中国東シナ海へ活動・日本危うし!
紘一郎雑記張
紘一郎雑記張
政府は22日、中国が日中間の合意に反し、東シナ海の「日中中間線」付近で一方的に
新たなガス田開発を進めていると指摘し、証拠として航空写真などを公表した。
周辺海域で中国がガス田開発のために設けた構造物は計16基で、
いずれも日中中間線の中国側で建設されている。政府は各施設が中国の
軍事活動の拠点となる可能性も念頭に、警戒を強めている。
新たなガス田開発を進めていると指摘し、証拠として航空写真などを公表した。
周辺海域で中国がガス田開発のために設けた構造物は計16基で、
いずれも日中中間線の中国側で建設されている。政府は各施設が中国の
軍事活動の拠点となる可能性も念頭に、警戒を強めている。
菅義偉官房長官は同日の記者会見で「日中中間線の中国側においてとはいえ、
中国側が一方的な開発行為を進めていることは極めて遺憾だ」と抗議した。
中国側が一方的な開発行為を進めていることは極めて遺憾だ」と抗議した。
外務省が同日、ホームページで構造物や構造物の土台の写真と、構造物の
位置を示した地図を発表した。証拠写真を公表することで、境界が画定していない
海域で中国が一方的に開発を進めている実態を国内外にアピールし、
中国をけん制する狙いがある。
位置を示した地図を発表した。証拠写真を公表することで、境界が画定していない
海域で中国が一方的に開発を進めている実態を国内外にアピールし、
中国をけん制する狙いがある。
中国が「ヘリや無人機の展開拠点として利用する可能性もある」(中谷元・防衛相)
などの指摘も多く、今後は米国などと連携して警戒態勢を強める考えだ。
などの指摘も多く、今後は米国などと連携して警戒態勢を強める考えだ。
中国側は
「中国が管轄する争いのない海域でのガス田開発は全く正当かつ合法だ」
(中国外務省の陸慷報道局長)と繰り返し反論している。
「中国が管轄する争いのない海域でのガス田開発は全く正当かつ合法だ」
(中国外務省の陸慷報道局長)と繰り返し反論している。
東シナ海のガス田開発を巡っては、2008年6月に日中両政府がガス田「白樺」
の共同開発で合意。具体化に向けた交渉を進めていたが、
10年の沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を機に中国側が交渉を一方的に延期した。
その後、13年6月に中国による新たな掘削施設の建設が明らかになり、政府が抗議していた。
の共同開発で合意。具体化に向けた交渉を進めていたが、
10年の沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を機に中国側が交渉を一方的に延期した。
その後、13年6月に中国による新たな掘削施設の建設が明らかになり、政府が抗議していた。