乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

神ノ前山 1198.5m

2015-05-24 | 九州の山
5/23(土)九州脊梁北端未踏ルート山開き

分水嶺は幣立神宮の尾根から始まる......



九州ハイランドガイド・インストラクター協会主催により
8:30 幣立神宮で厳かに山開き神事
春木宮司が祝詞を唱え、玉ぐし奉納で山の安全祈願

寺崎リーダーから登山の諸注意
特に健脚度が高いレベルの山と認識の上の準備が必要・・・
距離 10.4km 上り3時間 下り2時間半 累積標高差 1200m
スタッフ含め12名が
9:10 ちょっと緊張気味に出発するも



出だしからリーダーのペースがかなり速い
皆さんついて来て下さい・・・
15:30 の下山予定にはこれくらいのペースで進行しないと
戻れませんよ!

初めの1.5kは比較的平坦な里山の林道から



いよいよ、入山するも急登の始まり



ルートの目印はこのマーク
同じような樹林帯の風景は分かり難い



送電線があるポイントから眺望が開け



阿蘇山への美しい稜線を描き
送電線は上椎葉から阿蘇南外輪山を越え弓削変電所へ繋がる



ここは甲佐岳なども見える地点



国有林と民有地の境を示す石標
「山」の字が刻まれている側が民有地
右足側が熊本県、左足側が宮崎県となり不思議な県境

一ノ坂、二ノ坂、三ノ坂の急登を踏ん張ってクリア



このコース一番のビューポイント
祇園山、揺木に奥が諸塚山



大崩、五葉、鹿納の山稜



曇天でも視界良好



スズタケに覆われルート開拓が行われた区間は
切り口が危険で特に足元に注意しながらひたすら上り詰め

ブナ原生林の深緑に癒され



展望も広がる



大木のブナが自由気ままに幹を延ばし
木登り出来ると判断するや



リーダーが挑戦したりアクティビティーも楽しい



いよいよ、山頂直下の直登を征すれば



11:50 登頂!
祝福の紅白旗がお待ちかね



全員で小石を投入し標柱を立て無事完成!
九州脊梁北端「神ノ前山 1198.5m」誕生の瞬間です



昼食後、12:40 下山開始
急降下は滑り易く加速がつくと止まらない



一瞬の明るい陽光に森もいきいき
フィトンチッドの香りに深呼吸



一息入れて



最大級のブナを仰ぎ



林道へ出て





スタッフの皆さんの出迎えを受け
14:45 無事下山



下山予定時間よりかなり早めの到着となり
皆さんの健脚度は★★でバッチリ



幣立神宮と山の神に感謝の一礼

九州ハイランドガイド・インストラクター協会
山都支部の那須さんから
感謝の言葉を頂きめでたく神ノ前山の山開きイベント終了!!


各関係者の方々の並々ならぬ尽力により念願だった
九州脊梁北端ルートが繋がり
記念すべき新たなスタートとなった




魅力ある宝の山にふさわしく自然を満喫出来る「神ノ前山」
ルートはテープなどで整備されたばかりで
急登は滑り易く補助のロープなども設置されていません
踏み跡も弱く悪天候の場合などの入山は危険です
登山の際にはそれなりの体力も必要で
初級者向きではありません
くれぐれも安全登山でお願いします。。。











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