元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「どちらかが彼女を殺した」を読んだ(1回目)(ネタバレ)

2011年05月29日 23時40分17秒 | アレコレ鑑賞
 今さらながら「ビッチを具現化した女」ってすごいね。The ビッチということだよね。「直ちに体への影響はない
」と共に、今年の裏流行語大賞にノミネート。

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 東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」を読んだ。東野圭吾は3冊目なのだが、相変わらず面白い。僕は島田荘司のファンだが、東野圭吾もファンになりそうな勢い。占星術殺人事件くらいのインパクトある作品に出会えたらファン決定。

 内容は警察官である主人公の妹が、自殺を装った殺人事件で命を落とすのだが、主人公はその犯人を自力で見つけようと奮闘するお話。特に面白そうじゃないですか?そうですか。この作品の面白い部分はミステリーにも係わらず、最後まで読んでも犯人が分からないところだ。妹を殺した犯人は二人に絞れている。しかしどちらが殺したのかは、読者には分からない書き方になっている。

 僕は事前にその情報を得ていたので気をつけながら読んでいたのだが、それでも犯人がどちらか分からなかった。一応巻末に袋とじの解説があるので、それを読めば分かるのかもしれないが、それでは悔しいので読んでいない。なのでもう一回読む。

 恐らく明確な証拠があるはずなのだが…。 


どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
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講談社
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死ぬのかい?

2011年05月25日 00時06分22秒 | 日々雑感
「長門さん死去当日に津川雅彦も入院「兄貴が僕の悪いとこ持ってった」」

 長門裕之と津川雅彦が兄弟だと知らなかった僕はポンコツ。

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 電車の中で女性が携帯を見ていた。その液晶画面が僕のまん前にある。満員電車の中でそういうシチュエーションになった時、僕は遠慮なくその画面を見てしまう。携帯の画面に映っているのは文章だった。

「いいえ、違います。3ヶ月ではありません。去年の暮れからです」

 結構、長文が書かれていた。

「あなたのことを好きだという気持ちは消えてしまいました」

 ケータイ小説でも読んでいるのかなと思った。

「あなたに無視され、まるでいないかのように扱われ、私はボロボロになりました」

 文章を行ったり来たりしながら、彼女はパチパチとキーをタイプした。メールを打っていたのだ。

「私が生きている限り、あなたは変わらないと思います」

 体がこわばった。その冗談か本気か分からないメールを送信してはいけない。

「あなたは、周りの人たちに責められるでしょう。けど大丈夫です。時が解決してくれますから」

 冗談だと思いたい。しかし彼女は電車からの降り際に、手の甲を目じりに押し当てていた。

 彼女がどうなったか、僕は知らない。
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ブラックスワンを見た(ネタバレ)

2011年05月23日 23時02分44秒 | アレコレ鑑賞
「三谷幸喜 小林聡美夫妻が離婚」

 色々あるんでしょうね。

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 ナタリー・ポートマン主演「ブラック・スワン」を見た。難しい役を演じなくてはいけないナタリー・ポートマンがプレッシャーを感じて、精神に異常をきたしつつも見事に「白鳥の湖」を演じきるというお話。

 と書くと、バレーを題材にした人間ドラマが繰り広げられると思いがちだが、どっこいホラー映画である。ウィキにはスリラー映画と書いてあった。まぁどっちでもいい。ただそれを知らずに見ると、とても気分を害すかもしれない。

 難しい役を演じなくては…と書いたが、劇中の白鳥の湖には、白鳥と黒鳥が出てくる。清純な演技を要求される白鳥と、邪悪な黒鳥をひとりで演じなくてはいけない。ナタリー・ポートマンは、白鳥を演じる素質はあるのだが、官能的な黒鳥を演じる魅力が無い。それにナタリー・ポートマンは大いに悩む。

 監督から演技のため性的な指導を受けたりするも駄目。結局はドラッグに頼って一皮向けることになるのだが、性的魅力に欠けるナタリー・ポートマンが、一皮向けてもやっぱり性的魅力に欠けていたのは残念だった。

