っ取り早く、頑張れる政治形態であれば、どんどんやるべきだと思っている。

この後の展開は、ひとつには専門家の意見も重要になるだろうけれど、方向性を決めるのは政治家だから、そういったところに集中的に圧力を加えるのは意味があると思う。

デモは怖くない。

希望はそこいらへんに転がっているものではない。
考え、動くことが協同されてこそ、希望となる。

理由もない対案

2012-08-09 04:31:13 | 戯言
「原発ゼロ、国益にかなわない」 経済同友会が意見書(朝日新聞) - goo ニュース

無論、必然もない対案。

原発を0にすることはできる。
そこに向かって努力する道筋も描けずに、
>経済や国民生活の観点から、いまは「原発ゼロ」が難しいと国民に納得してもらう努力をするよう迫った。
というのは土台無理な話だ。

だいたい、より安全な原発とは何を指すのか?
押井守などにいわせれば、もともと非核三原則の国では、安全性に劣る原発しかもてないリクツになる。
では、「その条件を外す」とかいう議論にもっていくのか?
それはあまりに時間がかかるだけでなく、より非現実的な話だ。

さらに、「国益」とは何を指すのか?

金儲けしか考えない人たちのリクツは聞いてやれない。

知らなかったフリ

2012-08-08 23:12:30 | 教育
初の理科、実験の分析や説明不十分…学力テスト(読売新聞) - goo ニュース

>「理科離れ」の実態も明らかになった。

って、それは知っていたでしょう?
これだから「学テ」信奉者は困るんだよね。

>「理科離れ」の現状把握と対策を講じることがねらいだ。

だから、それは既に講じてきているのじゃないの?
それともず~っと前にやった結果を活かしていないので、ごめんなさいということなの?

文部科学省は「学テ」利用に関して既に無能である。
ま、これも前から知っていたけれどサ。

(以下、引用)
初の理科、実験の分析や説明不十分…学力テスト
読売新聞2012年8月8日(水)19:29

 文部科学省は8日、今年の全国学力テストの結果を公表した。

 初めて実施された理科では、小中学校ともに観察・実験の結果を整理分析したり、説明したりする力が弱いことがわかった。同時に行ったアンケート調査では、小6に比べ中3では理科を敬遠し、苦手意識が高まる「理科離れ」の実態も明らかになった。

 今年の学力テストは4月に全小中学校から約3割の約9700校を抽出して実施。従来の国語、算数・数学に、理科を加えた。「理科離れ」の現状把握と対策を講じることがねらいだ。

 小6の理科では、 雌 ( め ) しべが受粉して実がなることを確かめる実験が出題された。二つの 雌花 ( めばな ) が咲いた後でそれぞれ袋をかぶせ、一方は雌しべに花粉を付け、一方には付けないで比較したところ、いずれも実が出来てしまった状況を設定。実験のやり直しに適切な方法を選び、その理由を書かせた。

恣意的な人事院の存在

2012-08-08 23:02:18 | 戯言
国家公務員給与、4年ぶり据え置き 人事院勧告(朝日新聞) - goo ニュース

人事院勧告なんて、実はどうでもいい。
法的な効力のない勧告だから、下げモードがより強いときには無視され、そうでないときには更に下げるための口実に使われたりする。

決して働く者の給与を本気で保障はしない。

ま、これをいったら、労組にもそういった構造があるようだ。

例えば、教員は自分たちの組合で賃金闘争のためのストライキなどは実質的にできない。

別に、この過酷な仕事内容を考えたら、金の為にやる仕事とは思わないが、それでも無体な既得権益剥奪に対して、冷え込む世間の状況に拍車をかけるような状況に対しては、こちらも言っての冷温化をせざるをえないなというところ。

何に着け、給与問題は足を引っ張り合わないで、上げモードをみんなで共感して行くことが大事だと、つくづく。

資本家や会社、上のことを気遣うことはしなくていいんだよ。

橋下に教育を語らせてはならない

2012-08-07 23:52:57 | ニュースから
「いじめた子は転校」橋下市長、市教委に検討を要請(朝日新聞) - goo ニュース

やはり教育に素人以下の有害な首長の述べる主張は異常だ。

子どもの人権をなんと考えているのだろうか?

「いじめ」を「被害者」のいるものとして捉えるのは構わないが、それに対する子どもを「加害者」として排除するという処置が「ものすごい効果」だという。
「いじめられている子」を救済することは何よりも大切だが、こういう考え方で当たることで、果たして「いじめ」について冷静に読み解くことができるのだろうか?

ましてや、「いじめ再発防止のための特別な教育プログラムを持つ学校」というものが想定される橋下の頭の中味を知りたいものだ。

学校は更生施設か感化院か何かだと思っているのだろうか?
「いじめ」をした者を、即「犯罪の加害者」呼ばわりするというのだろうか?

学校教育の現場をどのように考えているのだろうか?
疑問はつきないし、彼のこうした暴言/放言にいつまでつき合わなければならないのだろうか?

