Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

上海食べまくり2止

2009-10-09 13:38:38 | 中国旅行
 銭塘江の逆流を見て上海に帰ってきて、上海料理の老舗の「老正興」へ。かつて若い田舎の出稼ぎねーちゃんばかり使い、サービスが極めて悪く、激怒してしばらく店に行かなかった。最近、おばちゃんを使うようになってサービスが少しよくなってきた。

 蟹はメスを頼んだら、オスは食べないのか、オスメス両方食べないのか、としつこかった。メスを頼んで美味しかったけど、蟹の殻を割るハサミも蟹肉を引き抜く棒も持ってこなかった。言えばもって来るんだろうけど。この辺のサービスが蟹専門店とは違う。小籠包は味はそれなり。

 魚は好きな調理方法の清蒸で石斑魚を。ややタレの絡みが悪かった。僕ならもっと上手に作れるなあ。最後に出たのは大好物の走油蹄膀。豚肉のすね肉の煮込みで、赤み肉は箸で崩すと力を入れなくてもポロッと取り分けられる。脂身はアブラが抜けてゼラチン質プルプル。
 と、100点満点で60点ぐらいか。それでいて値段は今回行ったレストラン3店のうちで突出して高かった。魚が高かったかな。老舗に胡坐をかいていて、あまり有り難味がない店かな。

 夕食後、国慶節のゴールデンウイーク休みでめちゃくちゃ混雑する南京東路。田舎モノが殺到して立錐の余地なし。東亜飯店の看板に建国60周年の赤いパネルがついている。

 翌朝は沈大成1階のファーストフードの売り場で「雪菜悶肉麺」(豚すね肉の煮込みと高菜入り麺)。スープはあっさりだけど、前回9月の上海で食べた正宗蘇州麺の店の醤油味スープのほうがすごかった。ついでに蟹粉小籠包も食べて(結局、塩官のツアーの昼食以外、毎回食べた)、朝から食べ過ぎで地下鉄からリニアモーターカーで浦東空港へ。帰国。

上海食べまくり1

2009-10-09 13:09:03 | 中国旅行


 銭塘江の逆流を見るため、この秋2度目の上海。到着した4日昼食は南京東路と浙江路の交差点にある上海料理の老舗「沈大成」。アスパラと蟹肉、蟹肉小籠包、この店の名物の松鼠桂魚。蟹と餅の炒めは乗っている甲羅を開くと卵がボーン。間違いない。


 このあと、地下鉄に乗って静安寺へ。前回に続き万航渡路を歩き、今度こそ汪兆銘政権の特務機関「ジェスフィールド76号」のあった場所(現万航渡路435号)を見つけ出そうと歩いた。現在は職業訓練校になっていた。当時の建物やその面影はない。周りの道路や残された古い建物に当時の雰囲気を髣髴とさせる。

 夕食はいきつけの福州路の蟹専門店「玉宝和酒家」。蟹を頼むときには「公」or「母」とオスかメスか聞いてくる。9月末ぐらいまでは卵を孕んでいるメス。蒸す前の蟹を見せてきて、重さを言って「これでいいか?」と聞いてくる。

 いつも時間がかかる「蟹肉獅子頭」(蟹とひき肉の肉団子)は早く来た。いつもより団子が小ぶりで逆に食べやすかった。青菜は豆苗であっさりしていてとてもおいしい。蟹粉豆腐もいつもどおり。とろけるね。ここの蟹粉小籠包は味付けが濃い目。蟹は甲羅を開くとバッチリ卵があってオレンジ色が鮮やか。