元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

幽霊人命救助隊を読んだ

2010年08月03日 23時44分10秒 | 日々雑感
「113歳の次男「母は死亡した」」

 こういうのって、年金搾取のビジネスとかありそじゃね?呆けてる老人騙したりしてさ。

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 高野和明の「幽霊人命救助隊」を読んだ。自殺した男女4人が現世に幽霊として復活して、これから自殺しようとする人たちを助けるお話。色々なパターンの自殺者が出てくる。借金苦、鬱、自分の弱さなどなど。それらの人々を救う手段が、実際にそれらに悩んでいる人を助けるのに有効っぽくて、それは面白かった。ただ無駄に長いと思った。難しい内容ではないのですぐに読み終えたけど。

 ちなみにこの本の文庫のあとがきを養老孟司が書いているのだが、最後が頓珍漢でイミフ。

「自分が変わるのは面倒くさい。他人が変わればいい。それが現代人で、自分が変わるのは面倒だから、一思いに死んでしまおうというのが自殺である。要するにみんなが怠け者なんじゃないか。なぜそうなったか。石油のせいに決まっている。有り余る石油が人間を怠けさせただけのことである。」

 この人の代表作「バカの壁」に似たようなことが書いてあったので、僕は理解できる。それにしても話がすっ飛びすぎだ。
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