Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

これぞウォッカ

2008-06-09 | スポーツ
やや沈んだ日曜の夕刻にささやかな喜びを与えてくれた安田記念。フクアリの帰りに携帯版JRAオフィシャルで結果を確認した段階でまず喜び。購入した馬券の単勝と枠連が的中した嬉しさはもとより、ウォッカの1年ぶりの勝利に対しての喜び。帰宅してレース動画を見て更に興奮しました。並いる牡馬を全く寄せ付けない完勝劇。こういうレースをするウォッカが見たかったんです。

この馬なりの走りさえすれば牡馬も香港馬も関係なしというところを証明。そういう規格外の強さが見られ、歴史を塗り替えた昨年の東京優駿を彷彿とさせるレースぶりでした。先団に位置して上がり3ハロンであれだけの脚を使われたら後ろの馬は届くまい。

もうこの馬の底力はヒシアマゾン・エアグルーヴ級と言っていいでしょう。現代の女傑ですね。ライバルのスカーレットもまたその部類に入ると思うけど、どうも堅実に強すぎて個人的にはロマンの要素が欠ける。サッカーで例えるなら、ダイワはどんなに相手が強かろうとも弱かろうとも毎回1-0で確実に勝つタイプだけど、ウォッカは5-0で勝つことがあればコロッと大敗する事もあるというそんなイメージ。秋もまた夢が見られるような走りが見たい。天皇賞が楽しみですね。


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