 この映画にはウィノナ・ライダーが出ているのだが、事前に知らなければ気がつかないほど、どうでもいい役を演じている。昔好きだっただけに残念だ。あの頃の可愛さが微塵も無かった。

 それ以外は、まぁ楽しめたけど、ホラースリラーなだけあって、心を揺らす何かを発見することは無かった。
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茂木健一郎の脳科学講義を読んだ

2011年05月21日 01時29分45秒 | アレコレ鑑賞
「原発事故は神の仕業 与謝野氏」

 真意は分からないが、色々とイラッとする。

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 茂木健一郎の「茂木健一郎の脳科学講義」を読んだ。コンピュータにはない意識や感情などが、人間の脳のどういう働きによって生まれるのかが知りたくて買った。が、分からなかった。この本が出た200X年の最先端脳科学でも、そういうことは分かっていないんだそうな。それどころか、もっと色々と分かっていないんだということが分かった。

 この人のライフワークとも言える“クオリア”の研究について、書かれていたがなかなか難しい内容だった。それこそ神の仕業じゃないの?って事柄だと思った。意味を捉え誤ってるかもしれないけど「色即是空」的な内容が、科学的に説明されている箇所があり面白かった。

 あとは難しくてわかんねっす。アマゾンのレビューを見ると、著書の本の中では、かなり平易と書かれていたので、俄然、他の本を読みたくなくなってきた。

茂木健一郎の脳科学講義 (ちくま文庫)
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筑摩書房
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幸福の黄色いハンカチを見た

2011年05月17日 23時40分43秒 | アレコレ鑑賞
「俳優の児玉清さん死去 77歳」

 スポンサーの「東リ」が視聴率を気にしないため、アタック25は続いたらしい。今後はどうなるのだろう。

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 山田洋次監督「幸福の黄色いハンカチ」を初めて見た。期待はそこそこに見たのだが、まぁ面白かった。高倉健が渋すぎ。武田鉄也は小汚い。桃井かおりはどんどこしょ。

 面白かったのだが、2点だけ難点がある。1点目はエンディングが有名すぎ。初見だけど知ってるもの、あのエンディングを。それでも涙を零してしまったが、知らずに見た人は幸せだったろうな~と思う。2点目は武田鉄也が小汚い。武田鉄也のキスシーンが小汚かった。

幸福の黄色いハンカチ [DVD]
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松竹ホームビデオ
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はれた日は学校をやすんでを読んだ

2011年05月16日 22時34分37秒 | アレコレ鑑賞
「「2、3号機も炉心溶融ありうる」細野補佐官」

 3号機は格納容器が爆発する可能性があるらしいです。ソースは誰かが言っていた。

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 西原理恵子の「はれた日は学校をやすんで」を読んだ。僕は西原理恵子の人柄はゴニョゴニョなのだが作品は好きだけど、それは割合大人になってからの話。最初に読んだ作品はデビュー作品でもある「ちくろ幼稚園」。今は無きヤングサンデーで連載していた喜国雅彦の「傷だらけの天使たち」の後に始まったのだが、割合毒が強かった「傷だらけの天使たち」と比べて「幼稚園?ケッ!」と、何回か読んですぐに止めた。最初の何回かを読んだ限りはつまらなかった。

 西原理恵子が面白いと気がついたのは「できるかな」だったかと思うんだけど、いきなり脱税できるかな?という内容で漫画が始まり、真偽は分からないけど僕はノンフィクションととらえ、面白ぇ!と思い西原マンガに傾倒していく。

 けどこの人のマンガって二面性があるんだよね。「できるかな」や「鳥頭紀行」みたいな「やったらんかい!おらぁ!!!」系と「ぼくんち」や「女の子ものがたり」見たいな、叙情に優れた作品とに。「はれた日は学校をやすんで」は叙情系。

 この作品は短編集的な位置づけかな。その中の作品で一番好きな叙述。

「主人公の女の子が大事にしていた小鳥が死んでしまう。一晩中泣いて泣いて泣いたのに、次の日になったらお父さんもお母さんもちっとも変わってなく、私は学校に行った。」

 そんな気持ちを西原理恵子は思い出させてくれる。

はれた日は学校をやすんで (双葉文庫)
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熱海旅行~風雨~

