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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『真田太平記』6『肥前名護屋城』=池波正太郎著

2014-08-16 07:41:30 | 読書

『真田太平記』第6巻『肥前名護屋城』を読んだ。副題の通り、秀吉が朝鮮へ進行するために今の佐賀県につくった基地が出てくる話しだ。日本国内を平定した秀吉は、朝鮮や明国おも支配下に置こうとし、朝鮮への出兵を指令する。この本は真田の物語なので、真田昌幸は豊臣以後のことを考え、草の物の諜報活動を京・大阪周辺で強化しようとする。山中甲賀の一族も、豊臣以後を見据え、徳川で協力して動こうとするのを、真田の女草の物のお江が感づき、甲賀屋敷に接近し、危うく命を奪われようとするところをお江の父の仲間だった甲賀忍者に救われる。そして山中甲賀の棟梁はお江泳がせて、真田の草の物の諜報網をつかもうとする。はたしてどうなっていくのか、ますます面白い。この巻のなかで向井佐平次の息子・佐助が草の物修行を始める形で登場する。おそらくかの猿飛佐助なのであろうと推測される。


今日の朝食(8月16日)送り盆の朝は手打ちうどん

2014-08-16 07:28:55 | グルメ

8月16日。おはようがんす。今日は「送り盆」。埼玉から来た妻の妹一家6人は早起きして朝食食べ、おにぎり12個を持って帰路についた。妻と義妹は盆棚を片付け、コモをゴミ置き場に出す。今日は特別にゴミの収集をすることになっている。雨は止むようだが、まだ農薬散布は出来そうもない。畑に積んである小屋を解体した古材をチェーンソウで切って薪にする作業でもしようかと思う。

送り盆の日は手打ちうどんと決まっている。今は妻が自分で打つ。合わせるのは精進のテンプラ(カボチャ、サツマイモ、ピーマン、シシトウ、オオバ、ナスの6種類)。これを冷たいたれで食べる。これはほとんど毎年同じだ。そして仏さんには、うどんを打つ時に細く切らない板状のものを湯がいてこれを大きな葉っぱの上に盛り付けて揚げる。「背中あて」というのだが、久慈地域の風習らしく、スーパーでもそれ用のものを売っている。

盆棚にそなえた「背中あて」