怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

胸をはって反原発。そして子どもを救う訴えを。

2011-07-31 21:40:22 | ニュースから
吉永小百合さん「原発なくなって」 原爆詩朗読会で発言(朝日新聞) - goo ニュース

生命を企業の論理にゆだねてはならない。
悪政の、あるいは官僚の思惑にゆだねてはならない。

東京アイソトープセンター児玉龍彦氏の参考人質疑をYouTubeで見た。
子どもをまず救え!
早急に避難、除染などの行動ができるようにしろ!
主張は明解でシンプルだ。
国はしっかりと受け止めろ!と思う。

長崎の平和宣言に原発あが触れられなかったのは残念だ。
でも、こうして母親大会では吉永小百合さんが勇気をもって発言した。

世の趨勢が安全なエネルギー利用への転換を求めているのに、必要悪論はすでに崩壊しているのに、もっと私たちは反原発の祈りの声をあげなければいけない。
そう思う。

保育行政の悪化に拍車

2011-07-31 10:55:24 | ニュースから
gooニュースが全然取り上げる気配がないので、他のサイトからひっぱてきた。

問題は政府の出した交換条件とも言える(1)と(2)。

保育士の就業環境が悪い例として給与問題がある、あるいは離職が多いことや若手が育たないというのに、そこに管理統制の「研修」を敷くという。
「そこにのらなければ改善はしませんよ」という風に捉えるべきだ。

教育現場ではこの手でボロボロにされた。

今、必要なのは、単純に予算と人。
それを何かと引き換えに得られるようにすることはやってはならない。
それほど冷えきった状況を、現在の保育士など現場が支えているという点を逆さに見るような話ではならない。

労組はここで曲がってはならないし、この際、保護者だけでなく一般の人がもっと国が保育行政を悪化させてきたことを知るべきだ。

子育てなんて易々とできる状況がないから少子化が生まれていることを思い知るべきだ。

大声でいおう。
「行政は、また、保育に対して、締め付け政策を用意した!悲惨だ!」


(以下引用)

保育士の処遇改善へ=補助金加算で離職防止―政府

時事通信 7月30日(土)14時33分配信
 政府は、私立保育所の保育士が給与の低さなどを理由に短期間で離職してしまう例が後を絶たないことから、待遇改善に向けた具体的検討に着手した。雇用する保育士に一定の研修を受けさせた保育所への補助金を加算することなどで保育士の給与増額につなげ、職場への定着を図る方向だ。2013年度導入を目指す包括的な子育て支援改革の一環。
 保育所は、全国に2万3068あり、うち半数を超える1万2302が私立保育所(昨年4月1日時点)。しかし、年功序列型の賃金体系となっている公立保育所とは違い、私立保育所に勤務する保育士の給与には勤続年数や経験がほとんど反映されていない。このため、私立保育所に就職しても短期間で離職してしまう保育士が多く、待遇改善の必要性が叫ばれていた。
 そこで政府は(1)保育士の技能向上を目的に都道府県や社会福祉法人が実施する研修受講実績に応じた保育所への補助金加算(2)補助金額算定の対象を現行の「保育時間」(上限1日8時間)から「施設開所時間」(同11時間)に拡大することによる補助金の実質増額―などを軸に具体策を検討。これらを通じて保育士の待遇改善を図り、経験豊富なベテラン保育士を増やすことで質の高い保育環境づくりを進める方針だ。
 厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、公立保育所勤務者らを含めた保育士全体の平均年収は約325万円(2010年度)にとどまっている。


ブルータス

2011-07-31 10:47:40 | 教育
保安院やらせ指示、四国電も 原子力関連シンポ(朝日新聞) - goo ニュース

電力会社も保安院もマスコミも同じ穴だということ。

私は、原発に関しては、「誰を信じていいのかわからない」という静かなパニックに陥っている人に多く出逢っている。

マイノリティとして、あるいは運動体として、自分の立ち位置が見えないことに気づいたところということであれば、それはそうなのかも知れないけれど、もっと受容すべき強さを備えるべきだろうと指摘したい。

覚悟を決めて糾弾をするバックアップをとるべきだ。

保安院について、やらせの状況の調査を第三者委員会にゆだねるといっているが、それが経産省内やその息のかかったところにできるのであれば信用しない。
そこも徹底的に叩く必要がある構えでいきなければならない。

