Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

別府湯治と浦和レッズ

2009-05-21 20:49:50 | Weblog
20日に大分市の九州石油ドームで行われたナビスコカップ3回戦、浦和レッズ対大分トリニータの試合を見に行った。前日から別府で久しぶりに温泉三昧。

小倉駅からJR九州の特急ソニックで1時間半で別府着。往復なら割引がある。別府駅西口から2番のバスで鉄輪(かんなわ)方面へ。本坊主で降りて、一番行きたかった鉱泥(こうでい)温泉。午前中しか開いていない。800円。手前に普通のお湯の露天風呂があり、奥に泥がクリーミーな泥湯がある。10分入って、外で甲羅干しをして泥が乾ききるまで15-20分ほど。これを4回繰り返す。神経痛や腰痛、リウマチなどで悩むお年寄りのリピーターが多い。かなり効果が強いので入りすぎると疲労困憊。温度は43.5度ぐらいを維持しているけど泥効果なのかメチャメチャ熱い感じはしない。

泥湯から坂を歩いて下って30分(バス停3つ分)。鉄輪の温泉街の中の「貸間(かしま)」と呼ばれる湯治客用の行きつけの旅館へ。温泉の蒸気で蒸し料理を作ることができる「地獄蒸し」の設備がある。木のフタを開けると蒸気がたちのぼる。籠に食材を入れてこの中に入れて蒸すと素材の味が引き立つ。芋やカボチャなら20分ほど。ご飯も1時間ほどで炊き上がる。米や調味料などを持ち込み、具材は近くのスーパーで買う。食器や釜など必要なものは部屋にある。

ここの旅館を僕が気に入ってるのは、地獄蒸しが出来ることと、蒸し湯、つまり昔ながらのサウナがあること。扉を開けて中にくぐって入ると、人が3人横たわるといっぱいになるぐらいのスペースに干草が敷いてある。「セキショウ」と呼ばれる草で、いいにおいがする。近くには外湯の蒸し湯があって、数年前にリニューアルされたが、混浴で浴衣のようなものを羽織る必要があり、料金も結構高いので、蒸し湯はもっぱらこっちで楽しんでいる。大汗をかきながら我慢して、限界で飛び出すと水を浴びる。気持ちよい。

翌朝も坂を登って泥湯へ、ゆっくり4回入ったあとは、昼食がてら「いちのいで会館」へ。明豊高校前でバスを降り、かなりきつい坂を登っていく。もともと仕出し弁当屋さんで、1200円で弁当(5月から。冬はだんご汁定食)を食べると、露天温泉に入ることができる。男性は偶数日がプールのように大きな展望温泉、奇数日が滝のある温泉で、女性と入れ替わり。白濁した青いお湯は入浴剤ではなく、この温泉の特徴。肌にしっとりさらさらと心地よいお湯。別府市内を見下ろせる絶好のロケーションだ。

夕方、大分市に移動して駅前から臨時バス(350円)に乗って約30分でサッカー場へ。いつものことながらレッズ・サポーターは熱狂的だ。21日に日本代表に選ばれた山田直樹、18歳。

ドリブルもパスセンスもすごいし活動量も豊富。僕が好きな阿部勇樹や鈴木啓太と交代で流れの中でボランチを務めたり、ゲームを組み立てたりしている。残念ながらDF坪井のボーンヘッドで先制され、山田直樹の同点ゴールで1-1の引き分けに終わった。ま、しょうがない。やっぱりスポーツ観戦は生に限る。ただ、大分は芝のつきが悪く、すぐめくりあがってしまう。