中国の野望と日本の安全保障
紘一郎雑記張
一連の埋め立てが平和利用目的だと強調するねらいがありそうです。
各国が領有権を争う、南シナ海の南沙諸島では、中国が浅瀬の埋め立てを拡大させているようです。
そして、国営の新華社通信は、交通運輸省が、南沙諸島のクアテロン礁で灯台の起工式を行ったと伝えました。
灯台はクアテロン礁に加えてジョンソン礁にも建設し、いずれも高さ50mで、
照明の光は40キロ沖まで届くように設計しているということです。
これについて、中国外務省の華春瑩報道官は記者会見で、
「中国による灯台の建設は国際的な責任と義務を果たす重要な措置で、
この海域を通る船舶の誘導に高い効果があり、南シナ海の航行の安全性が大いに向上する」
と述べました。
南沙諸島の浅瀬の埋め立てについて、国際社会では中国が新たな軍事拠点を構築しようとしているという見方が出ています。
中国政府としては、灯台の建設開始を発表することで一連の埋め立てが平和利用目的だと強調するねらいがあるようです。
南沙諸島で中国が浅瀬の埋め立てを拡大させていることについて、中国国防省の楊宇軍報道官は
「主権の観点でいえば、中国が南沙諸島で展開している工事は全国各地で行っている工事と何ら変わりはない。
南沙諸島での建設工事は軍事防衛機能の必要性を満たすためであり、民間が求めるサービスのためでもある」と述べて、
埋め立てを正当化し、国際社会の懸念や批判は当たらないという立場を強調したようです。
この海域を通る船舶の誘導とかいっているが、近寄ったら中国の軍艦が接近してきて、
「ここは中国の領海だからでていけ。さもなければ拿捕する」と言うことになるのでしょうか。
なぜか滑走路付きですか、挑発しているのは間違いなく中国では、灯台だろうが燭台だろうが他国のEEZ内に
勝手に建造物を作るのは違法では、国際社会の懸念や批判とか的外れすぎる。周辺国の認可とったわけではない。
侵略行為に該当する着々と外堀を埋めようと企んでいる武装集団が近所に居るのに、
未だに「9条があれば日本は平和」と騒いでいる人々は、一体何ものだろうか。
集団的自衛権がとうるさい民主維新共産や左翼マスコミはなんでこっちには何も言わないのでしょうか。
今秋に日本で集団的自衛権の法改正成立。同時期に中国の国家主席が訪米。当然南シナ海問題が議題に。
しかし強硬な中国は一歩も譲らす。そして中東で「何か」が起きてホルムズ海峡封鎖と言うことになるのでしょうか。
まあアメリカが実力行使に出ず見ているだけな時点でまだまだ許容範囲内って事ですか。
国際社会はやめろといっているが、埋め立てもそうだがもう何でもありで平和とか建前も崩壊していると思います。