偏向

2011-07-28 23:49:01 | 教育
都教委、「つくる会」系歴史教科書採択 中高一貫10校(朝日新聞) - goo ニュース

「つくる会」の思想があまりにも偏っていることは明らかなのに、その教科書を採用したのは誰だ。

「誰だ?」と問わざるを得ないのは、その手続きがあまりにも偏りを引き寄せる仕組みをもっているからに他ならないのだけれども、そういった意味では残念としかいいようがない。

彼らが最初につくった教科書の偏向ぶりを見れば、どのように変節しようとも、書き手、作り手の歪んだ思想は明白。
そんな者の手による教科書を使いたいということに簡単になってしまう点が最も酷な話だと思う。

極論的なことを言えば、自由公平、そして平和を希求する学校へ我が子をおくりたくなる。

日勤教育って内容の「教育」はないだろうに

2011-07-28 05:43:42 | ニュースから
業務ミスで日勤教育、JR西に620万賠償命令(読売新聞) - goo ニュース

いろいろな角度から責めを受けなければならない問題だと思う。
一口に言えないところがある。

自分の職業観に照らせば、例えば、「人権教育」などに触れて考えれば、以下に非人道的で人権無視であるかがよくわかるし、その末路が人命を奪うような事故であったり、取り返しのつかない苦痛であったりする点は許し難いとしかいいようがない。
学校教育の中で、懲罰は教育として用いられていない。

JR西だけの問題ではないのではないだろうか。

我々は、常に自分の立場がどのようなイズムに侵されているのか、他者の立場に立ってみたときに成立し得ているのか、そんな視点は必要だと思う。

しかし、賠償額は少なくないか?


(以下、引用)
業務ミスで日勤教育、JR西に620万賠償命令
読売新聞2011年7月27日(水)14:07

 JR西日本が業務でミスをした運転士らに課した懲罰的な「日勤教育」で精神的苦痛を受けたとして、ジェーアール西日本労働組合(JR西労)所属の運転士ら計258人が、同社に対し総額2億5800万円(1人あたり100万円)の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。

 中村 哲 ( さとし ) 裁判長は、うち61人の日勤教育について、「社員教育に関する裁量の逸脱・乱用」と指摘し、計620万円(同5万~30万円)の賠償を命じた。

 日勤教育は、ミスした運転士らを通常勤務から外し、再発防止を教育する取り組みで、2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故の運転士(死亡)も受けていた。原告らは事故の1年後に提訴した。

 中村裁判長は、JR西に社員教育の広範な裁量を認める一方、「労働者の自由、名誉など人格的利益を尊重すべき義務も負う」とし、教育内容などがこうしたバランスを損なうものだったかどうかを個別に検討。草むしりやペンキ塗りをさせられた、面談時に上司が「給料泥棒」と罵倒した――など61人のケースについて違法と認定した。

 JR西は社員教育の広い裁量を主張し、争っていた。

沈まぬ太陽DVD

2011-07-27 20:23:27 | 映画
今頃になって「沈まぬ太陽」をみた。

原作はずいぶん前に読み、映画化されたときには劇場にもいきたいと思ったのだけれども、結局、DVDになってこうしてみることになった。

原作がいいことはもちろんだけれども、映像化されてよかった部分もある。

それはいくつもあるのだけれど、このブログに記述したいシーンを一つだけと自ら縛って書こうと思う。

多くのシーンに慰霊のモノが出て来る。

飛行機会社を立て直すために、首相から指名されて石坂浩二演じる「国見」が登場する。
正直、そんな心意気めいたもので、そういった社長が出て来るとは思えないのだけれども、それでもまあいいとしたい。

仲介を右翼の大物らしき人物(龍崎)がするのだけれど、最初は庭園を臨む場所でお茶を交わしながら国見に依頼をしている。
でも、国政(ぶっちゃけ首相の立場)に影響が出そうになると国見を切り捨てにかかる。
その事を告げる場所が「靖国神社」だったりする。

で、その神社の門前で、

龍崎「国体のシステム維持のためには必要な刷新です。」
国見「私は国のためにやるとは申しませんでした。事故の被害者とその家族のために力になりたくて会長の任を受けたのです。」

