風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

山梨県 20/47

2024年10月11日 | 18きっぷで行く『日本製』

18きっぷで会いに行く『日本製』第20弾は、山梨県都留市。

富士山の湧水で完全無農薬でわさびを育てている「菊地わさび園」さんを訪ねた。

 

 

JR中央本線大月駅から市電富士急行線に乗り換え、東桂駅から徒歩14分、

住宅地を過ぎ、未舗装の道を下って行くと菊地わさび園さんはあった。

    

 

この土地で、100年前からわさび園を営む3代目菊地さんが案内して下さった。

富士の湧水でわさびを育てているところは他にもあるが、完全無農薬はここだけとのこと。

無農薬に切り替えたのは26年位前、初めは青虫が大量発生して難儀したとのこと。

そのうち生態系が変化して、益虫が害虫からわさびを守ってくれるようになったという。

 

この場所から少し山に登れば、水の湧き出るところに種が舞って野生のわさびが育っていて、

何もしないのに青々と元気に育っていることが、自然農法に切り替える手本になったという。

 

 

およそ10キロの所に富士山があって、噴火から10~15年かけて此処に水が湧きだしたという。

暑さには弱いので日よけの寒冷紗をかけているが、水温は一年を通して常に12℃に保たれる為、

多年生草木のわさびは一年中の栽培が可能で、真冬でも水は凍らず雪は降ってもすぐ融けるという。

 

   

 

わさび棚は勿論、道路脇の斜面からも富士山からの湧水が流れ出ていて、水の豊かさが分かる。

 

   

そのわさびを使って無添加で作られたわさび漬け、これは美味しい!やみつきになる!

また山梨なので、ほうとう御膳も頂いて来た、これまた美味しかった。また行きたい。

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