週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

入れ替わり? 唐谷の滝

2012年08月11日 | 自然写真 滝

先週は地区のお墓掃除の為、お出かけなし。今日は天候が不安定なのと、久しぶりに長距離を走りたかったので、室戸岬方面へ。
朝5時前に出発して、海沿いにでる。途中休憩した南阿波サンラインから見た美波・不動の滝の水量が少ないのが気になる。曇り空のなので、海の色も今ひとつ。波も穏やかなので、お気に入りの大砂海岸や淀ケ磯もスルー。
室戸市・佐喜浜町に到着したのは8時半。丁度4年前、この滝を訪れたときには付近を探しまわった。参考にしたJJJさんのMAPに別の名所が表示されていたこともあるが、標識を見落としていたのである。国道沿い「唐谷の滝」の標識があるので右折し、約500m進んだところで分岐を標識に従って左へ。落石と木々の被さる道を約1km、林道が沢をまたぐところで車を停める。
01  場所的にはすぐなので、ウエストバッグに装備を入れ、長靴に履き替えて出発。橋の脇から沢に降りる道があるが、すぐに両側が崖になるので渡渉。以前はスニーカーで何とか渡れたが、今日は増水しており、長靴でもぎりぎり。後で調べると、高知は昨夜かなりの雨が降ったようだ。
 渡渉して左岸に渡ったところで前方に滝が見える。前回撮った記録がないので俄滝だろうと思ったのだが、なんと滝の脇に「唐谷の滝」の標識が。「唐谷の滝」はさらに奥の筈。
 増水した今の状態だと結構いい感じの滝なので、取りあえず。三脚を据えて撮影。
 高さは20mほど、一条の流れが末広がりに岩を伝ってくる。被さっている木の感じもなかなかいいので、これはこれで収穫である。

 標識の件については、FBでJJJさんに問い合わせることにした。
02

01_2   
 左岸を少し登ると明確な踏み跡がある、それを辿って少し進むと、二つの沢が合流する地点にでる。前回はまっすぐ流れを辿って見つけられず、戻って来て違う沢をつたって辿りついた。今回は間違えることなく、渡渉して右岸から合流する沢に入る。こちらも少し登ると踏み跡があり、その先に荒れた神社(跡)がある。既に鳥居も失われてしまったようだ。崩れかけた社のわきをぬけ、その先に見えてくるのが、本来の(?)唐谷の滝。

 岩の隙間を落ちてくる変わった形の滝で、最初はどう撮っていいかわからなかった。前回の写真を見ると、晴天時で水量ほどほどだったのだが、ワンパターンの写真になっていた。今回はいろいろ試してみた。4年分、少し進歩したと実感。
 増水した沢は滝前で徒渉するのが難しく、濡れた岩は滑りやすい、左岸からでは岩陰で撮影できない。けれど、前後に少し視点を変える、アップを取り入れる、木々を被せるなど、約1時間、飛沫をたっぷり浴びながら堪能した。

02_2

03  車に戻ったのは10時半。このエリアは結構水量が期待できそうなので、次の滝に向かう。いつもなら、室戸岬をまわりこむのだが、今日の天候では海の色があまり映えないので、山越えを選択する。

 つづきます。

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