乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

フットパスを楽しもう!

2020-03-21 | ウォーキング
3/20 (金) 春うらら〜

Mさん企画の
道の駅通潤橋〜御岳〜男成神社〜円形分水〜通潤用水〜通潤橋 約13k
「さわやかフットパス」参加者集合
道の駅通潤橋10時スタート


春色に包まれて


岩尾城下の


赤禿の滝


国道へ出て


おしゃべりも楽しみながら


「聖橋」


山都エリアの中でも最も古い石橋とされ天保3年( 1832年 )架橋
岩永三五郎作としても有名


人気のお店にご挨拶


九州脊梁を望み


聖滝展望所へ入る


熊本藩主8代細川斉茲公が狩りに訪れた際に
見学された滝だそうですが
ちょっと離れているので迫力は劣るような?


男成神社へ


茶畑から


森の中の参道


境内は


満開の桜


神武天皇の孫である健磐竜命が行宮を建て
自分の偉大なる祖父を祀ったことが始まりと伝わり


「男成」と言う名がついているのは
阿蘇神社の宮司である阿蘇家の元服が
代々この神社で行われたそうで


荘厳な佇まいには神楽殿もあり
春季例大祭には少女神楽の奉納があるそうですよ


パワースッポットをあとに


分岐点から目指すは小笹にある「円形分水」


阿蘇南外輪山に微笑んで

 
春の彩りを探し


「円形分水」に到着


笹原川から取水された用水は、水路を通り


中心の円筒1.5メートルから、内径6.3メートルの円に水が溢れ出る
農地面積の比率によって7:3の割合で2方向に分派され
7割は石造りの通潤橋を経由して白糸台地に至るのが
幕末にできた延長30キロに及ぶ通潤用水
もう一方の3割は野尻・笹原地区へ送水している
昭和31年にこの円形分水が完成すると
それまで干ばつのたびに悩まされてきた水争いが解消されたという
先人たちの知恵に感服する


おにぎりランチ休憩後
ここから通潤橋にいたる水路に沿って進行


山を削り、谷を埋め、トンネルは7つ掘られているそうです


日向往還道標
本日20日(金・祝)21日(土)に開催予定の
「第15回日向往還歴史ウォーク㏌山都町」も中止になりましたが
ルートの一部を歩いています


ここにもトンネルがあり


通潤橋も近い


華やぐように


棚田と脊梁の眺望


いよいよ通潤橋


岩尾城跡に上がる
貞応元年(1222年)阿蘇氏によって築かれた城
惟豊の代に、岩尾城を中心に属城24カ所という全盛期を迎えるが
天正13年(1585年)に侵入した島津義久により、4歳の大宮司惟光が追われ
約360有余年の、岩尾城を中心にした阿蘇氏の歴史も消滅したという史跡


取水口


「通潤橋」は
嘉永7年(1854年)、水不足に悩む白糸台地に水を送るため
矢部の惣庄屋・布田保之助によって造られた日本最大級の石造りアーチ型水路橋
約6㎞離れた笹原川の上流から水を引き、水路の総延長約30㎞、灌漑面積は約100ha
一昼夜で15,000平方mの水を送り、水田を潤す
水路の長さ126m、橋の長さ75.6m、橋の幅6.3m、橋の高さ20.2m
アーチの半径は27.6m
1960年(昭和35年)に国の重要文化財に指定


2016年4月の熊本地震で被災し復旧中にも
2018年5月の豪雨で石垣の一部が崩落し現在修理工事中の通潤橋
約4年ぶりの放水が
2020年4月19日(この日は特別時間の放水)より再開される予定
豪快な放水が復活するのは楽しみですね〜

春のイベント中止が相次ぐなか
山都町の美しい自然を再認識
爽やかな汗とともに
心も体もリフレッシュ!!
スペシャル企画に感謝ですね
みなさんお疲れ様でした。。。


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