2011年05月15日 23時03分22秒 | 日々雑感
「震災翌朝に全燃料落下 1号機」

 この隠蔽体質。気持ちが悪い。

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 点滴を打っている間、僕はずっと寝ていた。気がついた時には点滴が終わっており、帰るだけの状態になっていた。そのため、この時は病状を聞けなかった。そして病院を後にする。本来は熱海の駅前で土産物屋に寄ったり、美味しいものを食べてから帰ろうと思っていたが、そんな状態ではない。逃げるように電車に乗り家へと急ぐ。乗った電車は鈍行だが、座って帰れるだけマシ。

 電車の中は最悪の気分だった。しかし悪いことに最悪の人間がひとり増えた。奥さんだ。奥さんの体にも異常が現れ始めた。僕ほどではないが体調が悪いと言い出したのだ。症状は同じ感じ。元気なのはわが子だけ。向かい合わせの4人席で子供だけがキャッキャキャッキャと大喜び。僕はもう窓に頭をもたげており、相手をする元気はない。電車が川崎駅に到着する頃には、子供が号泣。奥さんは辛いのを押して抱っこ。最悪の状態だった。

 家に到着すると、僕はもうベッドで寝ることしかできなかった。奥さんは近所の病院へ。診断の結果、急性胃腸炎とのこと。急性胃腸炎でウィキると、感染源は多くの場合、特定できないらしい。ただ思い当たる源がひとつある。わが子だ。保育園から恐らくもらってきたのだろう。ここ何日かアオッパナを垂らしていた。ウィキには子供のオシメを変えたら手洗いをすることで感染予防になると書いてあった。オシメを交換するたびに手を洗った記憶はない。

 この日は金曜日だが、家に帰ってからは何も食べず水分も補給しなかった。何か口に入れても下痢をしてしまうからだ。

 翌日、僕も近所の病院へ行った。実は熱海の病院で採血をして検査をしてもらっていた。近所の病院でも採血をしてもらったのだが、その結果が奇怪だったらしい。なんでも血液中の炎症を示す数値が、熱海の時より異常な上昇を示しているとのこと。数値的には肺炎にかかっているレベルで、歩くことも困難なレベルだそうだ。

「すごい数値なんですがね。ここまで歩いてきたんですよね。なんでこんなに高いんだろう…。うーん。不思議だな。とりあえず日曜日、特別に病院開けるから点滴打っておいてください」

 やんわりと医者が匙を投げる瞬間に立ち会った。

 結局のところ、土曜日と日曜日に点滴を打って、月曜日に再採血を行い、炎症を示す数値が下がったのを確認してもらって、急性胃腸炎は収束へと向かった。ちなみに熱海旅行記を書き始めた木曜日の時点でも、まだ体調は悪く。これを書いている日曜日の夜の時点では日々、おかゆかうどんを食すという胃袋にやさしい食生活を送っている。

 なお奥さんは僕が点滴を受けていた日曜日には全快しており、月曜日にはマーボーナス定食を平らげるレベルにまで回復していた。ブッシュー。

おわり。
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熱海旅行~落雷~

2011年05月15日 08時40分48秒 | 日々雑感
「原発作業員死亡 搬送に2時間」

 2時間かかるのは仕方がないと思う。毎日の健康管理を東電がやって、体調不良の者を作業に充てないなどの配慮が必要だと思う。

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 「ギギギギギギ、あんちゃーん」とばかりに、腹に落雷。暗闇の中、目を覚ます。自分の家ならまだしも、今いるのが旅館。トイレの場所が瞬時には分からず、玄関から外に出ようとしてしまう(泊まった部屋が離れにあったため)。急いで戻り、見つけたトイレに着尻。着尻をするも浴衣がしどろもどろ、帯もハラハラ。急いで捲り上げて、ブッシュー。

 水しか出ねぇ。水みたいなものではなくて水。そしてなぜか分からないが、口の中が唾やら痰で一杯になっていた。まさに危機一髪。しかし次に訪れたのがモーレツ吐き気。今は駄目。だってオレ便器にしゃがんでいるもの。グヌヌ。と踏ん張り、どうにか下から出るもの上から出るものを押さえ込む。上から出るものを押さえ込んだのは、上げ膳据え膳でインした食料を出すのがもったいないという思いがなくもない。

