Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

信じられないってーの。エディ・ゲレロ急死

2005-11-15 | スポーツ
WWEのスーパースター、エディ・ゲレロが現地時間13日朝、滞在先の米国・ミネソタ州ミネアポリスのホテルで急死した。享年38歳だった。

うわ~ショックだ。本当に信じられません。ウソだと言ってくれよ。

体の大きいレスラーの多いWWEの中で、エディは小柄な部類に入る方でしたが、卓越したレスリング技術と空中殺法を駆使し、時にはお得意の「ズルして頂く」インサイドワークの上手さで、大きいレスラー達に立ち向かっていきました。ここ数年、先日新日に参戦したブロック・レスナーを破ってチャンピオンになったりと、ようやくスター街道を歩み始めた矢先だったのに。

かつては2代目ブラックタイガーとして日本のマットにも上がっていただけに、日本でも人気があり、来日興行の時は、常に大歓声を浴びていました。今年2月のTVショーでは日本人のケンゾー・スズキと対戦するも、場内は大エディコールに包まれました。また7月の来日興行のときは、ヒールの立場で試合をしているのに、会場の観客全体が、申し訳なさそうにブーイングしていた事が強く印象に残っています。日本でのエディ人気を象徴するシーンでした。
どこか憎めないラテンの明るいキャラで、我々を楽しませてくれたエディはもう見れないと思うと、本当に残念でなりません。まだ38歳と若いのに。。。

最後になりますが、心よりご冥福をお祈りします。「Viva La Raza!」

昇格争いと残留争い

2005-11-14 | Jリーグ
昨日の結果。
福岡3-0札幌
仙台1-0草津
水戸3-0甲府
山形1-3徳島

この結果、アビスパ福岡が次節にも昇格内定する可能性が出てきました。山形は昇格争いから脱落ですかね。札幌も福岡に敗れた事で、かなり厳しくなってきたように思います。
こうなると、注目は仙台と甲府の3位争いになるでしょうか。最後まで目の離せない争いとなりそう。個人的希望を言えば、仙台に再昇格して欲しいですね。

一方で残留争い。
入替戦のボーダーライン上が混戦状態ですね。次節の柏×清水が重要な一戦。

J1もJ2も共に残り4節。次節から3連戦となる来週1週間が、どのチームにとっても最後の大きな山場となりそうです。

Only3 Last4

2005-11-13 | 鹿島アントラーズ
昨日の試合結果により、J1の優勝争いは上位3チームに絞られたように感じます。おそらく混戦は続くでしょうから、どこが優勝するにしても、決定するのは最終節になると思います。
疲労のピーク最高潮と思われたガンバは、浦和に勝利したのは大きいですね。大きな価値ある勝ち点3を手にしたといえるでしょう。
ガンバと鹿島の勝ち点差は3に広がりましたが、まだ勝負が決する段階ではないでしょう。誰も諦めていないと思いますけど。

ここから先、鹿島には4連勝が求められますが、実に厄介な相手が続くもの。まず次節が大分。正直言って今一番当たりたくない相手。堅守の広島から4点挙げるなど絶好調。しかもアウェーと不安要素だらけ。横浜戦を挟んで、最後2つは清水・柏と残留争いに必死なチーム相手。終盤戦に戦いたくない相手です。
最後まで厳しい戦いが続きますが、必ず一番上にいけると信じて、可能性ある限り全力で戦うのみです。
どうか、12月3日ホームで笑えますように。

ACLとの両立!?J2を舐めたらいかんぜよ

2005-11-11 | Jリーグ
東京ヴェルディが今シーズンJ2に降格した場合でも、来年のACLに出場する方向らしい。萩原会長兼社長がやりますと言ったようだ。また川渕キャプテンも出場させる意向のようだ。

まだ今期が終了していない段階で、先の話をするのもどうかと思いますが、仮にヴェルディが本当に降格したとして、その際のACL出場はいかがなものか。
個人的に言えば大反対です。理由は落ちたから権利剥奪という事ではありません。頑張れば何とか日程調整をできるかもしれません。しかし、現実的にはスケジュール上無理です。

