Winding Road

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【ラグビー】PNC 日本×フィジー

2008-06-22 | ラグビー

両チームはほぼ互角で僅差の接戦だっただけに、こういう紙一重の敗戦は非常に悔しい。今更ですけどラグビーボールの楕円の形は一歩先の転がる方向がとんでもないところだったりして、運命を左右する事をひしひしと感じました。

ジャパンの守備はよく粘って耐えていました。後半はミスが重なった所に加えて我慢していたのが堪えきれ無くなってきてトライを許しましたが、良い守備をやっていました。特に魂のこもった気迫のタックルは素晴らしい。

攻撃では肝心なところでノックオンなど痛いミスを連発してチャンスをフイにしました。雨だからノックオンが増えるのは仕方ないと言えるけれど。ただ攻撃に関してはもっと接点を作ってそこからワイドに展開して欲しかった。あまりウイングが疾走する場面が少なかったので、そこを使う展開が無いのが残念でした。

フィジーはスクラムからSHにボールが入った時、そこにしつこくプレッシャーをかけてきて、それがパス出しの精度と速度を低下させたので厄介でした。あとはフィジーも割りとミスの数は多かったけれど、要所ではこちらのミスをモノにするしたたかさがありました。

スコア的には途中までリードしていて面白かったのです。雨で蹴り合いになってトライが少なくなる時には、アレジの正確なキックが効いて来ます。このアレジでどこまでゲームを作れるかが攻撃の核になるのでしょう。

雨で観戦は大変でしたが辛くは無かったです。ギリギリに着いたので当然屋根アリの場所には行けませんでしたが、今日のような日に広い国立でバクスタ2階まで開放してくれると、人の少ないゾーンが出来て助かります。そんな感じで個人的に国立で一番好きなバクスタ2階で傘差し立見観戦していました。立見は慣れたものですし、ましてや今日は飛び跳ねるわけではないので(笑)2時間弱の立見は負担ではありません。それとゴール裏自由席限定ですが千駄ヶ谷門からの入場に限りSuicaをチケット代わりに入場可能にしていました。今の時代にこういう取り組みが行われるのは必然の流れかと思いますが、もっと浸透していけば利便性が高まるので、これがもっと拡がっていくと良いですね。