 どうにか落ち着いて布団へ。そして考える理由。最初は寝冷えかなと思ったけど、吐き気があるのはなぜか。すると原因は…。原因は宿の食事ではなかろうか。そう思うと、夕食に出てきた生タコのわさび漬けの味が、口の中に甦る。あれだ。あれが原因だ。「悔しいのー悔しいのー」。そう思っていると第二弾が到来。再びトイレに駆け込む。そして訪れる吐き気。

 だがしかし。と僕は思う。こんだけ僕が苦しんでいるのに、奥さんが鼾を掻いているのはどうしてだろう。結局、朝まで何度も何度も水便を放出するために寝ては起きてはを繰り返した。吐きはしなかった。

 朝になって状況は最悪。腹が痛くて動けない。奥さんは「ちょっくら朝風呂行って来るは!」と退室。口から「うーうーうー」とうめき声がこぼれる。映画などで腹痛で「うーうー」とうなっているシーンを見ることがある。僕はそれを大げさだと思っていた。うーうー教の信者かよお前ら、と思っていた。違った。声が出てしまうのだ。そして堪えるよりも声を出した方が、楽な気になれるのだ。

 やがて朝食の時間が訪れ、仲居さんが部屋に準備を始めた。仲居さんは心配してくれた。「風邪でしょうかねぇ」。これが風邪の症状か?「晩御飯に当たったんだとしたら、奥さんが平気なのがおかしいしねぇ」。その通りだ。オレが倒れている中、奥さんは朝食は平らげていた。僕は胃腸が弱い。その反面、奥さんは胃腸が強い。食べ過ぎた時など、僕はしばらく横になったりするのだが、奥さんはブッシュー(胃液が出る音)とか言って、すぐに復活する。

 結局、チェックアウトまで動けず。再び訪れた仲居さんは「他のお客さんでお腹が痛いと言っている人はいない」と言っていた。なぜオレだけ。仲居さんは、熱海駅近くの病院を教えてくれた。腹痛で病院なんて「それでも男ですか?軟弱者!」(セイラさん)と思ったりしたが、そういう次元を超えていた。

 タクシーに乗って宿を後にする。そして病院に行った結果がこれだ。奥さんが爆笑しながら、撮った一枚。後ろでは子供がバタバタ。



 生まれて初めての点滴。点滴を受ける頃には、下唇と指先が振るえていた。

つづく
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熱海旅行~落雷寸前~

2011年05月13日 22時59分52秒 | 日々雑感
「希林「逮捕逆にありがたい」」

 ハッハッハッてなもんですよ。

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 到着した熱海の宿は、まぁまぁあれですよ。ボロかったですよ。けど良いんです。料金が安かったから。それに乳児への配慮だと思うが、離れの部屋みたいなところをあてがってくれた。感謝。

 宿に到着したら、まずは風呂でしょう。子供は奥さんに見ててもらって、露天風呂へゴー。海を一望できる露天風呂は気持ちぇ。けど、なんか、オレってお風呂は好きなんだけど落ち着けないんだよね。長湯できないし。ちゅうわけで、ちょろちょろ入ってすぐに出てきてしまった。

 そしてむしろここからが本番。部屋に帰って瓶ビールでプハー!!最高にうまかった。(あれ?なんか背中が痛い。昨日やったWii Fit PLUSのヨガ上級編の痛みが今頃来たか?)

