8月15日。おはようがんす。今日は一日雨らしい。昨日も午前中は斑点カメムシ対策の農薬散布を約3時間。ぬかる田んぼの中を散布機を抱えて歩くのはさすがにこたえる。午後になって埼玉の義妹一家が到着。午後4時に墓参り。当地は盆の墓参りは夕方。朝という地域もあるようだが、夕方になると一斉に墓地に出かけていくので込み合う。お盆なので普段は見慣れない人たちもかなり混じっている。墓地でも家の入り口でも松の根を乾かしたものを燃やして迎え火にする。私の故郷(群馬)では、麦藁を燃やして迎え火にした。
今朝は精進ではない、銀ザケの切り身を焼き、ホウレンソウと菊の花の和え物、豚肉とホソタケの炒め物、ユウガオの炒め煮、サラダ、味噌汁はマツモをはなした。ご飯はいつもの麦入りご飯。もらい物でたくさんある焼き海苔もつけた。合計10人の大所帯なので、主婦である妻も大変だ。
8月15日は69回目の終戦記念日。300万人をこえる日本人が死に、3000万人もの外国人を殺した太平洋戦争が終わりを迎えた日である。私は終戦から3年後に生を受けたが、B29がどうとかという話は聞いた記憶がある。私の生家はそこそこの規模の農家であったため、農地解放で小作地を手放さなければならなかった。それで、父母は家の周囲の竹林を開墾して畑にかえ、5人の子どもを育ててくれた。農地があったため、食料では苦労しなかったようである。今、安倍内閣は「集団的自衛権の行使」を容認し、自衛隊を海外での戦争に派遣できるようにしようとしている。重大な節目の終戦記念日に町議である妻とともに、街頭で訴える予定だ。