みなさんこんばんは。
結局こうなってしまうんですよねえ。
画像上側は今回の自作車最新バージョン、下側は私が全日本初出場
の際に実際に使用した、トリニティのスイッチブレードです。
やはりトリニティの美しさには程遠いレベルではありますが、少なくとも
フロント周りはトリニティ風になった感じがしますよねえ。
まあ、フロントのアッパーアームはスイッチブレードそのままですから
当然といえばそうなんですけどね。
今回のフロントサスに行き着くまで、まずは昨年末のフタ産カップには
京商のインプレスそのままでレース出場とそれに向けたセットアップを
するなかで、京商インプレスのフロント周りの精度と強度と剛性を確認し、
しかしながらミリサイズであることからキングピンが3㎜径でインチサイズ
のトリニティ用アッパーアームが使えない、というところでいろいろ時間
をかけて試行錯誤を続けた結果、ついにたどり着いた結論が、ロアサス
廻りをインプレス部品活用しつつカーボン板を切り出して自作のロア
アームを作成し、アッパーアームにはトリニティをそのまま活用するのが
もっともスムーズな作動かつ適度な剛性を確保できるという内容に
至った次第です。
同様の試みで以前、スピードマーチャントのREV.5ベースでフロントサス
を自作した際にはどうしてもスムーズなサス作動が得られませんでした。
京商インプレスそのものだとアッパーアームが短すぎてサスセットの
スイートスポットがとても狭いように感じました。
それらのフィードバックを今回、織り込んだつもりではありますが、
やはり実走してみないと判りませんからねえ。
という訳で今週末のクレストナイトレースにて、早速実戦投入したいなあと。