 今度は僕が子供を見て、奥さんが風呂へゴー!奥さんが帰ってくると、今度は3人で家族風呂へ。なんかここの家族風呂ってすごいの。男湯を堂々と覗くことができる。ツインコ丸見え。

 家族でツインコを覗いて帰ってくるとちょうど良く飯の時間。これが飯だぜ。



 コレゾ上げ膳据え膳。楽しかったなぁ。超腹いっぱい。僕はお腹がいっぱいになると動けなくなる人なので、奥さんだけ再びお風呂へゴー。たっぷり休養をとってから僕もお風呂へゴー。

 それからテレビを見たりなんじゃもんじゃで23時くらいには布団に潜っていたかと思う。けどまぁ風呂上りで暑くて仕方なかったので、半裸で掛け布団なし状態でZZZZZ。

 そして僕は真夜中に異常な腹の痛さで目を覚ますことになる。半裸の寝冷えにしては痛すぎる。おかしい…

つづく
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熱海旅行~いままだ晴天なり~

2011年05月13日 00時03分40秒 | 日々雑感
「上原さん死去 芸能界に悲しみ」

 なんかまだ信じられない。明日、普通にテレビに出て「どっきりでした!」と言われる方が信用できる。

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ここに一枚の写真がある。



 ひとりの男(オレだよオレ)が、病院の一室で点滴を打つ悲しい姿である。






 ゴールデンウィークに熱海に行こうと言い出したのは、東日本大震災の自粛ムードが多少影響している。どこの宿もガラガラで料金も特別安くなっている。そんな噂が聞こえていた。我が家には乳児がいるので億劫ではあるのだが、上げ膳据え膳な感じを久しぶりに味わいたいな~という気持ちもあり、四月の最終週にガッと予約をしてやった。

 場所は熱海。ここなら鈍行の電車でも我が家から行きやすい距離にあるのだ。多少泣かれてもどうにかなるだろう読みもある。出発は5月5日のこどもの日。翌日の金曜日は暦上は出勤日だが、ノリで休んでやった。

 この日の天気は、はなぐもり。日差しがささず暑くないので、過ごしやすい。こどもの日だから柏餅なんか食べたいねぇ。奥さんとそんな話をしたのを覚えている。往路の電車の中。わが子はとても良い子だった。グースカピースカ眠りコクリ。安楽な旅の始まりだった。

 熱海に到着するとそこそこの人手。時間は13時くらいだったろうか。これから帰ろうとする人たちがワラワラいたりして、観光地に着たんだなと心が躍る。とりあえず今回の旅の目的は、観光よりも宿でゆっくり。適当に土産物屋を冷やかしつつ宿へと向かう。

 土産物屋の中には色々と美味しそうな物もあったのだが、どこの宿でも料理の多さは異常。腹ペコをキープすべく、我慢の子で宿へ。楽しみは明日に取っておく。

 つづく
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告白を見た-4回目-

2011年05月10日 21時37分27秒 | 日々雑感
「神田うの、結婚3年半で妊娠」

 そして、うのタンは9回目の結婚式へ

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 インシテミルとハートロッカーがしょうもなかったので、告白を見た。4回目ともなると発見はない。けど飽きない。4回目でも面白かった。しばらくは告白見なくても良くなった。お腹いっぱいです。


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ハート・ロッカーを見た(ネタバレ)

2011年05月10日 08時12分57秒 | アレコレ鑑賞
「警戒区域への一時帰宅開始へ」

 大丈夫なんか?

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 第82回アカデミー賞作品賞受賞「ハート・ロッカー」を見た。なんかアカデミー賞で話題になっていた戦争物くらいの予備知識で借りてやった。内容はイラクで爆弾処理をするナイスアメリカンな映画だった。んで、どこが評価されているのか分からないまま作品は終わってしまった。

 なんか何年かおきに登場する流行戦争映画のひとつにすぎないと思った。地獄の黙示録、ディアハンター、プラトーン、プライベート・ライアン、ハートロッカー。恐らく映画が好きな人だったらどれかは見ているだろう。僕はプラトーンが最初だった。これがリアルな戦争なんだと感動した。本当は違うとは思うけど。

 ハート・ロッカーは特に一本話があるわけでもなく、訥々と爆弾を処理していく。しかもアメリカンな冒険野郎的に。新しい戦争の形を描いた作品だったのだろうか。日本人だから身近な問題として捉えることができなかったのだろうか。

 まぁ俺向きの映画ではなかったということで。 

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インシテミル 7日間のデス・ゲームを見た(ネタバレ)

