怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

ベネッセの「小学校英語はどこへ向かうのか」という記事

2008-01-31 07:09:19 | ニュースから
アンケートを元に語っているのだけれども、社会学的なという意味で、恣意的な見解にもっていっている気がした。

親に20年後、英語が次世代にどのように用いられているかなどの質問は、

>国や学校は英語教育を推し進めるうえで、今後、国際社会はどのように変化すると考えているのかを保護者に対してしっかり説明する必要があると感じます。

という文を引き出すためのものとしか受け取れなかった。
正論のようだけれど、そういう意味をもって動いているわけではなさそうな各学校の英語活動導入。
煽りの一つのような気がする。

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出た!割れ鍋に綴じ蓋!

2008-01-30 22:57:09 | ニュースから
東京都、4教職大学院と連携 別枠で優先採用(産経新聞) - goo ニュース

「実践的な人材が養成できる」という神話が成立している「教職大学院構想」。
教員って、大学で養成できるんだぁ!

某学校のCM「我が校は大学院出身者しかおりません。さあ素晴らしい教員がいる私学○○学院へ入学しよう!」
(もちろん想定CM)

屁?

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甘くみられたもんだ

2008-01-29 00:49:12 | ニュースから
教員の特別免許は23教委で 人材活用で5年で8倍増 (共同通信) - goo ニュース

東京都は人手不足だ。
そういった意味で、いろいろな人が入ってくるのは割とどうぞという感じかもしれない。

でも、みんな教員では困ってしまう。
役割意識があるだろうし、レベルも異なって来るからインフォームも難しい部分が出て来てしまう。

端から見ていてどうだろう。

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お寒い話

2008-01-29 00:04:43 | 教育
ベネッセのサイトにカラさんの記事が載っていた。
『「不適格教員」の免職、4月から可能に』という記事だ。

教育再生会議の影響で「教育公務員特例法」がいわゆる三法改訂時に変わり、法的な部分がより強化された結果なのだが、記事の指摘通り、すでに指導などは行われている。

これは「教育改革(東洋出版)鈴木義昭2006.11」などでも明らかだが、物理的な限界や、全てを研修という場で行うことの困難さを無視している。
また、教員が自己改革を行う場所は現場であり、そこのOJT改革がセットで行われず、環境ばかり悪化していく現状では、こういった強硬的な手段ばかりがあらわになるのは、カラさんの記事でいう「現場教師を萎縮」のみならず、今後の大きな課題である若手の育成へ大きな負の影響を与えかねない。

個人的にはこのブログですでに言及している部分もあるのだが、特に、若手の育成は非常に将来危ぶまれる部分がある。
それを念頭におくとき、こういったことというのは、逆効果が見通せて、寒い話だと感じる。
だれも救われない。
そういう話。

まだまだ寒い日が続くので健康に気をつけたい。
今日も調子が悪く、早帰りしてしまった。
明日は雪が少し降るとか降らないとか。

不良教員の私は生きて4月の門をくぐれるのかなぁ・・・。

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ワープロ時代

2008-01-28 23:40:18 | ニュースから
「岡」など11字、常用漢字に=「広く普及、公共性高い」-文化審議会案
(時事通信) - goo ニュース


「国語審議会」(講談社新書)安田敏朗2007.11にも書かれていた「国語分科会」。
個人的には、そんなもんなんてのは、いったいどこに存在意義があるのかわからなくなりつつあると感じる。
すでにJISなどによる漢字のデータベース化は常用漢字の桁をはるかに越える数を扱っているし、扱える。
「書く」ことよりも、「読む」「利用する」ことの方がニーズになってきてしまいつつある「漢字」に、文花審議会が何かいったところで、なんとなく虚しい感じがする。

一方、教育界では、例えば小学校の学習漢字は1008字。
これはこっちの影響下にある。

阿呆なSN区では常用漢字を基準にしているそうだけれど、一方で一年生に漢詩を音読させ悦に浸っている大人げないST区などでは使用される漢字は更に拡大される可能性もあるだろう。

「広く普及、公共性が高い」というけれど、だからどうしたという気がする。

別にリテラシーにこだわる必要はないけれど、実態との齟齬を孕みながらやっていっている文花審議会、国語分科会による常用漢字の議論は延命措置か消化試合のそれに似ている。

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大阪府知事選挙はダメだったか

2008-01-27 23:25:59 | 戯言
なんというか、政治ってのはお茶の間の延長なのだろうか?と首を傾げてしまった。
日本の政治やその状況がよくならないのは、結局利害だけでなく、知性の問題化と思ってしまう。
教育は一日にしてならず。
政治もそうだなぁ。
そんでもって、そうとう気長にやらんとあかんね。
それまで平和であればいいけれどサ。

