風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

おはようの挨拶

2005年10月06日 | めんご

夏休み後も、登園時にメソメソ泣くことが多かった孫達を、一番初めに送って行ったのは9月初め。
最近は、すっかり元気に登園できるようになった。
もう一ヶ月にもなったが、なかなかお役御免にはならないものだなぁ。

それどころか、最近では歩いて行きたいなどと言い出した。
私よりは時間に余裕があるママと行けばいいのに、、、、。
仕方なく、仕事に遅れない程度に早く出て、ここ二日ばかりは歩いて登園の送りをしている。

でも、車に乗ってるのと歩くのでは、感じるすべてが違う。
脇を通り抜ける車のスピード、通勤ラッシュの朝のざわめき、涼しい空気、花や果物の実の色。
そして、人とのふれ合い。

3歳と2歳の孫の手を引いて歩いていると、すれ違う人は微笑みながら挨拶の声をかけてくださる。
それに返答できなかった孫は、前から来る中学生のお姉ちゃんを見つけて「今度は言うよ」とポツリ。

「オハヨウゴザイマス~」
すれ違いざま、孫が女生徒に挨拶の言葉をかけた。
無表情だった女性徒の顔がハッと明るくなり、目を声の主の孫に向け微笑み返す。
「おはよう~♪」
女生徒は、はにかみながら挨拶を返してくれた。

孫にとっても、それは胸がドキドキのうれしい瞬間。
一人出来ると、次々と挨拶するのが楽しくなる。
勿論、着いた園でも先生に元気にご挨拶。
「せんせい、おっはようございまぁ~~~す!!」
コメント
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