2月5日~6日のお出かけ記録です。
毎年恒例となったKENさんとの冬の瓶ヶ森。週末だけの私に合わせると日程が難しく、晴れ間が期待できないまま5日からの決行となった。
今年は白猪谷からではなく、北側の東之川からの冬山登り。登山口までに要する時間は1時間以上短い。
ロープウェー乗り場を過ぎた先の大宮橋で待ち合わせ、そのまま東之川へ向かう。おたるの滝入口付近から登山道が始まっているので、ここまではなじみの場所。
到着頃から雪が降り始める。
杉林の間の急な登山道を進む。北側斜面なので雪が多い。
台ケ森との分岐を過ぎ、後1kmほどなったあたりから、斜面にある道が消え、トラバースしながら進むことに。瓶ヶ森避難小屋に到着した頃には暗くなり始めていた。周辺はガスの中で、周りは何も見えない。
食事を済ませると早々に寝すむことにする。毛布が数枚置いてあったので、ありがたく使わせてもらう。KENさん持参の寒暖計では。室内の気温は氷点下16度となっていた。
何度か外を伺うが、何も見えそうにないので朝もゆっくりしていく。
荷物をまとめ終える頃、ソロの登山者が到着。朝5時半位に登りはじめたとの事なので4時間ほどで登り切ったようだ。我々のトレースがあったとはいえすごい健脚である。
出発時の避難小屋周辺の様子。
途中でもう一人すれ違う。こちらも健脚である。先の方も含め、何も見えないので避難小屋から引き返したようだが、二人共に途中で追い抜かれてしまった。
昨夜からもかなり雪が降ったようで、木々に積もる雪がすごい。
追い抜いて行った人の踏み後で少しは楽になるが、下りの雪道は怖い。
2度ほど斜面を滑り落ちかけたりしながら、やっと杉林(ほぼ中間地点)まで到着。下りなのであと少しと考えていたら、脚に力が入らなくなってしまった。少しでもふらつくと体を支え切れない。なんでもない道を何度も転びながら、登り並みのスローペースでしか進めず、KENさんには大変迷惑をかけてしまった。
何とか無事登山口に到着し、帰路につく。今回は雪しか見られず、疲れるばかりの冬山であったが、これも自然と遊ぶ難しさと考えればいい経験だった。