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白川静さんに学ぶ漢字は怖い(共同通信社)小山鉄郎2007.12

2008-01-26 23:35:02 | 教育書
「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」の続編が書店に並んでいた。

白川静が書いたかのような題名はなんだかよくわからないが、字源カルタの解説書のようで、まあ見やすい。

漢字検定が流行っているが、私が入るならこういう本からだなぁ。
そう思って人にすすめたことがある。

基本的に私のネタ本であるから、その考えが広く普及していくのは個人的に有利なことかもしれない。

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既成事実化に対する私的な繰り言

2008-01-26 21:34:26 | ニュースから
塾連携の有料授業始まる=区立和田中で-東京・杉並
(時事通信) - goo ニュース


和田中式による塾との連携例として独り歩きしだした感のある状況と受け取っている。

先日、自分の保護者に聞いてみた。
「中教審の今回の答申で、時数増が方針として決まったが、どう思うか?」

返って来た分は、学習が進むので「賛成」という。

教育再生会議の政治思想的な活動の様相と影響、中教審の恣意的な態度に関して知っている者は憤っているが、当事者であり、民意の主体の一端を担う保護者は、我が子かわいやで場当たり的な判断しかできない。
別に、それは仕方がないのだけれど、そうなるとやはり情報公開というのは徹底して必要であるし、マスコミの責任は重大であるし、現場教師の声が届かないシステムというのは問題化させなければならない課題だと感じる。

最近読んでいる兵庫教育大学の梶田の文(いずれエントリ化する予定)に関してもそうだが、ずいぶんな言い方を世間は認めていることになる。

昨年9月発表の寺脇著書は「それでも、ゆとり教育は間違っていない」といっているのだが、近著は「さらばゆとり教育」といっている。
アイロニーやらがこもっているのだろうが、もう声が届かなくなった人をみると、こういった独り歩きというのは責任の所在を求めるよりも、詳細に渡って無効化を検討せざるを得ない気がする。
(ちょっとゲリラ的な意味合いになってきてしまうので、一方で八方が傷つかない配慮も必要になって、難しい部分はあるのだが・・・。)

寺脇の著書は、主たる主張を通す側に立ったものが責任を明確にしろといっているように聞こえるのだが、それで自分はどうなのかとつつかれて終わっているような気がする。
自分と同じ立場の人を量産してもダメだと思う。
最近、だれの?というよりも、まず自分の足下を守るような消極的な闘いになってきていると感じる。

都立病院の民営化問題ではないけれど、ハード(設備等)を立派にするのは付加価値を高めるのではなく、民間に八百長をもって報いている最悪のパタンだと思う。
公でなければならないとはいわないが、公である特色を忘れていい理由は全然ない。
でも、既成事実化はJRの時からずっと繋がって見える気がする。

公立教育の民営化などと嘯くのも、それなりに筋がないように聞こえないのだけれど、いったいいつまで受容的な状態でいられて、目を伏せていられるのか。

「日本の教育を考える10人委員会」が出した「今、義務教育が危ない!」の副題は「国民のライフラインを守ろう」だが、だれが「ライフライン」と意識できるのだろう。

先日ついた地元の方のコメントではないけれど、大問題という意識さえ、「地元では・・・」というエクスキューズで簡単に解錠されてしまう。
何が問題で、何が課題で、何が意識かされなくてはいけないのか。
それは対抗すべきとして守るものを感じている人のものであって、死に体の心には何も宿らない。

けれど、けれど・・・が私の想い。
それは無効な葛藤。
最近、冷めて来ているが・・・。

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犬山市の教育

2008-01-25 23:39:34 | ニュースから
犬山市長が教育長を批判 学力テスト不参加で対立(共同通信) - goo ニュース

「市長。いいかげんにしろよ!」
そういいたい。

学テの問題を臭いものにフタで対応している昨今の御上の状況。
犬山市の存在は貴重だ。

頭空っぽな政治屋が教育に口出しするなんざ100万年早いっつーの。

ま、他の市の話。
内政干渉だけれども、犬山市の独自性、自立性は守られて欲しい灯火だ。

先日、今回の中教審の時数増をどう思うか?と保護者に問うたらば、結構なことだという返事がきた。
そういう親の子は、5時間目にへたばっている。
それでいいのか?と突っ込みたくなったけれど、やめた。