J2がどれだけ過酷なリーグ戦か萩原社長はご存知だろうか。今期、マリノスとジュビロが春先に13連戦とかで騒がれましたが、仮にACLとJ2を両立した場合、その程度では済みませんよ。20連戦位になる可能性は十分に有り得ます。普通に無理です。J2を舐めちゃいけません。

川渕キャプテンは「直近のチャンピオン(前年度王者)が出ることになるよう、どのタイミングで変えるか検討している」と話していましたが、今がいいタイミングではないでしょうか。ただそれよりむしろ、リーグ戦の2位に出場権を与えたらいいと思うんですけどね。しかしその辺はアジアカップウィナーズとアジアチャンピオンズリーグを統合してACLにしてしまったため、調整が難しいところです。

※追記 鈴木チェアマンが再検討すべきという考えを示したようです。当然の事だとは思いますが、納得いく案を期待したいです。

アンゴラ戦の日本代表を斬る

2005-11-09 | フットボール全般
アンゴラ戦メンバーに中田英、阿部ら(スポーツナビ)

つまんないメンバーだなぁ。

突っ込みどころ満載なんですけどまずは、代表は野戦病院ですか(笑)健康な人を呼びましょうよ。

そもそも宮本は大丈夫なんですか。この前のナビスコ決勝でちょこっと復帰しただけですよね。そうか、とりあえず数に入れておかないと関東のツネギャルの集客が見込めないから、入ったんですね。お客様は神様ですから(爆)

そして一番疑問なのがFW。このメンバーで誰が点取るんですか(謎爆)

病み上がりのヤナギに、明らかに調子下降気味の大黒。高原もチームで大して出場してません。
玉田に至っては、今のチーム状態では代表どころの話ではないでしょう。はっきり言って今呼ばれてもありがたくないのではないか。アンゴラ戦が終わればJは3連戦に入るのだから。

今日の日刊なんて、阿部の復帰が一面飾るんですから。話題性に乏しいのが感じられます。

ただ実際は大して問題でもないのでしょう。なぜなら今回召集されたメンバーは、よほどの大怪我でもしない限り、ワールドカップのメンバーに選ばれる事が決定的なんですから。ジーコジャパン2006年度の新規採用は終了しました。

協会にとっては、コインブラの選出も采配も全然気にしな~いのでしょう。だって協会が国内で親善試合する目的は、ガッポリ儲ける事ですから。目先の利益に夢中で、試合そのものなんて知ったこっちゃありません(爆)

新日本プロレス、東京ドームから撤退

2005-11-08 | スポーツ
新日本、東京ドームから撤退(日刊)

正直言って、年3回のドーム興業は、回数的に多すぎだと思う。多くても2回までですよ。そもそも、ドーム向けのビッグマッチなんて、年にいくつも出て来るもんじゃないです。やっぱり今まで見栄でドーム大会連発してたのでしょう。身の丈にあった会場を選ばないと。武道館・国技館クラスを年2回位やって、フルハウスにしてからドームだと思います。

昔はよく新日のドーム大会に行きましたけど、数年前から魅力が無くなってきたんですよね。確か最後に新日を見に行ったのは、02年の1・4でした。健介×小川のしょっぱいノーコンテストや、秋山×永田のGHC選手権があったような。4年弱前ですが、結構昔のように感じる。それだけマット界の移り変わりが早いって事でしょう。昨今のプロレス人気低迷や総合格闘技の台頭に加えて、武藤や故橋本さんなどのスターたちがどんどん離脱して、ドームクラスのメインに見合う人材が今の新日には居るんだろうか。

自動昇格をかけて

2005-11-07 | Jリーグ
J2が混沌としてきました。昨日の試合で京都サンガが優勝を決めましたが、その下が混戦模様。

世間的にはカズ惜別ゴールが注目の的だったようですが、横浜が福岡に勝つのが意外である事は、どこのマスコミも取り上げてないわけで。
福岡が敗れたため、3位甲府との勝ち点差が5に縮まりました。しかも得失点差は同じ。

