紘一郎雑記帳

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名創業者の話  紘一郎雑記張

2015-07-20 03:58:05 | Weblog

名創業者の話  
紘一郎雑記張

ホームレスから上場企業の社長に

「どん底の生活に入っても、自分の目標を持っていれば必ず立ち上がれるものだ」
伊藤伝三(伊藤ハム創業者)言葉である


日本で最大のインターネットQ&A掲示板サイトを運営する、
株式会社オウケイウェイヴの創業者、兼元謙任(かねもと・かねとう)は、
生まれた頃から体が弱く、小学生の頃は入退院を繰り返した


そして病弱を理由にいじめを受けた。また自身が在日韓国人であることを
小学5年生の頃に皆に知れ渡る。そのころからさらにいじめがひどくなる


いじめや病苦、自分の境遇に耐え切れず、死を考えたこともあったという

大学では仲間ができ、就職をして結婚、子供を授かる。
やっと幸せを掴んだかに見えたが、大学で知り合った仲間に裏切られ、
うまくいきかけた海外での仕事の話も御破算になる


妻には離婚状を突き付けられ、どん底に落ちた挙句の果てがホームレスの
生活であった。公園で寝泊りをし、コンビニの裏で捨てられた弁当を食べ、
飢えを凌ぐ


しかしそんな生活の中、兼元は人生を諦めなかった。
所持品はノートパソコン一台だけであったが、電源は駅のトイレにある
清掃用のコンセントからとり、ウェブデザインの仕事を仕上げ依頼された
会社に納品する


毎月、稼いだお金は一万円を残して、
全て実家に子供と戻ってしまった妻に送った。
兼元は家庭をかえりみず、生活費を家庭に入れず、海外での仕事に
お金を使っていた。妻は幼児を2人抱え、バイオリン教室を開き、
生活費を稼いでいたが、家庭をほったらかしにする夫に愛想をつかせ、
離婚状を置いて実家に帰ってしまったのだ


このことを猛省した兼元は妻子ともう一度、一緒に暮らしたい一心で、
妻に稼いだお金を送金し続けた


ホームレス生活は2年ほど続いた。そしてホームレス時代に思いついたのが
質問をすると回答を得られるウェブサイトである


人と人が助け合うことで、よりよい方向に向かっていくことを目指し、
兼元はこのQ&Aサイトを始めた


2000年に株式会社オウケイウェイヴを設立。
そして2006年にセントレックスに上場する


Q&Aサイトを立ち上げる頃に妻子も戻ってきて、
その後は幸せに暮らしている
という
 
メルトモ・T氏から頂いたメールです。