どこかでちゃんと説明しなくてはなぁ・・・。

やっぱり世間的には分析的に見れる人は少ないのだなぁ。
そう思った。

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東京タワー

2008-01-25 23:32:49 | 映画
今日は早めに帰宅したら、下の小さいのが寝ていた。
「積ん読書」ならぬ「積んレンタルビデオ」があったので、見る。
「東京タワー」。

話のあらすじは分かっていたけれど、樹木希林の演技にやられ、リリーの原作の母性の影響下にある男の子(マザコンとひとくくりにしたくはない)の普遍性にやられた。

だから、映画としてはどうだったのかと言えば、平均点くらい。

もともと原作が先にあるわけで、私家本といおうか、映画にするほどのテーマだったかは疑問。

私(と、とくにカミさん)の生活現実の体験に近い部分があり、その分、泣けた。
つまりはドラマ性に引き寄せられたのだろう。

一方で、リリーの醸す東京における時代空気は私のそれと近いので、それは時代風俗的な意味で「臭い」のようなものを意識した。
これは映画ならではの部分もあっただろう。
でも、「三丁目の夕日」にはなりえない程度であるし、枝葉末節でもある。

うーん。
見てよかったけれど、見なくてもよかったような、リリーへの興味半分から見たと後から気づいてしまった点が惜しさの感情につながっている作品になってしまった。

あー不完全燃焼なエントリになってしまった・・・。
でもおしまい。

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データは語らない

2008-01-25 23:21:58 | 戯言
私的にいうところのデータ本の続編が出ていたり、それ以外にも同傾向の書籍が出ていたりする。
そんなものが個人の生活を潤すはずがないのにベストセラーをとったりする。
それは占い本のようなものなのかも知れない。

データは利用するもの。
そこに個人の思惑や科学的な成因、ファクターのファクター、つまりは背景、そして事故的なシュールも生じて入っているわけで、0や100があり得ない世界なのだろう。

データで物事を決めつけても、それはその瞬間だけ真実で、過ぎれば誰かの噂にしかならない。

そういう気持ちで見れない、聞けない人は冷静ではなく、新興宗教にでもだまされるようなものだろう。

でも、それは結構身近なものだから質が悪い。
気をつけないと隣の人と話している自分に寒気がするときがある。
バランスなのだというならば、そういう状況ぐらいでちょうどいい。

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結局・・・夜間塾

2008-01-24 22:16:24 | ニュースから
杉並・和田中の夜間塾を容認=学力向上は「公共の利益」-都教委
(時事通信) - goo ニュース


やっぱり結局なんの歯止めでもなかった都教委のイチャモン。

中学でといっているけれど、中学とは関係ない。
そんな変な理屈。

でも、実際に選抜やカリキュラム設定については中学側は絡んでいると聞いている。

やったもの勝ちの腐った話。

地元にとってはたいした話ではないとも聞いたけれど、他の学校に与える影響の大きさは地元にいるだけではわかない。

学テの問題もそうだけれど、当事者といっても、保護者というヤツは自分の利益と短絡すれば何をいうかわからない。
でも、それを支えるのは社会的なシステムだ。
政治屋はそこにのってあぐらをかいている。

つくづく、教育は食い物だなぁ。

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風邪をひいた

2008-01-23 06:56:37 | ニュースから
日曜日に髪を切ったせいだろうか、一昨日の深夜DV編集のせいだろうか、はたまた教室や我が子の学校で流行っているせいだろうか、いろいろ考えるが、結局は後の祭り。
今朝は頭が重いし鼻水がひどい。

一昨日から調子が今一、昨夜からは本格化、今朝は継続中。
行事等が目白押しの3学期(なんでだ?)なのに、身体を壊してはいられない。
ま、起きられないほどではないので尻を自分で叩いて出勤するか・・・。

今週は学習会の週。
2件なので水木とあるのだが、自分の体力と相談しつつ出席する予定。
せっかく自分のクラスのリーダー指導についてメモをまとめていこうと思っていたけれど、ついに断念。
空手でいきそう。
タッチボールの経過は知らせたいが、これもどの程度になるか、微妙。

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シュレック3

2008-01-22 00:43:09 | 映画
うーん。
おとぎ話のホットショットといった趣が好きだったのだけれど、3作目になって、ネタがつきたというか展開がつきた感じがした。

もともとエグイデザインのキャラクタが主人公なので、脇役に救われている部分が多かったけれど、鑑賞に堪えない部分も多くなった気がする。

CGは常にテクノロジーバージョンアップの部分が見たい。
そこいら辺には応えきれているとはいえない気がする。
4はないよねぇ。もう。
ごちそうさま。もういらない。

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