3月26日(金)、晴れ。
いよいよ、春も本番の今日は、象牙の駒に着手しました。
象牙の駒は、何年かぶりです。
昨年秋、工房を訪ねられた方にご注文をいただいて、その時は成型一歩手前の状態をご覧いただきました。
駒のサイズは、400年目の水無瀬駒。玉将の厚みは、およそ13ミリと、厚め。
今日は、若干の予備駒を含め40数枚を、それぞれのジャストサイズに成型し、磨き上げました。
ツゲより一段二段堅いので、成型には半日余り時間を要しました。
本格的な漆の春ということで、仕上げは肉筆で、水無瀬兼成卿筆跡の再現を目指します。