(以下、引用)

「いじめた子は転校」橋下市長、市教委に検討を要請
朝日新聞2012年8月7日(火)21:14

 大阪市の橋下徹市長は7日、市教育委員会との意見交換会の席で、いじめ対策として「いじめた側の子どもは学校を移すという方針を打ち出してはどうか」と述べ、いじめの加害者となった児童・生徒を転校させる権限を学校に与える制度を検討するよう要請した。

 文部科学省は2008年の通知で、いじめにあった子が転校を求めた場合は柔軟に対応するよう各地の教委に求めている。これに対し、橋下氏は「いじめられた側に学校を替わりなさい、というのはおかしい」と指摘。「いじめた側に厳しく対処する姿勢が必要だ。(転校させることで)被害者が助かるのなら、ものすごい効果だ」と述べた。

 そのうえで、転校させた子どもの受け入れ先として、いじめ再発防止のための特別な教育プログラムを持つ学校を設置できないかも、市教委に検討を求めた。(尾崎文康)

不信ではあるノダが

2012-08-07 23:23:13 | 戯言
野党6党、野田内閣不信任案を提出(朝日新聞) - goo ニュース

これは不信任。

そろって批判の態度を示すのはいいのだけれど、テレビ報道などは自民党の主張を中心にしているような誤解を導いていないか?

それぞれの政党の主張/思惑はあるだろうし、何よりも、どこに不信任の理由があるのか?が聞き取らなければならないことだろう。

さてさて、次の場面の展開は。

こういうメンツは覚えとこう

2012-08-07 22:48:50 | 戯言
民主造反議員ら10人、野田首相退陣求める声(読売新聞) - goo ニュース

お騒がせ連中としかいいようがないメンツが並んでいるようだ。

>民主党の山田正彦元農相、松野頼久元官房副長官、川内博史衆院議員ら約10人

別にノダの肩をもつ気持ちはないけれど、こういう輩がいるってのは、結局は日本の政治的な流れ的に無駄をつくり、冷めたものを感じさせる点で要らないヤツとしかいいようがない。

こういう輩を排出する地域にも責任の一端は感じてほしいものだ。

ポーズに終わらず前向きに

2012-08-06 22:29:44 | ニュースから
原発ゼロの課題洗い出し指示 首相、4閣僚に(朝日新聞) - goo ニュース

このまま行けば、再稼働ノダになるだろう。

大前あたりが「工業国の日本」という、実は相当偏ったイメージで、「安易に原発依存を避けるようなことはするな」と言っているが、そういう無責任なノイズによらずにことが進んでほしいと思う。

原発0への道筋がつくことこそ、現在の未来への光明となり、真の日本回復への足がかりをみるはずだ。

所詮、そんな塾程度の情報

2012-08-06 22:03:46 | 教育
教員志望大学生向け情報サイト「教員ステーション」を開設 -トモノカイ(マイナビニュース) - goo ニュース

「教員」を謳っているが笑ってしまう。

一部の塾業界の「教員」イメージを晒してくれるのだから、そういう誤謬を学ぶ意味はあるかも知れないけれど、多くは単なる職業イメージを簡単に知りたい人になるのだから、間違った現場イメージを拡散しかねない迷惑サイトになる気がする。

一部の塾的には、学校教育をバッシングすることで自分たちのウリの勢いを増してきたのだから、その一貫としては効果を見込めているのだろう。

私の知る、いくつかの塾(某、超進学率の塾も補習的な塾も含む)では、学校教育側の歪みは塾の運営にも影響をするのだから、頑張ってほしいというエールをくれもするものだが、この手の塾はダメだろうなと思う。

な~にが教員ステーションだろうか。
教員はそんな駅には停まらないよ。

こういうのこそ隠蔽というのだ

2012-08-06 21:39:53 | ニュースから
「大変です、爆発です」=吉田前所長、緊迫の報告―画面大揺れ・東電映像(時事通信) - goo ニュース

社員のプライバシーを盾にとっているようだが、そんなレベルの話ではないし、事実確認が必要なのだから生データで無ければ意味が無い。

だいたいにおいて、映像内容は仕事現場の様子のはず。
そこにプライバシーの議論を持ち込むことは本当に妥当なのだろうか。
もしそうならば、閲覧者に対しての制限をすればいい。
必要な情報は必要な者に取り出せる様にしなければダメではないのか?

そのことでどれだけの人が不安に思い、次への不測の事態への足がかりになろうか。
いい加減にしてほしいものだ。

幼稚な自民党

2012-08-06 18:29:27 | 戯言
解散確約なければ採決拒否=自民、7日にも不信任案―民主は日程譲歩・消費税法案(時事通信) - goo ニュース

何を幼稚なやりとりをしているんだか・・・。
使いたくないが「負け組」的な自民党は、ボロクソな民主党には勝てないと思う。

しかし、「消費税増税」かよ。
足腰立たない状態になるよな。
不景気に拍車は確実。

今、やらなければいけないことを放置して、それでも肥え太った大企業の一部や増大軍事費で購入するオスプレイが大事ですか・・・?

