中国からの報道によると、ロシアのサンクトペテルブルクで6月24日に開幕、7月6日に閉幕した第36回世界遺産会議で、登録候補33件を審査した結果、26の新たな遺産が決められ、このうち中国の世界遺産は2つ増えて、計43となった。
世界文化遺産に選ばれたのは、「元朝の上都遺跡」で、内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗の蓮川草原に位置する。フビライ・ハーンによって建設された都で、大都(現在の北京)に新たな都が建設された後は、夏の都となり、「両都巡幸制」がとられたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b1/867b128c1027f8beec744a98db7f3325.jpg)
大航海時代にマルコポーロもその著書で触れた都市であり、西洋では「Xanadu」と呼ばれ、文学や音楽、建築などの芸術方面で影響を与えているという。
もうひとつは、世界自然遺産に選ばれた「澄江化石地」。雲南省玉渓市澄江県で1984年に発見された5億3000年前のカンブリア紀の化石群で、カンブリア紀早期に大量に発生した多細胞生物がもっとも完全な形で保存されているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9a/5b6ecc41c57677b3fe7732422134a832.jpg)
この県に博物館があるようだ。グーグルマップで調べてみると、昆明の南南東約20キロのところにあり、県の中心部から東南東に5、6キロの地点に澄江動物群、国家地質公園と書かれている。
写真はいずれもユネスコの世界遺産のサイトから。中国の世界遺産で行っていないのはあと9と、二桁を切っていたのに、また増えて11になってしまった。この辺に行くのは相当の物好きだろうなあ。世界遺産制覇はますます難しくなっている。というか、上都はともかく、化石はあまり現地に行ってまで見るものなのだろうか。専門家にとっては垂涎の資料なのだとは思うが。世界遺産になったことでまた、観光客誘致に躍起になり、過剰な施設がたくさんできるのだろう。
世界文化遺産に選ばれたのは、「元朝の上都遺跡」で、内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗の蓮川草原に位置する。フビライ・ハーンによって建設された都で、大都(現在の北京)に新たな都が建設された後は、夏の都となり、「両都巡幸制」がとられたという。
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大航海時代にマルコポーロもその著書で触れた都市であり、西洋では「Xanadu」と呼ばれ、文学や音楽、建築などの芸術方面で影響を与えているという。
もうひとつは、世界自然遺産に選ばれた「澄江化石地」。雲南省玉渓市澄江県で1984年に発見された5億3000年前のカンブリア紀の化石群で、カンブリア紀早期に大量に発生した多細胞生物がもっとも完全な形で保存されているという。
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この県に博物館があるようだ。グーグルマップで調べてみると、昆明の南南東約20キロのところにあり、県の中心部から東南東に5、6キロの地点に澄江動物群、国家地質公園と書かれている。
写真はいずれもユネスコの世界遺産のサイトから。中国の世界遺産で行っていないのはあと9と、二桁を切っていたのに、また増えて11になってしまった。この辺に行くのは相当の物好きだろうなあ。世界遺産制覇はますます難しくなっている。というか、上都はともかく、化石はあまり現地に行ってまで見るものなのだろうか。専門家にとっては垂涎の資料なのだとは思うが。世界遺産になったことでまた、観光客誘致に躍起になり、過剰な施設がたくさんできるのだろう。