週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

2013年初滝巡り 上勝町

2013年01月06日 | 自然写真 滝

 2013年最初の滝巡りは上勝町。上勝町に決めたきっかけはKurenaikaiさんの大晦日訪瀑記。一気に8つの滝を訪問されていたが、その中には私が訪れていない滝もある。徳島の滝に関して、愛媛のKurenaikaiさんに後れを取るわけにいかない。上勝町なら、朝日を狙ってから周ることもできる。

 早朝5時前に出発。目的地は徳島市の大神子海岸。tomi3さんに教わったポイントである。到着は6時18分。テニスやキャンプの設備がある駐車場に車を停めると、先に2台。1台は到着したばかりのようだ。時間が早いので、カメラを持たずに海岸に出る。水平線付近が雲に覆われているので、どこまで陸地か判りづらいが、今日は場所確認と割り切ることにする。車に戻ろうとすると、砂浜をどこかの運動部だろうかランニングしていく一団がいる。駐車場までもどると、車が増えており、三脚を抱えて海岸に向かう人がいる。こちらも準備して海岸へ。
201301060712_011  砂浜のほぼ中心部にカメラを据えたカメラマンが3名ほど。私の後からも続いてくる。方位磁石で方位を確認し、赤く染まった位置を見ながら、少し南側の位置にカメラを据える。
 太陽が昇って来て、最初の人たちの場所取りが正しかったことに気付き、場所を移動。残念ながらダルマは撮れなかったが場所のイメージは掴めた。
 カメラマンは皆撤収したが、まだ駐車場に入ってくる車がある。施設を利用する人たちだろうか。時間は7時25分。

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 上勝町役場を目指して走り、役場手前からスーパー林道方向へ。林道起点を過ぎてすぐ上勝中体育館の下の小さな水路が目的地。
 民家と崖に挟まれた小さな水路の奥に見える七人淵。民家には人気がないが、無断通過するわけにも行かないので、一度勝浦川に下り、長靴で水路を遡って滝前に。崖に囲まれた滝には、いろいろと悲しい伝承があるようで、それも納得してしまいそうな異様な雰囲気がある。
 この前の道は何度も通過している筈だが、この滝には全く気付かなかった。それもこの滝の特性のような気がする。
 残念なのは、脇の道を登って滝上に出ると、滝より上流は整備された水路だったこと。滝の異様な雰囲気が台無しになってしまった。

 この先に進んで百間滝を訪れてもいいが、この滝を満足に撮れたためしがない。もっと腕を磨いて、時期を選んで訪れたい。

 少し戻って県道16号を旭川沿いに走る。しかしながら滝の場所についての情報不足で、場所を特定できなかった。ただ、猿滝前面の杉林が伐採されて車道から見えるようになったとの掲示板を見つけた。肝心の猿滝は水量不足で見えなかったが、再訪する目的ができた。
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 月ケ谷温泉まで戻り、さらに奥まで進んで小さな空き地に車を停める。ここから歩いて10分程歩けば尼止の滝。この滝は二度目の訪問なので、今回は上流側から下りて滝口を覗き込む。
 滝口を上から覗きこむ経験は中々できないが、ここはさして危険もなく滝を真上から見下ろすことができる。桂さんのHPで、往路は滝上流からのアプローチを推奨しているのがわかる気がする。

 尼止の滝は、途中から水が飛び跳ねるのが特徴で、落差はないが、優美さを感じて好きな滝の一つである。
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 月ケ谷温泉から南方向に山道に侵入。入ってすぐに見れる天泊り渕は、以前雨の中訪れたので充分に撮れなかった。今回は丁度正面に太陽が昇ってきたため、今回もうまく撮れなかった。流れを渡って右岸から撮れればもっと良くなったかもしれないが、今日はどうも足もとが不安定で、石を渡って行くのが怖かった。
 綺麗な渕なので、次はじっくりと撮ってみたいと思う。

 この先の道は、一度那賀町から美杉峠経由で通ったことがあるが、その時は雨の中でもあり、滝の存在に気付かなかったので、ここから先は初訪瀑になる。

つづきます。

 

コメント (2)
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