goo blog サービス終了のお知らせ 

山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『光圀伝』=冲方丁著

2014-08-21 19:10:45 | 読書

方丁著の『光圀伝』を読んだ。冲方丁は(うぶたか とう)と読むらしい。1977年岐阜県生まれ、大学在学中に『黒い季節』で第1回スニーカー賞金賞を受賞してデビュー。09年には初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英治文学賞新人賞を受賞した。新進気鋭の時代小説作家らしい。『天地明察』はDVDで視聴したが、面白かった。『光圀伝』は光圀が紋太夫という家老を刺し殺す場面から始まる。光圀は徳川御三家の水戸藩の二代目として生まれ、兄を差し置いて世継ぎとなり二代目藩主となる。兄を差し置いての藩主就任に苦しんだ光圀は様々な破天荒な行動を経て藩主の座に座る。同時に、光圀の周辺で師と仰いだものの死、妻の死など自分を残して死んでいくものを見送らざるを得なかった。光圀は兄の子を自らの世継ぎとし、水戸藩を本来の血筋に戻そうとはかる。一方、光圀はわが国の歴史を書き残そうとする。江戸末期に水戸藩で編纂された「大日本記」の大本をなす努力であった。本書は水戸藩二代目の水戸光圀、一般的は「水戸黄門諸国漫遊記」で知られる水戸黄門様の実態に迫るものであったと思う。初出は「小説野生時代」。読んだのは角川書店の第6版。平成24年11月5日のものである。初版は平成24年8月31日であった。


今日の朝食(8月21日)=今朝も作りすぎ

2014-08-21 07:45:19 | グルメ

8月21日。おはようがんす。糖尿病の薬が底をつきかけていたので、昨日は大野診療所(内科)に診察に行き、薬を40日分出してもらった。A1cの値は若干改善傾向が出ていたのでほっとした。所長の医師は、次回エコー検査をするので予約を入れたくださいということだったので、次回は9月19日の9時半に受診と決まった。予約をしておくと順番は関係なく診察をするようだ。午前中の残り時間は、畑でタキギづくり。焚き付けにする細めの木を適当な長さに切りそろえ、細縄で縛って積み上げ乾燥させておくとストーブをつけるときに役立つのだ。午後からは「民報」適期号の印刷。今回はお祭り特集にした。そのあと新山根温泉・べっぴんの湯で祭りの疲れをとった。

今朝妻は、何を思ったか6品も料理を作ってしまった。珍しい物とてないのだが、ある野菜をかなり使ったようだ。確かに、この時期集中的に野菜が取れ、利用しきれないのだから仕方ないかもしれない。でもすでに、キヌサヤやズッキーニ、ブロッコリーなどは終わってしまった。昨日午後妻と妹はジャガイモを掘って、その後にハクサイを植えるための作業をしたらしい。季節は確実に秋に向かっている。