週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

剣山にて

2016年08月13日 | 風景写真

夏の高瀑を訪れる際の楽しみの一つがキレンゲショウマ。本家ともいうべき剣山の群生地を訪れてみたいと思っていたのだが、昨年は周辺の道が崩壊して通行止めだった。

今年こそはと思ったが、「山の日」である11日は前日までの仕事の疲れが残っているので12日に訪れることに決めた。

3時に起床して準備。冷やしたり凍らせたりしておいた飲み物をザックに入れ、出発したのは3時26分。暗闇の中、狭いR438を走るのは少々緊張するが、登山口駐車に到着した5時半にはすっかり明るくなっていた。

靴を履き替えて装備を背負うとすぐに出発。この時間リフトは動いていないので神社脇の登山道から登り始める。昇り始めて早々に息が上がり、心拍数が急激に上がる。水筒から一口のお茶を飲むだけでずいぶん楽になった。

西島駅まで45分は少しかかりすぎだと思うが、早朝とはいえ暑い夏の山道では仕方ない。この時間でも降りてくる登山者がいたりして、結構人は多い。

西島駅の少し上で尾根ルートを外れ、刀掛の松方向へ向かう。こちらに向かう人はいない。この時期この時間帯に来る人は同じ目的かと思っていたのだが・・・。

刀掛の松から行者場へ向かうルートは所々崩壊した跡が残る。昨年の災害のものだろう。少し進んだ先がキレンゲショウマの群生地だが、全く黄色い花が見えない。このせいで人がこちらに来ないのだと気付いた。そのまま進み、行者の鎖場でやっと黄色い花を見つけた。

ここでネット検索をかけてみると、この場所のキレンゲショウマは先週既に盛りを過ぎていたらしい。高瀑がお盆頃に満開を迎えるのその感覚でいたのだが、情報収集を怠ったことを後悔した。来年は時期を早めて訪れることにしよう。

一昨年みつけた穴吹川源流滝の脇に一本だけあるキレンゲショウマ。

最大の目的は果たせなかったが、天気もいいので山を楽しむことにした。

まず一の森頂上に登り、定番ポイントから撮影。

剣山頂上 東テラスに到着したのは10時過ぎ。陽射しは強いが、少し風の吹くテラスで、少し早い昼食にする。この時点で1.5リットルの飲み物を消費していた。


東テラスから剣山方向をみる。

剣山頂上から次郎岌を臨んで。

下山途中、最も好きな光景の一つである二度見展望から。

一部ルートが通行止めになっているので迂回しながら、西島駅に戻ってきたのは11時40分。

下るのは楽なようだが、瓦礫で足を滑らせ易いのと、調子に乗っていると膝を痛めてしまうので、意識的にゆっくり降りている。

12時過ぎに登山口まで戻ると、靴を履き替えただけですぐに出発。午後は人が増えそうだと思ったのだが、実際はどうだったのだろう。

帰路は祖谷・大歩危方向をとる。特に理由はないが、狭いR438を戻りたくなかったのかも。

R32を途中逸れただけで、まんのう町中山地区を通過できる。

条件は今一つだが、これだけ広大になると見応えがある。


帰って見なおしてみると、ごみが入り込んでいる。こういう部分はもっと気を使うべきところだと反省。

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