龍崎「せっかく来たのですから参拝をしていきませんか。」
国見「いったいだれのために祈るのでしょうか?」

そんな対話(台詞が正確ではないけれど)があって、龍崎はまっすぐ靖国の門へ向かう。
横切るように国見がその場を立ち去って行く。

このワンシーンは白眉だったなと思う。

御巣鷹山の碑、斜面に立ち並ぶお墓が何回か登場する。
そこに行き来する人々の思いはそれぞれだが、飛行機会社に対する思いは重なる部分があると思った。

今、思うことは「安全神話」だろう。

当時、「ジャンボは落ちない」が「神話」だった。

未だに原発を推進する連中は、少なくとも東電の思惑にからんで国税から賠償が引き出される事実についてクリアしてもらわないといけないと思う。

高い

2011-07-27 09:28:50 | 戯言
地デジ移行でCATV好調、JCOM過去最高益(読売新聞) - goo ニュース

はっきりいって便乗値上げを画策した点でJCOMはイタい。
地デジ化に対して、値段の高いコースへの変更を煽るだけ煽ってきた。

でも、そういった動きに対してカチンときたユーザーや地デジ化と同時に契約を破棄すると言い出したユーザーに対して、最終的にほぼ現状維持のサービスを提供せざるを得なくなったようだ。
そうやって稼いだ利益なりユーザー数なりなんだ。

利益を利用者に還元してこそ浮かばれるってもんだよ。

異動ってなんだろう

2011-07-26 21:10:38 | 教育
2学期、担任の先生違うかも 福島県、8月に3千人異動(朝日新聞) - goo ニュース

こうなると異動のもつ意味と地域の子どもを預かる仕事としての意味を両天秤にのせてしまいたくなる。

地域の不安に対して、

>県教育長は「不安は理解できるが、異動を1年間凍結しては大きなひずみが生じる」と説明する。

「大きなひずみ」って、なんだろう。
確かに昇進を控えている人、退職延期でやっている管理職を含む教員、いろいろな苦労があると思うから、そういった点を解放することはあるだろう。

でも、今の私にはちょっと理解できない気持ちがある。

だれか教えてほしい。

「学力」。そんなものなんてない・・・その2

2011-07-26 18:31:05 | 教育
以前、「学力」。そんなものなんてない
http://blog.goo.ne.jp/yo-mbv/e/e3c2eb5eb79de9a31c56b5eb1659383f
において、PISAを例えに、「学力」という形而上的ともいえるタームのいいかげんさ、そこに内在する政治性をもって、無用とさえ思うと主張した。

どうやらPISAに準拠した大人版の「学力(?)」テストが行われるそうだ。

よく考えてほしい。
あの苅屋でさえ、格差を解消するきっかけとして学力問題は捉えるべきという主張があった。
その格差を生み出している社会に、無用な再確認をするかのような学テが行われようというのだ。

OECDの目指す社会を展望しているのが日本か?
それがグローバルだとでもいうのか?
偏狭なことこの上ない。

茶飲み話に使うのだとしても、あまりネタに使いたくないものだ。
ましてやどれだけの予算を投じようというのだろうか?

学テにかかる費用以上に、格差対策を立てるなんて見通しは皆無なのは、子どもの学テで証明済みのハズ。

そこのあなた。
人がいいにもほどがある。
そんな生き方でよほど楽しいのか?
それともマゾか?

妄想の正式表明

2011-07-16 22:19:44 | ニュースから
石原都知事、2020夏季五輪への立候補を正式に表明(朝日新聞) - goo ニュース

あれだけ予算をかけ、人を使い、それでもかなわなかったのだから、ゾンビ復活の様な妄想はやめてほしい。

ゴミもたくさん出たんだよ。
そこにかかる金を東北におとす方がよくはないかい?

