怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

プロ意識

2007-03-28 07:12:10 | 教育
3月から新規採用者が配属される学校に来ていい事になった。

いい加減なもので、どういう処遇をすべきか決まっていない。
いきおい、学習ボランティア的な扱いで学校に入る感じがせいぜいだろう。

実は、現任校にもそういう人がやってきた。

教育実習生か?と思えるような感じである。
「子どもと一緒に生活する」はそうであるが、子ども達に、「実は4月から先生として来る人なんだよ」とはいわず、学生ボランティア扱いなので、教師の心得的なものを指導するわけではない。
つまりは「お客様」。
ひどいのは授業時間が終わると帰ってしまう。(管理職がアホだから帰してしまう。)

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ようやく春休みに入り、ゆっくり話をした。

「4月からどうするべきか?」という差し迫った話題を中心にすることになった。
が、具体的に話したくても生活時程で動いているわけでなし、授業を見せれるわけではなし、私などは異動前で、見せたい書籍群をしまってしまってやりにくい。

教室での経験が教育実習だけでは心もとないだろうから3月から来ているのに、ぜんぜんメリットを生かせていない制度だと思った。

いろいろ話してみるが、メモをとるわけではないし、きっと何とかなるとでも思っているのだろうか?
「もう自分で苦労してください」としかいいようがない気分になってきた。

でも、自分を振り返ってみて、仕方ないことなのかもしれないとも感じた。

校内のOJTがまったく機能しない中、初任を迎え、適当に過ごしたために次の学年で大ダメージをくらったあの経験。

自分の今があるのは、そこで辞めずに、血反吐を吐く想いで自助、自学、自力だけを頼りに再起をしたという自信だ。

思い直して、その初任者になるであろう人には自分のプロとしてのこだわりはどこにあり、今どこを努力しているのかを具体的に話しておいた。

土台教員の仕事を全て教えるなんてことは無理なのかもしれない。
あとはその人が考えるべき問題なのだろう。

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