一時は福岡まで昇格確定的かと思われ、注目は3位争いだけかと思いましたが、ここにきて一気に分らなくなってきました。甲府の爆発力が凄いですが、みちのくダービーを制した仙台のここ数試合の勢いも目を見張るもの。最後まで先の読めない争いが続きそうです。
ラスト2節、福岡は43節に甲府、最終節に仙台との対戦。何かが起こりそうな最終章となる予感がします。

ナビスコの新しいクッキー

2005-11-06 | Jリーグ
昨夜の各スポーツニュースには千葉の選手達が出演していて、また今朝の日刊は千葉優勝が一面を飾りました。テレビの方はスパサカ以外阿部・巻ばっかりでしたし、日刊は千葉繋がりでマリーンズとリンクさせたような書き方でしたが。。メディアに露出する事で、国内のサッカーが注目されるのはいいことです。集客が心配された対戦で、45,000人もの観衆を集めたのは本当に素晴しい事だし、興行的にも成功と言えるでしょうね。

このナビスコカップ、賞金1億円なんですよね。また決勝では来場者にナビスコのお菓子やプログラムを詰め合わせた景品まで配って頂いて、ヤマザキナビスコ様の太っ腹なスポンサーぶりには頭が下がります。毎年ありがとうございます。

昨日の試合、最後はPK決着だったわけですが、PKは運もあるしジャンケンみたいなものだと日頃から思っています。キッカー有利ですし。そこで外すと目立つわけですね。
大舞台になるほど、中心選手が外す事が昔からよくあるわけですが、それでもやっぱりガンバの遠藤が失敗したのは驚きました。でもこれは長いサッカー人生のうちのたかだか1本に過ぎないんですよね。ただその1本が目立つ場面で訪れた。そう考えるとサッカーは恐ろしいなと思ったわけです。
ちょっと前に遠藤のインタビュー記事を見たんですが、京都からガンバに移籍する際、数年後の栄冠を見据えてガンバを選択したという事を言っていました。そう考えると、今年は遠藤の頭に描いていた未来予想図を、実現する年なんだろうなと感じたのですが、そんなに簡単にはいかない事が昨日の答えでした。フットボールは奥深く、難しいなと感じました。

ナビスコカップ決勝 千葉×G大阪

2005-11-05 | Jリーグ
決勝にふさわしい素晴しい好勝負でした。ジェフ千葉の皆様、初タイトルおめでとうございます。

今日はあらかじめ前売りで自由席(ホーム側)を買っていたんですが、混雑状況が読めなかったので、少し早めに出て11時半過ぎに国立に到着しました。
スタンド内に入ると、人が多いぞ!!我が目を疑いましたが、両サイドともゴール裏の中央部は埋まっているし、端の方も目立った空席が見られない。始めから聖火台の下辺りに陣取って観戦しようと思ってたので、そこまで移動し場所確保すると、その付近も黄色い。千葉サポってこんなにいっぱい居たか!?と思った。

選手入場の際は、両ゴール裏ともいわゆるマスゲームで選手を鼓舞する。決勝らしい雰囲気です。
前半は両チーム共に慎重な入り方で、まず守備からという姿勢が感じられました。
一転して後半は試合が動き出しました。後半15分あたりは、もう延長戦かと思わせるような中盤スカスカ打ち合い合戦になり、おいおいって感じでしたが。どちらかというと、走りで上回る千葉の方がペースを掴んでいきましたね。水野投入から、サイドを基点にした攻めも出して押し込んでいく。
ただ千葉のDFはボールを持ってから、ドリブルで前にボールを運ぶことが多くあったので、そこはガンバも狙っていて、プレスをかけて奪ってから前3人だけでゴール前まで持っていく場面も数回見られる。前3人で攻めるというのはよくわかるのですが、そこに二川なり松下なりが絡んだ時は、より大きなチャンスに広がりますね。
ストヤノフ・シジクレイの二人がゴール前に厚い壁として立ちはだかるため、どちらもあと一歩のところで、ゴールまで至らない。
ロスタイムの巻のファールは仕方ないでしょう。

