週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

林道復活 高瀑祭り? その2

2013年02月19日 | 自然写真 滝

 2月17日 高瀑行のつづきです。

201302171104_029  高瀑到着は ほぼ11時。ザックを下ろし、D300sを取り出して、撮影開始。今日は28-300mmとMACRO可能な17-70mmを持ってきているが、高瀑では広角が有効なので、17-70mmを付けてまず滝下へ。
 この時はまだ青空が見えていた。滝上空に見える雲が、その様子を変えていくのが面白くて、設定を変えながら何度もシャッターを切る。

 おいわさん達が左岸側を登って行くのが見える。私は先に右岸側を登る。こちらの方が青空が映えて見えると思ったのだが、少しづつ雲が増えてきて、青空を隠してしまった。下を見ると、既においわさんは下りており、陽が当たるまで食事タイムという声が聞こえる。私も食事にしようと下に下りる。
 今日の昼食はカップめ麺とおにぎり一個。お湯を沸かす固形ストーブも持ってきているが、朝ポットに入れたお湯がまだ熱い。先週の伊吹山で覚えた、山で温かい食事をする贅沢を、ここでも実践。

 食事を終えて、本格的に撮影開始。
 滝前から今度は左岸へ登る。
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 下りてきたまっすーさんが、左岸の崖は滑りやすいところがあると警告してくれた。実際途中まで登ってみて、まっすーさん達が滑ったらしい場所を見て、そこから先に登るのを断念。適当な高さで左岸の風景を楽しんでから、再び滝直下へ。
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 一度溶けて下で固まった氷の上から雪が降り積もったのだろう、滝の直下には舞台のような氷の台が出来ている。その台に登り、氷壁に張り付くようにして、滝を見上げて撮ってみる。以前なかちゃんのマネをしてみるのだが、あの時とは氷壁の様子が異なるので、同じような画にはならない。それでも、それなりに面白い画になった。青空が見えればもっと映えただろう。
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 気がつくと、滝の前には多くの訪瀑者たちがいた。takahama奥さんが教えてくれた方たちの中に、「おじょもさん」と「ゆーちゃん」がいる。ともにエントツ山さんの掲示板などで有名な方たちだそうで、おじょもさんは1月の倒木を報告された方でもある。さらには又、犬を連れた夫婦連れらしき方たちも。総勢20人程度になっただろうか。
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 時折風が吹いて、上方の木から雪が飛ばされて落ちてくる。それが滝のように見えるときがあって、とても美しかった。まともに撮れなかったのが残念。
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201302171217_136  再び右岸側、少し滝から離れた位置を登る。
 左の写真でも何人かが写っているが、ここに写っていない人の方が多い。皆それぞれの場所で、撮影しているのだが、改めて見渡すと、三脚と一眼を持ち込んでいるのは我々のグループだけのようだ。皆、メインは滝を訪れることであって、我々のように写真中心ではないらしい。 
 下の写真は、最初に高瀑を目にする場所まで下がって、全景を撮影。
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 滝直下に戻り、なかちゃん・Kurenaikaiさん・おじょもさんがいるのを見て。流れにそって下流側に少し下る。ほぼ正面からの高瀑全景。
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 時間は1時前。記念写真の準備を始める。滝直下に出来た舞台は、記念写真に絶好の場所である。いつもより滝に近づいて、より見上げる形で記念撮影。
 写真には、我々8人にくわえ、おじょもさんにも入ってもらった。100m以上の氷壁をバックの記念撮影はなかなか壮観である。

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 1時10分 高瀑を後にする。
 いつものように、高瀑下の無名滝での撮影タイム。少し溶けかかっているが、やはりいい風情である。
 ここでの滞在時間は10分程。三脚を展開はしたが、撮ったのは数枚。急いで装備を片づけ、丸渕へを下る。

 丸渕での小休止の際、今回は誰もデジイチを出さず、本当に小休止で丸渕を後にする。

 続いてはのぞきの滝。登山道から見下ろす綺麗な滝だが、滝前まで降りる人は稀だろう。我々おいわさん組は、ほぼ毎回降りているので特に新鮮味はないが、冬期の氷はいろいろな形を見せてくれて面白い。

 下の写真は滝下のアイスオブジェを熱心に撮影するKENさん。
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 高瀑を後にした時には、おじょもさんやゆーちゃんの組は我々より後にいたのだが、のぞきの滝などをよっている間に、追い抜かれてしまった。
 登山口まで戻ったのは3時15分。残っていたのは我々の車3台と、もう一台香川ナンバーのレガシー。おじょもさんが香川県の方であると初めて知った。
 雪が融け始め、ぬかるんだ林道をKENさんの車を先頭に下りていく。最低地上高の低いKENさんの車では、こういう悪路はきつそうだ。
 諏訪神社まで戻ったのは4時10分。ここで本日のハプニング。
 最後尾を走っていたおじょもさんの車が、我々の横を通り過ぎた際、後部に異物がついているのに気付き、Kurenaikaiさんが、車の窓をたたいて知らせる。林道に落ちていた木の枝が、後部バンバーを貫いて後ろに突き出ている。私が持ってきたノコギリで枝を切断し、バンバーから抜き取る。倒木処理の為に準備したノコギリの、本日唯一の出番であった。

 4時20分、再開を約して解散。後はひたすら来た道を戻る。高速バス亭でまっすーさんと別れ、帰宅したのは6時過ぎ。

271km 10,899歩 恒例の高瀑氷瀑ツアーは、予想外の完全氷結で今年も大満足。
だが、昨年のことを思うと、皆無事に帰還できたことが、本日一番の成果かもしれないと思った。

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2 コメント

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yamtoさん、こんばんは。 (まっすー)
2013-02-20 20:53:31
yamtoさん、こんばんは。
滝下から見上げるとやはり迫力がありますね。
私は今回、滝下の写真を撮らず仕舞いでした。
三脚を使うと機動力がなくて同じような写真ばかりになってしまいました。
次回はもう少し工夫したいです。
返信する
まっすーさん こんばんは。 (yamto)
2013-02-20 22:01:04
まっすーさん こんばんは。

今年は移動範囲は例年より広かったのですが、結果で見ると高瀑の雄大さがいま一つ表現できなかったようです。次の機会には・・・、と思ってしまいます。
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