怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

まず一歩の労災認定

2007-03-28 06:53:45 | 教育
拙ブログ「まず人と金が必要」(2/25)で述べた記事の続編だ。

厚生労働省は、この件だけの対応に終わらず、現在の(少なくとも小児科)医者のおかれている状況について早急に調査と実態の公表、そしてどういう対応策を講じて行かなければいけないかを考えるべきだろう。
こういうことは繰り返してはならない。

前エントリにも書いたが、同時に、飛行機の整備士もそうすべきだろう。

記事が気になる人は、早く政治を変える方向で動くべきだし、自分の労働条件を振り返り、それを改善していく具体的な方策をあきらめずに考えることである。
だれも自分を救ってはくれないのだから。(今回の厚生労働省でさえである)

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小児科医の過労自殺訴訟、厚労省が控訴断念 労災認定へ(朝日新聞) - goo ニュース2007年3月28日(水)06:16
 東京都内の民間病院に勤めていた小児科医、中原利郎さん(当時44)の自殺の労災認定を巡る訴訟で厚生労働省は27日、労災を認めなかった新宿労働基準監督署長の決定を取り消した東京地裁判決を受け入れ、控訴を断念する方針を固めた。宿直勤務が月8回に及ぶなど、判決が認めた過重労働による心的負担の大きさを覆すのは難しいと判断した。

 判決によると、中原医師が勤めていた立正佼成会付属佼成病院の小児科では医師の転職や退職が相次ぎ、中原医師の99年3月の勤務は宿直8回、休日出勤6回、24時間以上の連続勤務が7回で、休日は2日。宿直勤務も「疲労を回復し得る程度の睡眠を確保することは困難」として、「業務は精神疾患を発症させ得る程度の危険性を内在していた」と結論づけた。


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