延長戦の30分もあっという間に終了。そしてPK戦へ。
まさか遠藤が外すとは。最も成功する可能性が高いと思っていました。そんな選手でも、ごくまれに外すことはあるものです。ただその珍しい1回がここで来てしまうのは残酷。
その後は全員成功してジェフのラストは巻。蹴る前はこちらまで緊張しましたよ。巻も成功して千葉優勝。決勝戦に終止符が打たれました。

千葉はよく走るなというのが感想なんですが、水野や工藤は巧くていい選手だし、巻の体を張ったポストプレーは貴重な武器だなと思いました。そういえばハースが出停だったんですね。それを忘れさせる位のチーム全体の素晴しいパフォーマンスだったと思います。
一方のガンバは、相変わらず前3人の攻めは恐いけど、ギリギリの局面では千葉のディフェンスが3人を食い止めていたので(おそらくしっかりと研究してましたね)、今後もそうなった時にどうやって点を取るのかが課題だと思いました。
大黒の状態が気になりました。やはり調子が落ちているか。動きの質やシュートに持っていくまでの流れは流石と思いましたが、如何せんシュートが枠に飛ばない。その姿にヤナギがダブって見えてしまいました。

本当に見ごたえのある決勝でした。熱戦・死闘と呼ぶに相応しい濃密なゲームで、120分+PKまで、とても楽しめました。両チームの選手達に拍手を送りたいです。また松村主審もスムーズにゲームコントロールしていて、試合の流れが切れる場面が少なく、集中を持続して試合に入り込むことが出来ました。好ゲームを際立たせてくれました。これだけ堪能できて1500円は安い。

人の優勝を見てしまうと、羨ましいのと自分達もあの歓喜を味わいたい気持ちになり、やっぱり今年はリーグ優勝したいなと改めて強く思いながら、夕暮れの国立を後にしました。

主役は誰だろう

2005-11-04 | Jリーグ
先週の家本事件以来、川崎は普段では考えられないような強い態度で抗議してきました。言うべき事をキッチリ言う事は当然の権利だと思いますし、問題点はその都度意見していく事で、審判問題が少しでも改善すればいいと思います。これは日本サッカー全体の問題ですから。
鹿島や磐田などはこれまでもJリーグに何度も意見書提出してますが、大して審判に変化は無いわけで・・・。今回、チーム全体として大人しいイメージのある川崎が強硬姿勢を貫いた事で、何か変化があればいいのですが。もっとも、再試合があるなんて事は、ちっとも思ってませんけどね。そんな事はよく分っている。

そんな一連の流れを汲んでかどうか、モットラム氏の退任が決定。
モットラムさんは現役時代はいいレフェリングをしていたと思います。特に2001年CS第2戦でのジャッジは本当に素晴しいもので、名勝負に花を添えてくれたと思ってますので、フロント入りしてからの、ダメっぷりにはややガッカリでした。
後任は全くの外部から招聘して欲しいです。客観的な第3者の視点を持っている人がいいですね。といってもどうせジャスティスあたりで決定的なんでしょうけど(毒)

さて明日はナビスコカップ決勝。前売りも自由席以外は大体捌けているようですし、無事に天候にも恵まれるようですので、いいゲームを期待したいです。両チームが普段の力を発揮して、存分に持ち味を出し合う素晴しい試合が見れる事を楽しみに、国立に行こうと思います。どうか明日の主役は笛を鳴らすエラい人ではなく、選手達でありますように。

大阪滞在記

2005-11-02 | 紀行
長い長い2日間でした。
まず30日の日曜日。羽田を8時前に出る飛行機に乗るため、家を出たのは実に5時過ぎ。まだ空は真っ暗です。羽田も人はまばらです。
フライトは順調に進み関空には9時過ぎに到着。南海でなんばに出て、まずは飯でもと思ってたら、駅の目の前にWINSが。素通りするわけにはいかんだろということで(別に行く必要も無かったんですが、何となくノリで)、天皇賞秋をたしなむ程度に購入。見事に外しました。そりゃ1着があれじゃ・・(以下略)
駅前のキャベツ焼き(安くて旨い)で朝食を取り、まずは日本一低い天保山へ。観覧車やマーケットプレイスがあり、関東で言うところのお台場をイメージしていたんですが、人が少ない。確かにカップルもちらほら見かけましたが、観光スポットという感じがしない。午前中に来たからかもしれませんが。