ソンさん。どうよ。(苦笑)

ICTの頭打ち現象

2011-07-14 22:55:54 | 教育
ICTで指導できる教員は6割…文科省調査(読売新聞) - goo ニュース

「やらせ」も含むアンケート調査だけれども、こんなもんでしょう。

これからICTに抵抗がない(あるいは全てに過剰適応するであろう)若手が増加するにつれて、あるいはICTの予算が自治体で少しずつ増えていくにつれて、この数字は上向きになるかもしれないが、現場教員がこれ以上の努力をはらう必要はないだろうという意味での『頭打ち』の数字。

すでに授業で十二分に活用しているのが現場。
「それを大画面テレビを買ってやるから」とか、「校務用のソフトを入れてやるから」とか、そういう理由、あるいは「予算をつけたからには数字をあげろ!」とか、そんな「教育」ではなく、せいぜい電機メーカーやソフトウェアハウスの儲けだけの「経済」を押し付けているだけなのであって、これ以上教員がその責任を負う必要はない。

英語教育も同じだけれども、「やっている/やっていない」を、機器やソフト、メーカーを導入「している/していない」で判断するのは本末転倒で間違っているワケで、そんなことにつき合うのは教員も子どももまっぴら御免被りたいものだ。

翻って、「教育」におけるICTの効果というのは実は護摩くさい。
本来新しいテクノロジーである ICTは、既存の「教育工学」における「代替え」ではなく、「効率化」であったり、「発展化」であったりしなければならない。
しかし、今のところ、例えば電子黒板は「代替え」の域を出ていない(だいたい『黒板』ってなんだヨ)し、「研修時間」に見合う「効率化」が達成されているわけではないことを考えれば明らかだ。

私自身は昔から ICT機器になじみ、教育活動に大いに用いてきたので思うのだけれども、どんなテクノロジーも手に馴染まなければ残らないし、見た目は新しくて取っ付きやすそうだが、結局は非効率なのだ。
未だに全ての教員が黒板とチョークから抜けられないワケで、そう簡単に「導入したから使え!」「使っていないのは何事か?」と言われてもこまるのだ。
逆に「黒板やチョークを越える気軽なテクをよこせ!」といいたいし、どしどし刷新する猫の目のようなテクノロジーへの追随のための時間もよこさない文科省側の頭の悪さをなげいてもらいたいものだ。

必要悪という開き直り

2011-07-12 23:29:27 | ニュースから
メールの文面まずかっただけ…問題意識低い九電(読売新聞) - goo ニュース

この手のやらせにしろ談合などにしろ、ある側面からの当事者にとってはそれが「よいこと」なのだ。
必要悪というのはそういうドメスティックな論理だから、陥っている当事者の善悪判断というのはこの程度のものなんだろう。

でも、公表されたものは「悪」であることには変わりがない。

開き直る態度に対しては、徹底的に潰すという社会制裁を与えておいた方がいい。
これは必要悪ではなくて単なる必要事。

この県議って

2011-07-10 22:56:54 | ニュースから
九電のやらせ情報、佐賀県が放置 番組前に県議が指摘(朝日新聞) - goo ニュース

東京新聞のこっち(以下URL)を見たら、
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011070902000182.html
ちゃんと

> 佐賀県の武藤明美県議(共産)らによると、番組前日の六月二十五日に知人を通じ、九電からの依頼が記された文書を入手した。関連会社社員が武藤議員の知人に「こんなことがあっていいのか」と知らせたという。

> 武藤県議は、番組放送直前の二十六日朝、佐賀県幹部に「九電側が、番組中に賛成のメールを送るよう指示した文書がある」と伝えたが、県は九電に事実関係を確認しないままだった。県幹部は「まさかと思った。(原発の安全性について)国がどう説明するかに集中していた」と釈明している。

と書かれている。

天下の朝日が省略しちゃダメだよな。
この手の話って、この政党に対してはとても多い。
単純に差別じゃん?って思ってしまうけどな。

なんにつけ、「やらせ」とかこの手の「ほとんど差別行為」っていうのは、民主主義の限界を指している。
まだ朝日は記事にしただけよしとするのか、やっぱり本筋を通した報道を求めるのかは、民主主義への個人のセンスといいきってしまっていいのか・・・。
これはまだ私の迷いがある部分。

塩分をとろう

2011-07-10 21:41:58 | 戯言
塩分入りをうたった飴だとかサプリ系のなんちゃらだとかを店頭でよく見かける気がする。

今年は熱中症関係への注意呼びかけは多い。
梅雨もあけたそうで、週間天気予報は晴ればかりだ。
明日は水筒をもって出かけよう。

私事だが、昨年の夏も暑かったのだけれども、秋にすっかりバテて寝込んでしまった。

体調管理というのはナカナカムズカシイ。
転ばぬ先の杖という言葉もあるが、今年はいろいろ気をつけたいもんだ。