怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

わかりやすいヤツ

2012-09-13 19:10:18 | ニュースから
「福島原発の第一サティアン」 石原幹事長が発言(朝日新聞) - goo ニュース

こういう表現がポンと出るところ。
まったくもって信じられないのだけれども、内心を素直に表現できる才能といっていいだろう。

この人の腹の中は地方を、弱者を、簡単に切り捨てることをなんとも思わないという思想に満ち満ちているのだろう。

現実的な問題は金か?

2012-09-08 21:01:05 | 教育
小中すべて35人学級に 文科省が概算要求(朝日新聞) - goo ニュース

文科省にしては強気の要求になるのだろうか?

財務省に対して、具体的にクリティカルな数字を示し難い領域=「教育(現場)」ではあるが、そういうソロバンはじきこそが「教育」には最も忌むべき損得勘定だ。
無論、「教育」は金で回っているのは認めるが、では、金をかければ、あるいは金のかけ方を変えれば「よい教育」が「よい成果」を生むか?という問題へ、ユニーク(一義的)に決定されるものではないことは、今までの「かけ方」をちょっと分析するだけでわかろうというものだ。
そういった見方をすることができない、あるいは文科省側に任せて足下を救うという財務側の態度は常にいただけないものだった。

小学校低学年への35人学級導入がステップにあることは明らかだろうけれど、このこと自体が全ての現代的な教育課題へのドラスティックな回答に成り得はしないということは、だれもが心して置いた方がいいだろう。

また、一つ、ずっと先にある真の教育への理解への歩みとして評価したいと私は思っている。
この35人学級は前進ではあるし、待たれていた改革の一つであることは確かだ。
でも、全てではない。

こういったことから、安心ではなく、もっと深いところへの関心が向き、議論が起これば、まあまあといったところだろう。

そういった意味で、是非、予算が通ってほしいものだ。

(以下、引用)
小中すべて35人学級に 文科省が概算要求
朝日新聞2012年9月8日(土)11:23

 文部科学省は7日、2013年度の概算要求額を発表し、公立小中学校の全学年の「35人以下学級」を17年度までに実現したい考えを示し、初年度分として119億円を計上した。小1、小2は実現済みで、小3以上は、どの学年に先に導入するかを都道府県が選べるようにする。今後の財政当局との調整で実現するかどうかが決まる。

 国は公立小中学校の教職員給与の3分の1を負担している。文科省は、算定根拠となる来年度の「定数」を5500人増やす考えだ。小3~中3を35人学級にするには1万9800人の定数増が必要という。

 いじめ問題など個別の教育課題への対応(1600人)、特別支援教育の充実(2900人)なども含め、13~17年度の5年間で計2万7800人(所要額601億円)の定数増を目指す。年内に計画を策定する。概算要求では初年度分として約5分の1を計上した。