地下鉄で心斎橋に移動し、アメリカ村をウロウロ散策。こちらはとっても賑やか。甲賀流たこ焼きを食す。それから日本橋方面に向け軽い散歩。途中、ダイブで有名な道頓堀を通ると、前来た時よりも工事が進んで、川沿いが遊歩道になっている事を知る。その後、自由権の名物カレーで昼飯を取る。そのまま食べると辛いですね。なるほどタマゴとソースが必要な理由が分りました。食後に地下鉄で移動し長居へ。試合のことは昨日の日記をどぞ。

試合後、くいだおれで食事。それからまた道頓堀周辺をブラブラ。鹿サポもチラホラ見かけ、何となくホッとしつつ、ホテルにチェックイン。部屋でやべっちFC見た後は、おそらく関西ローカルと思われるお笑い番組など見て就寝。新喜劇オモロイなあ。

31日月曜。
この日の大阪は寒い。午前中は用事を済ますのに奔走する。このタイミングで遠征したのは、試合と共に向こうでやる事があったから、鹿島の試合に日程を合わせたのでした。軽い公私混同です(笑)

昼過ぎに自由の身になると、まず行ったのは通天閣。それから新世界を歩く。さすがに月曜の日中だけに人はあまりいない。ジャンジャン横丁を抜けて動物園前から地下鉄でなんばへ。この日は赤鬼のたこ焼き(醤油味)を食す。このあたりは昨日散々散策したので、地下鉄で梅田に移動し歓楽街などを歩いて社会科見学(笑) 東京に比べてネオンが派手だなあと感じる。駅に戻る道すがら、阪神百貨店でイカ焼きを購入。渋谷の東急で大行列に諦めて、買えなかった一品です。(9/27の日記参照)

南海に乗るためなんばに戻るも時間はかなり余っている。そこで、かなり歩き疲れていた事もあり、ネットカフェで休息を兼ねて時間を潰す。退室した後、金龍ラーメンを食べに。神座は新宿や渋谷にも出店していますが、金龍は大阪にしかないので、行く度に楽しみにしているし、必ず立ち寄る店。1年ぶり位に食べましたがやはり旨い。もちろんキムチ・ニラ・ニンニクもいれる。食後のデザートにあま栗ソフトで口直し。
電車に乗る直前、最後にもう一度キャベツ焼きを食べてフィニッシュ。何でも11月から110円に値上がりらしい。

南海は帰宅ラッシュに重なり車内混雑。空港方面の分岐点となる泉佐野までずっと混んでました。終点で降りた乗客はポツリポツリといった感じ。行きの羽田同様、時間が遅い事もあり、広い関空もガランとしていました。帰りのフライトも順調で定刻どおり羽田に到着。あとは電車を乗り継いで帰宅。途中、車内で近くにいた乗客の携帯にボーダユニのストラップが着いているのを見て、関東に帰ってきたなと実感しました(笑)

振り返ると2日間完全に食ってばっかり。これじゃ食事日記ですね(笑)

J1第29節 C大阪×鹿島

2005-11-01 | 鹿島アントラーズ
昨日まで大阪に滞在し、夜遅く帰宅したためレポが遅れまして申し訳ありません。試合以外の下りはまた改めて書こうと思います。ここでは長居に到着してからのお話。

地下鉄の長居駅を降りて地上に出るとすぐにスタが見えてくる。アクセスいいですね。ただ帰りは混んでいて地下鉄の入口に着くまで苦労しましたが・・・。
スタジアムはいわゆる一層式でしたが、傾斜がキツくて観易かったです。上段からの見晴らしは最高でした。

