Winding Road

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2010J1第13節 鹿島×川崎

2010-07-18 | 鹿島アントラーズ

貴重な勝ち点3獲得。強豪相手の勝利が持つ意味は大きい。

中2日での再開2戦目は厳しい試合。巧く試合を運べていたが一本で失点したり左付近でミスが目立ったりと内容は完璧でなかった。

大迫は興梠とタイプが違うとはいえ物足りなかった。サイドに開かないで中央で張って勝負してほしい。実際そんなに当たり負けしないんだからもっと堂々と偉そうにセンターに立ってもらいたい。かえって竜太の方が戦術を理解して自分がやるべき事をしっかりこなしていた。かなり前線でアクセントになっていた。

一見数的有利を生かしていないように見えるが、あの戦術はオリベイラ流の揺さぶり方。いきなり大きなパンチを打つのではなくジャブを繰り返すことで相手を消耗させ最後に仕留める。ボクシングでいえば12RでのKO勝ちを計算してそこから逆算する戦術と言えよう。それでも残り15分を切るまで決勝点が奪えなかったのは相手が強かったから。稲本退場で内心ホッとしたがそこから逆に10人で開き直った川崎が速攻狙いを明確にしたから怖かった。

実際やられそうな場面がなかったわけではないのでヒヤヒヤした。最後を仕留めるジュニーニョ不在は大きかったがヘナ・黒津・VJ・田坂辺りにもかなり肝を冷やした。田坂は前に比べて随分成長した。前はあんなに厄介な敵ではなかった。逆に憲剛があまり前に出てこなかったのでそこは助かった。

ジョンスは決勝点を決めたけど黒津に抜かれて同点にされたからあれでプラスマイナスゼロ。右から中に切れ込んでの左足シュートは黒津の得意パターンだし、そもそもレフティがあの位置で右足を使わず左足でシュートするのは同じ左利きのジョンスならわかるだろう。何故それが右足キックフェイント一発で騙されるのか。しかも失点はやっぱりジョンス・ジウトンの間から。もう鹿島はあそこが穴だと見抜かれている。まだ半分以上リーグ戦があるんだからどうにか修正しないと。

別に今首位に立った事はどうでもいいんだが、今年は夏場に失速しないよう着実に勝ち点を積み重ねていきたい。ホームゲームが多い地の利は確実に生かして一つずつ勝ち切っていくだけ。


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