Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

ダライ・ラマ引退表明

2011-03-10 20:34:11 | 時事

チベット仏教の精神的指導者、ダライ・ラマ14世が10日、自らのサイトで、14日から始まるチベット亡命政権の議会で政治的な指導者の地位から引退する手続きをとると表明した。ロイターは早かったから単独インタビューかと思ったら、そういうわけでもないらしい。ただ西側のメディアのほうがチベット問題に敏感で反射神経がいいのだろう。

中国側は外交部の定例会見で姜瑜報道官が言及した。テレビ報道などによると「これまでも引退する引退すると人をだましてきた」と、話していたようだが、外交部の公式サイトにはその部分は書かれていない。

英語のサイトまでは確認していないけど、中国語で書かれていないということは、国内には知られたくないということか。

ダライ・ラマとしては自分の存命中に亡命政権の先行きをきちんとしておきたかったということだろう。院政を敷く、敷かないは別として、権力移譲をきちんとすれば混乱も起きず、個人的なカリスマ的指導力ではなく、システムとして亡命政権が維持できると考えていたのだろう。ひるがえって、中国側は、ダライ・ラマ個人がひどいやつだ、と個人攻撃することによって亡命政権の非正統性を主張してきたわけで、ダライ・ラマが表舞台から去ると、亡命政権勢力を批判しにくくなる。

もし対中強硬派が主導権を握ったら、もっと急進的になり、中国にとってはより恐ろしい存在になりかねない。ダライ・ラマの悪口を言っても彼は独立を求めているわけではなく、国内での一定の自治を求めているわけで、引き続き権力を握っていて、突然去って政権が混乱した、というシナリオのほうが中国当局にとっては都合がよかっただろう。

椎茸うめっ

2011-03-10 19:29:09 | 飲食
会社で仕事が始まるぞっと席についていたら
「いりますー?」と同僚が袋いっぱいの椎茸を持ってきた。

会社の先輩の山で取れた椎茸という。すげ、山持ち。
「あんまり多くは失礼なので。多くの人にいきわたるように」と少し遠慮して、それでも10個ぐらいはいただいた。
さて、どうする。実は一番うまいのは、網に載せてそのまま火であぶって、醤油をちょっとかけていただくのだという。
ありゃありゃ。うちはの台所はIHだあ。火は出ないぜ。
で、明日のお弁当にも使っちゃお、っと、ちょっと貧乏くさく、昔食べた料理をイメージして、いろいろ野菜や肉と一緒に炒めてみた。

それがこれです。抜群にうまかったです。Tさん、ゴチになりました。あざーっす。

入っているのは鶏肉とピーマンとニンジンとタマネギとブロッコリーの茎の部分。
まず鶏肉を一口大に切って、軽く塩コショーして片栗粉をまぶしておく。フライパンに油を敷き、生姜の刻んだのを投入し、肉を炒める。
すぐに醤油と紹興酒をふりかけ、ちょっと色がついたら、切っておいた椎茸とすべての野菜を投入。
ちょっと炒めにくかったので酒をふりかけ、中華スープの素をパラパラと入れる。片栗粉のおかげで、あんかけのように粘りが出てきた。
肉に片栗粉をまぶした皿に、片栗粉がちょっと残っていたので水を少々入れて、炒め終わりにかけて、もう少しとろみをつけてみた。

醤油と酒とほんのちょっとの中華スープの素で、思い通りの味が出せた。椎茸は肉厚で歯ごたえ十分。野菜に歯ごたえは残り、ちょっととろみあり。大満足。明日の弁当もこれ。