乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

クマガイソウの自生地へ

2018-04-28 | 宮崎の山
4/27(金)妖艶な花との出会い



高千穂町芝原地区にある
九州最大級の自生地といわれる「クマガイソウ」

天然記念物に指定されている
この時期、ほぼ10日程度の特別公開

1日2回(予約制)
1回目9:00~、2回目13:00~
管理費として1人500円

クマガイソウを見に行きませんか?との誘いを受け
我ら5名は午後の部にエントリー
宮崎観光協会の方やケーブルテレビの取材の方々と共に見学



ガイドは高千穂森の会の「興梠幸男」さん
真っ白な「ハイノキ」



ここから地球誕生の道へ



直ぐに「クマガイソウ」迎えられ



美しい森の中へ



「ハワサビ」も生き生き



水はけの良い森林に群生



木漏れ日を受けて山の斜面に輝いて



30~40センチほどの背丈の茎先に薄紫の脈がある袋状の花
その名は、平安時代末期~鎌倉時代初期の武将
熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)に似ていることに由来するそうで
なんとも不思議なお姿



ラン科の多年草



直径が7~8センチ
葉は対生するように二枚つき、それぞれ扇型で蛇腹の特徴的な形



後ろ姿も



素敵な「クマガイソウ」



最高のタイミングで



咲き誇り



西洋シャクナゲも彩る



「ウリハダカエデ」



2枚づつ付いた不思議な葉っぱの
「コクサギ」はちょっと臭う



「キンラン」



鳥屋岳までゆっくり



森の妖精たちに出会いながら



ゼンマイの群生地



白いテープが巻かれているのは鹿よけだそうです



豊富な草花の説明を受けながら



「さかいの森」に上がって来ました
南阿蘇在住の「さかい」さんが日本百名山登頂達成記念に
ツツジの苗木を寄贈されたそうです



展望台がある



鳥屋岳(772m)山頂に到着



絶景のパノラマは阿蘇



桝形山



祖母山系



大崩山





展望台から山頂広場



貴重な直物と触れ合いながら
鳥屋岳悠久の森を



約、3時間堪能しました
高千穂森の会の「興梠幸男」さんはじめ
皆様の日頃の維持管理努力の賜物ですね




   県レッドデータブックで絶滅危惧類指定
   希少植物のクマガイソウと会えるのは

        5月3日(木・祝)までだそうですよ

        みなさん、お見逃しなく。。。






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