試合前のメンバー紹介時に発表されたのは主審柏原。嗚呼嫌な予感。ただこの日のジョージは割りとおとなしかったように思いました。まあ前日に家本劇場を見せ付けられましたから、並以下を並と感じたのかもしれませんが(笑)そういえば、選手紹介の順番ですが、鹿島を紹介してから10分後くらいにホームのセレッソの紹介をしていた。あれはいつもの仕様なのだろうか。両方まとめてやればいいのに何でだろ、疑問でした。

さてこの日の鹿島のスタメン。出場が不安視された何人かのメンバーも半ば強行出場という感じで、正に総力戦の予感を漂わせてくれます。
前半から攻めていたし、シュートも打っていましたが、フィニッシュが決まらない。セレッソも時折速攻から逆襲の機会をうかがう展開。前半終わりのほうに、岩政が顔面からポストに直撃し、ヒヤリとさせられるシーンも。

後半9分、ウラに抜け出した森島を倒し新井場1発レッド。状況や場面からいって退場でも仕方ないですかね。これによって後ろを3枚にするも、どうしても逆サイドにスペースが空いてしまう展開になる。そこで増田に代え石川投入。これでバランスが保たれました。これとほぼ時を同じくして西澤が2枚目のイエローで退場。これも妥当な判定だと思います。
これでセレッソはシフトチェンジし、勝ち点1を拾う展開を見せるのかと思いきや、左サイドを徳重から苔口に代え、あくまで逆襲から勝利を狙う展開を見せる。

ここから先、攻め込んだのは鹿島。シュートは枠を捉えるものの、ことごとくキーパーの正面に飛ぶ。相手DFがコースを限定している事もありますが、とにかくコースに行かない。よく「シュート打て」と思う事はありますが、この日は「シュートを隅に飛ばせ」という事をずっと思ってました。ただ、シュートまでの流れはしっかり作れていたので内容的には悪くなかったですが、とにかくフィニッシュだけが上手くいかない。逆にセレッソも時折カウンターからチャンスを作る。途中出場した黒部のヘディングシュートは危ないシーンでした。また苔口がいい仕事してました。高い位置で彼にボールが渡るたびに、ヒヤヒヤしました。
お互いに10人で戦っているとは思えない運動量を見せ、全く試合がダレることなく、緊張感が保たれる展開。

そうこうしているうちにロスタイム、ラストチャンスだと思ったコーナーはクリアされて試合終了、と思っていたらセレッソにボールを奪われ一気にピンチに。古橋からファビーニョにスルーパスが出ると、曽ヶ端が、どう見ても追いつかないだろうという位置から半ば無謀とも思える強引な飛び出しを見せる。過去のソガ退場シーンが走馬灯のように脳裏をよぎりました(苦笑) でも飛び出した甲斐あってファビーニョのキックをブロックしたと思ったら、そのボールがまたファビーニョの前に帰ってきた。何だこのアンラッキーさは。目の前には無人のゴールだけ。負けを覚悟したけど、シュートは外れてくれた。助かった。そしてその直後試合終了。

終了と同時に両チームの選手がピッチにバタバタと倒れこむ。それもそのはず。どちらもお互い死力を尽くして、勝利のために最後まで全力で戦いましたから。ファビーニョが試合後コメで「あの最後のシーンは限界だった。シュートしたボールがどこへ外れたか見えなかった。」と言っていましたが、その言葉がこの試合を象徴していると思います。死闘と呼ぶにふさわしい素晴しい試合でした。2位と3位の上位対決に相応しい戦いで、今シーズンのベストゲームに近い内容だったと思います。結局はドローで勝ち点1ずつを分けあいましたが、お互いに満足し実りある勝ち点1でしょう。
セレッソが今の順位にいる事がよくわかりました。決してフロックではないですね。チームとしてやるべき事、戦い方、約束事が徹底されていて、自分達のサッカーを自信を持って展開していた。
試合後のスタンド全体から健闘を称える拍手・声援が大きく聞こえた事が、この試合の素晴しさを物語っていると感じました。