週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

小金滝直下へ

2013年08月11日 | 自然写真 滝

 約一ケ月ぶりの更新になりました。

 早明浦ダム湖沿いに見える小金滝。直下に至る道の存在は知っていたが、今まで訪れることがなかった。今年はと思い、実は先月28日に一度ダム湖まで来たのだが、当日は雨のため断念。今日は晴天に恵まれそうだ。
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 大豊を過ぎると吉野川には川霧が立つ。かなり過ごしやすい気温である。小金滝が見える駐車場に着いたのは8時前。見上げた小金滝は水量が少ないようだが、直下を目指すにはいい水量だろう。

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201308110741_12  駐車場脇の小滝。これを小金滝と間違える人もいるらしいが、無名なのがもったいないほど、綺麗な滝である。

 登山靴に履き替え、ザックを背負い、トイレ脇の細い道を登り始める。夏の装備として、汗止めのバンダナと、濡らしたネッカチーフを首に巻いておく。今日のズボンは昨年買った薄手の物。サイズ間違いで昨年は使えなかったズボンだが、この半年間のダイエットで履けるようになった。

 登り口の脇、草むらの中に「小金滝」と書かれた木の看板が倒れていた。 明瞭な踏み跡が折り返しながら急な斜面を登っていく。登りが終わると、道は平たんになるが、今度は藪が道を覆うようになり、道を見失いそうになる。木にまかれたピンクのリボンを頼りに先をめざす。2ケ所程、小さな沢をまたぐ際に道が崩壊しており、それが危険個所なくらいだろうか。

 新しいズボンは伸縮性が不足しているのか、汗で張り付いて少々歩きづらい。こういった登りの多い道にはあまり向いていないようだ。

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201308110843_13  滝らしい水音が聞こえ始めたころから、リボンを見つけづらくなる。木々の間から滝らしいものが見えたので、聞いていた小金滝下の小滝だろうと思い、後で寄ろうと思ったのだが、滝の方向にリボンを見つけてしまったので、それに従って滝の前に出る。

 小休止を兼ねて小滝を撮影。ここはまだ通話可能エリアなので、スマホで撮ってFBにアップ。

 小金滝はこのすぐ上にあるはずなので、崖を巻く道を探しているうちに、上方にピンクのリボンを見つける。倒木と落石で進みづらい道を何とか登りきると、崖を水平にわたる踏み跡があり、小さな尾根を越えると正面に小金滝が見えてくる。
 登り始めて約一時間。通常なら30分程度で到着すると聞いていたが、小滝に寄ったのと、迷い気味だったせいだろう。
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 小金滝直下に到着して、スマホを見るとここも通話可能エリアだったので、時間記録もかねて撮影してFBに投稿。小滝の写真投稿に「涼しそう!」とのコメントがあったので、「別世界の涼しさです」とコメントしておく。

 上段の滝壺を見たいと思い、ルートを探す。行けそうな感じもあるが、私のバランス感覚では少々危険そうだ。渓流靴があれば可能だったかもしれない。危険を避け、下段から見上げるだけにしておく。

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 レンズを望遠に交換し、滝口をアップで!
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201308110937_52  約一時間を滝直下で過ごしたあと、小金滝を後にする。ここでの撮影は、スローシャッターだけでなく、1/250程度も使ってみたが、ここでは結構はまった感じ。

 もと来た道を戻り始めた途端、道を見失ってしまう。滝を目の前にして興奮してしまい、最後の尾根越えを失念してしまっていたのだ。尾根を少し登ると踏み跡が見つかったので、それを伝って戻る。崖をおりると、小滝とは別方向にピンクのリボンを見つける。往路では気付かなかった標である。この辺りも、藪と倒木と落石で道がわかりづらいが、いくつかのリボンを通過すると、明瞭な踏み跡に戻ってきた。

 帰路は約30分。急な斜面は、登りより下りのほうが危険なので慎重になる。降りてくるにつれ、気温が上がったかのおろすのももどかしく、クーラーを入れる。トイレの水道で手を洗い、凍らせておいたミネラルウオーターを飲んで、一息いれ、、この後の予定を考える。距離的にはたいしたことはないが、暑さに参ってしまったので、後は楽な行程にしよう。

  つづきます。

 
コメント
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