Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

180分無得点

2006-05-14 | Jリーグ
タイトルは今週末の現場観戦記録です。昨晩は埼スタでのスコットランド戦、そして今日は三ツ沢で横浜×仙台に行ってきました。2日続けてスコアレスドローを見ましたが、その中身は全く異なるものでした。スター選手が居て話題性が高い試合であっても、つまらないものはつまらないし、世間に注目されなくても面白いものは面白い。それが感想です。それぞれの試合について詳細を書きたいところですが、ここでそうすると文章が長くなりすぎるので、それについてはそれぞれ分けて週明けに記します。

ここではスコットランド戦でのスタンドでの事についてだけ、書いておこうと思います。昨日はカテ4ホーム側に居ました。当然ながら応援する場所、いや戦う場所といった方が正しいでしょうか。そこで声出して応援していました。しかし周りの客はといえば、その場所の意味を認識しておらず、カラオケ付きの個室居酒屋と勘違いして来たような人が多かった。チャントを歌う事とカラオケを同次元で見ている感じで、ハナから全く戦う気などなく、とりあえず代表戦は騒げるから来た、そんな感じで、試合中にも関わらず記念撮影しているグループや、ある特定の選手(28番とか15番とか)がボールを持ったときだけキャーキャー言いまくるギャルサポや、ゴール前にボールが入ると、応援を止めて『ワー、キャー』と叫ぶTV観戦癖が染み付いた人などなど、ゴール裏がその場所に居てはいけない人種の集まる所になってしまっていました。 

そんな人達は終了の笛が鳴ると、一様に不満そうな顔を並べながら、さっさと帰っていきました。彼らの納得していない表情を見ていると、その不満は勝てなかったチームに対して納得していないという事ではなく、ゴールが一つも無かったから盛り上がれず消化不良だった、そんな思いを込めた不満顔のように感じました。そして彼らが居なくなった後のスタンドには、ありえない量のゴミの残骸が残っていました。ホームスタジアム=家という愛着心がないから、平気でゴミを置きっぱなしに出来るのだろうか。そんな事を思いながら少しだけゴミ拾いをしていきました。そういえばゴール裏からは日本選手に対する心無い野次の連発も酷かった。きっとこれも、愛すべきチームを持たないからこそ、『俺のところの選手』という思いが無いから言える言葉なんだろうなと感じました。悲しいですがこれが代表戦の現実。場違いな人達に2度と来るなとは言いません、ただ一言だけ『その場所に居る意味を考えよ』



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