2011年05月04日 23時45分40秒 | アレコレ鑑賞
「首相 住民帰宅は年明けに判断」

 あくまで判断するのが年明けね。

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 インシテミル 7日間のデス・ゲームを見た。原作未読だけど、評判等でカイジとかライアーゲームのような話なんだろうなと思っていたらその通りだった。そしてつまらんかった。Wikiを見ると原作とは設定が異なるらしいし、参加人数も違うのでたぶんつまらないのは映画だけだと思いたい。

 この手の話って、見る前から先読み突っ込みモードが全開になってしまう。とりあえず参加者の中に組織の人間がいるはずだ。犯人の武田っちがまだ生き残ってるな。廊下の銃声が聞こえなかったって言ってたけど、全員悲鳴を聞いて廊下に出てきたよな…。なぜ飛び道具を持っているのに接近して殺そうとするのか。

 なんかもうエー…って感じ。ところどころにミステリー好きな人が喜ぶような設定が見え隠れするのだが、それも中途半端な感じだし。エンディングもうそーんって感じだし。心理戦の程度も低いし。

 最近の邦画は面白いと聞くけど、相変わらず駄目なものは駄目なんだな~と再確認した。

 アマゾンのレビューを見たら酷評が多かったので一安心。

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ワーナー・ホーム・ビデオ
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おっぱいバレーを見た(ネタバレ)

2011年05月02日 22時14分41秒 | アレコレ鑑賞
「敦賀2号機 放射能濃度が上昇」

 なんじゃそりゃ。やめちまえ。

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 綾瀬はるか主演「おっぱいバレー」を見た。これはKのリクエスト。まぁ気張ってみるような映画ではないので、話をしながらダラダラと観賞。そしてダラダラと終わっていった。

 なんか見ていて気になった点がいくつもある。生徒たちの先輩役の人、主人公っぽい男子生徒の幼馴染、綾瀬はるかの昔の恋人、そして今狙う先生、恩師、昔の失敗、すべて中途半端な感じでイラネェ!って思った。しかしこの映画は102分しかない。おっぱいを見るために頑張るという以外に、何もないのだ。取ってつけて頑張っての102分。

 はっきり言ってこの手の青春物は沢山ある。ウォーターボーイズ、ロボコン、スウィングガールズ、書道ガール等々。せっかくおっぱいバレーはおっぱいを見るためだけに、バレーをやるという良い設定なのだから、もっと馬鹿らしくて良いかと思った。エロくするとVシネマっぽくなるので、それは抑えておいて良いが、もう少し綾瀬はるかにいやらしい格好をしてもらいたかった。

 けど、決してつまらなくはないよ。綾瀬はるかは輝いていたよ。

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VAP,INC(VAP)(D)
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告白を見た-3回目-

2011年05月01日 22時09分44秒 | アレコレ鑑賞
「米11歳少女、震災募金に奔走」

 その行為はうれしいけど、1割くらいしか配布されていないんだってさ。

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 松たか子主演「告白」をKと見た。

 何年か前にKの家でよく映画を見た。お互いのお勧め作品を紹介しあっていたのだが、共に映画を趣味と言って良いくらい作品は見ているのだが、なんせ好みのジャンルがちがう。僕はSF&バイオレンスが好きなのに対して、Kは日本の青春物やヨーロッパの静かな作品が好きだったりする。合うわけがない。

 しかしそれが良い。自分では絶対に借りない映画のジャンルに挑戦してみる。それで面白いと思える作品に出会えたらなんて素晴らしいことでしょう。しかしまぁあれですわ。結構な作品を互いに見せ合ったのだが、自然消滅的に止めてしまった。

 それから幾年かが過ぎ登場したのが告白。Kは小説の告白が面白かったと言い、僕は映画の告白も小説と同じくらい面白かったと言い、じゃあ一緒に見ましょうかと今回の開催となった。

 しかし結果は不発。僕は中島哲也監督の作品が好きなので、物語の進み方も映像も文句なしだったのだが、Kに言わせると映像とBGMがうるさいとのこと。中島哲也監督は元々CMを撮る人だったので、キャッチーな画を撮るのに長けている人なのかもしれない。しかしそれがKには仇になったようだ。

 けど僕は相変わらず面白かった。松たか子の演技が良い。

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東宝
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