5月20日 桜滝探検行よりつづきです。
雨の山道(国道438号)をくだる。今日の最終目的は鳴滝。国道から見える、メジャーな滝であり、その優美な姿はとても好みなのだが、写真に撮ると今ひとつなので、撮影の為に訪れるのは三回目。
この滝にはいつも朝方に訪れていた。東向斜面にあるこの滝は、朝日を浴びてコントラストが強くなる。水量が多いとさらに白トビが目立つ。今日は曇り空で夕刻、条件がいいと判断し帰り道に選んでいた。
鳴滝の駐車場は、なぜか満車状態。駐車スペースではない隙間に車を停め、ますは道沿いの滝見台へ。緑の木々も滝に被さることなく、その優美な全景を見せてくれる。
滝見台の柵が入らぬよう、道から撮影。その後、滝見台から滝を見上げてみて、木々の被さり具合がいいと思ったので、たたんだ三脚を再び開いた。
駐車場まで戻り、脇にある道を登る。階段状に補強されているのだが、段差が高く登りづらい道である。木々の間を抜け、開けた場所に出たと思ったら、滝の中段にある滝見台である。
滝見台は安全の為柵に囲われているのだが、柵が邪魔なので、柵の外に出て、三脚をたてる。ここではワイコン付きの18-55mm。滝は縦に撮ることが多いが、このレンズだと横方向にワイドに撮ることができ、壮大な雰囲気がでる。2月の高瀑で実感したことだが、ここでもいい雰囲気を出せた。
この時、時間は4時前。引き上げる時間だが、もうひとつの滝を見る誘惑に勝てず、再び駐車場に戻ると、今度は下への道を辿って行く。
前に来た時は、遊歩道のままに下まで降りてしまったが、堤で邪魔されてしまうので、道を外れ、堤の上で滝前に滑り下る。
水量が多いと、右岸側にもう一つ滝が見える。この写真でも微かにもう一本の流れが見えるが、この流れの上部は綺麗な落ち方をしている。この滝は、鳴滝の最下段になると思っているが、駐車所のある道で分断され、少し離れているので別の滝と見るかもしれない。
堤の上に回り込んだおかげで、気分良く撮ることができたので、満足して鳴滝を後にする。狙い通り、今回は想いに近い写真を撮ることができたように思う。
後はまっすぐ帰途に着く。
帰宅時間は 5時34分。209km、6,219歩。
見慣れた滝でも、時期と視点を変えると別の姿が見えてくる楽しさを、今日も実感した遠征だった。
メジャーな滝はローマさんのお好みには合わないかも知れませんね。けれど徳島にも秘境滝はたくさんあります。かすかな踏み跡を一時間以上かけて到達する滝は、感動ものだと思いますよ。
未訪瀑の滝も合わせて、今後ご紹介しますので、参考にしていただければ、と思います。
こちらのルートを通ったのはほぼ一年ぶりでした。
一昨年の秋、紅葉期に遠望撮影して以来の鳴滝でしたが、捉え方が変わってきたせいでしょうか、新鮮に感じました。
昨年、まっすーさんとお会いして以降、多くの方と同行する機会を得ました。おかげで、一度見た景気を別の視点で新鮮に捉えられるようになりました。こういうところでも、人との出会いは大切だと感じされられます。
もう一度行きたいと思わせる滝はなかなかありませんね~
もっと有名な滝にいけば感動もするのですが。。。
この鳴滝はいいですね~ぜひもう一度行きたいです
こんどは最下段のところで撮りたいです。
ほんと綺麗に撮れていますね。
昨年か一昨年に通りがかったときに、車道の下の滝の周囲の木々が伐採されて、対岸の展望所から下の滝もよく見えるようになってました。
また行くつもりでそのときは素通りしたんですけど、ここでまた思い出したので行ってみたくなりました。
新緑がきれいですね。