尾木氏の動向へのつぶやきを一つ

2012-08-04 10:33:08 | 教育
第三者委、年内結論目指す=大津いじめ自殺で越市長(時事通信) - goo ニュース

NHKのインタビュー記事で「聞き取り」を行うと述べていた。

子どもの実態はアンケート調査でわかったようになってはならない。
アンケートの様な定量的な調査ではわからない部分を大いに掘り起こしてほしい。

およそ4ヶ月で調査報告を完了するようだけれども、人員を確保し、丁寧に行ってほしいものだ。
(そういった部分での大津市長の手腕を見てみたいものだ)

これに機を同じくして文科省が教委へ助言をできる支援室を発足したそうだけれども、そんなものよりも、学校にもっと人員を確保してほしいものだ。
トップダウンへの道につながるようなものを作ってもよくはならないのは今まで通り。
(学んでいないよな~上は。上にいるヤツはお気楽極楽でいいよ。何にもしないんだもん。=ぼやき)

デモを応援している

2012-08-04 10:17:56 | 戯言
坂本龍一さんも官邸前デモ=原子力規制委人事にも反対―東京(時事通信) - goo ニュース

「将来のエネルギー政策に関する9回目の意見聴取会」が1日いあったそうだけれど、30人中28人が「原発ゼロ」からの議論スタートを望んでいると述べていた。
当然だろう。
今、危急な問題は、「エネルギー不足」に対する「再稼働」の必要ではなくて、「原発ゼロ」をベースにして、どう生き抜くようにするかを考えることだ。

昨日は金曜日。
「デモ」の日だ。
私はまだ参加できていないのだけれども、何度か足を運んでいる人や身近に見聞きした人たちの伝聞を集めると、デモ現場は健全であるようだ。
反原発(この定義については異論があるのは知っているけれど、今は都合で使う)の流れに乗って、様々な人が関係してきているのは分かっている。

私の知っている例でいえば、先日の「集まろう10万人」(実際には17万人集まった)でも、入り口のところに、さも当然のような顔をして革マルの連中がビラを撒いていたし、右翼の街宣車が反原発を叫んでいるのも聞いた。

それでも、報道で伝わるような厳しさや熱よりも、私に教えてくれる声は、前向きに粘り強くしなやかな姿を教えてくれている。
「デモは参加しなくちゃおもしろくない。」
それは私の実体験からそう思う。
ひいひい言っていたり、暗かったりするデモはつまらないし、運動として続かない。
結局「無駄デモ」になってしまう。

今、官邸前でやっているのはどうやらそうではないようだ。
いろいろな人々が絡んできているという面倒臭さではなく、どんな人でも一緒に声を上げることができる、そういった雰囲気があるようだ。

無意味な警戒をしているのは、それが安保闘争時代を彷彿とさせるからかもしれないけれど、時代が違う。
地下鉄の駅の入り口を封鎖したこともあったと聞いている。
そういった細かいことで、つまらなさを助長したり、狙って物理的に分断したりと、警察はある意味慣れたものなんじゃないかと思う。
でも、そんな警察側の無意識の思惑は影響しなくて、つまらなくはならないんだと思う。

声を上げてくれている人にありがとう。
警察の方には(嫌味だけれど)おつかれさん。

五輪

2012-08-03 09:52:54 | 戯言
ロンドン中心部は五輪不況「ゴーストタウン化」(読売新聞) - goo ニュース

オリンピックがある旅に、スポーツ文化とは何かと考えさせられている気がする。

メダル競争を国家威信をかけて行うのであれば、それはスポーツの精神かオリンピックの精神に反するだろう。

その昔、スキージャンプ競技で、ゆるゆるとジャンプしながら後ろに各国の国旗を広げた英国の選手(?)がいたことを私はうっすら覚えている。
彼はインタビューに答えて、「参加することに意義がある。」と答えていたとも記憶している。

オリンピックにおけるメダルは一つの象徴的なものに過ぎなくて、やはりスポーツを通じて文化を成立させていくということが本懐なのじゃないだろうか?
いちいち数を競うよりも、選手一人ひとりの素晴らしい運動の成果に目を見張りたいと思う。
また、その舞台に参加するまでの努力に注目したい。
そしてそれらを支える社会文化にも。

無論、それを支える社会文化は商業主義的なものであったりもするし、近代競技は商業主義にまみれているといって過言はないだろう。
だからといって、そこで人間性を失ってしまったり、市場主義的な成果をクローズアップしたりするのはどうかと思う感覚は忘れない方がいい。

「風が吹けば桶屋が儲かる」、あるいはよく言っても「水物」の商業主義なのだから、そこに「儲からない」という事実も乗るかもしれない。
でも、それはオリンピックと直接接続して関係を語るのは、あまりにも下世話だと思う。

商業主義的ないいわけもしているけれど、所詮国粋主義者な都知事がなんていうのかは少しだけ気になるけれど、五輪になんでもかんでも夢をつぎ込む時代はとっくの昔に終わっていると、なんだか盛り上がらないテレビをチラ観していて思う。

それにしても水泳選手の泳ぎはどれも素晴らしかったなぁ。
(私は水泳と柔道だけはやっていたので・・・)