元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「あん」を観た。

2020年02月29日 20時38分10秒 | アレコレ鑑賞
「LiLiCo 結婚はゴールじゃない」

 俺はアカギの「人は死んで完成する」という言葉が好きでね。

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 河瀬直美監督「あん」を観た。友人に勧められた作品。河瀬直美監督は好き。そんなに作品は見ていないけど。

 樹木希林が出ているんだ程度にしか思っていなかった。はじまってすぐに「あん」とはどら焼きの「あん」だと分かった。けどこの映画はどら焼き作りの話ではなかった。唐突に突きつけられるハンセン病の話。俺的にこの作品の意義は、本当のハンセン病患者を映し、しかも楽しそうに笑っているシーンを撮ったことだろうと思っている。

 昔とちがい、感染するリスクはほとんどないと分かった今でも、差別はあるのだと思う。映画の中でもそういったシーンが出てきてはいた。けど河瀬直美監督はそんなことを伝えたかったのではないと思う。鬱々とどら焼きを焼く店長が、最後は強くなっている。それを伝えたかったのでもないと思う。河瀬直美監督の作品は深い。と俺は勝手に思っている。この作品で河瀬直美監督はなにを伝えたかったのだろうか。と観ながら思った。
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「ジョン・ウィック:チャプター2」を観た。

2020年02月27日 21時41分56秒 | アレコレ鑑賞
「公立小中高を休校へ 首相表明」

 騒ぎすぎなのか適切なのか。現時点で思っていることをツラツラと。

・インフルエンザによる死亡者数(年間1000人~3000人ほど)と比較して適切に騒げているのか? 
 厚生労働省の発表では2/25現在日本では139人が有症状者で1人が死亡。これからどうなるのか。
・小中高を休校にするのに保育所と学童を開所するのは、その親たちの経済活動を止めさせない目的なのだろう。それで良いのか?たぶん良いのだろう。
・会社への出勤を禁止とした中国はよくやった。日本では会社単位でその判断はするかもしれないが、国は指示しないだろうな。
 恐らく国が出勤禁止を命じた場合、会社に行けない社畜がパニックになりそうな気がする。
・小学校の休校を理由に会社を何日か休もうと俺は思っている。

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 キアヌ・リーヴス主演「ジョン・ウィック:チャプター2」を観た。これはもうセンスの塊。これがカッコイイと思えないなら、もうそれはそれ。良い悪いではなくセンスがあるかないか。幸い俺にはジョン・ウィック的センスがあった。アカウント部がカッコイイのなんのって。
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「生理用品の社会史 」を読んだ。

2020年02月26日 22時23分41秒 | アレコレ鑑賞
「EXILEとPerfume 26日公演中止」

 一番の感染源と思われる電車をどうにかしないと、公演中止とか意味ないと思うんだよな。まぁ陽性反応が出た人が〇〇のコンサートに行ってました!というのを防ぐ目的だとは思うけど。

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 田中 ひかる 著「生理用品の社会史 」を読んだ。オモコロの「ツキイチ生理ちゃん」で紹介されていて面白そうだったので買った。なんか色々と考えさせられた。たぶん俺の親世代の女性はナプキンの登場に歓喜したのだろうな。けど俺の世代の女性は当たり前なのだろうな。男目線からだとそういう想像しかできないが。

 昔は月経がタブーとして扱われていたらしいが、本書を読むとそれはそれで仕方がなかったと思えるし、現在はタブーとしては扱われていないのは素晴らしいことだと思う。わずか半世紀足らずでの変革をもたらしたナプキンは素晴らしい。

 昔の女性は多産だったし、栄養も満足に取れなかったから、生理不順が当たり前だった話とか、興味深い話がてんこ盛りだった。

 なにが一番印象的だったかな。ありすぎて、ぱっと思いつかないわ。それくらい未知の世界の話だった。
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「アポロ 11 [完全版] 」を観た。

2020年02月25日 21時02分36秒 | アレコレ鑑賞
「肺炎 電通5000人が在宅勤務へ」

 すごい良いことだと思う。どんどん在宅勤務が進んでほしい。そうしたら会社だって交通費やら家賃やらの経費を大幅削減できるんじゃないのかね。

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 トッド・ダグラス・ミラー監督のドキュメンタリー「アポロ 11 [完全版] 」を観た。見たことがない映像が高画質でてんこ盛り。先に観た「ファーストマン」はドキュメンタリータッチの映画ではあったが、やはり本物の力は強い。たった3人で月に行く孤独。2人で月に立ち、1人は月の周回軌道で待つ。死と隣り合わせ感が半端ないのが伝わる。ロケット打ち上げ、月への着陸、月からの発射、地球への帰還。すべてがハラハラした。

 火星への片道に費やす時間は2年らしい。技術的な問題はもちろんだが、孤独とどのように向き合うのだろう。マジでゲームとかアマプラ、テレビ電話なんかがないと、孤独死するかもしれないな。
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「ファーストマン」を観た。

2020年02月19日 23時05分42秒 | アレコレ鑑賞
「クルーズ船 新たに79人感染」

 個人的にはコロナよりも米国のインフルの方がやべぇんじゃねぇのって思っている。

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 ライアン・ゴズリング主演「ファーストマン」を観た。良い映画だった。映画が良いだけではなく、ニール・アームストロングが月に行った瞬間の人類の気持ちまでわかるような映画だった。人類が月面に立った1969年は俺が生まれる3年前なので、当然当時の興奮は知らない。けどこの映画を見て世界中の人々が熱狂したのだろうなと想像できた。

 月への到達はいずれ人類が行うべきミッションだったから、それを成し遂げたアメリカってやっぱ世界のリーダーに相応しいのだろうな。2033年までにアメリカは火星に行くと言っている。その時の俺は61歳。今度の熱狂には俺も乗りたい。そんなことを考えた映画だった。
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「ジョン・ウィック」を観た。-2回目-

2020年02月18日 22時19分52秒 | アレコレ鑑賞
「新型肺炎、クルーズ船で新たに88人感染」

 感染した88人全員が生きているのが幸い。

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 キアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック」を観た。-2回目-

 やっぱりカッコ良かった。けど内容が記憶に残らないんだよな。まあセンスの塊のような作品なので、内容なんかはどうでも良いのだが。
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「化物語」を見た。-2回目-

2020年02月13日 22時31分56秒 | アレコレ鑑賞
「槇原容疑者出演 NHK差し替え」

 時間を経てもダメか~と思うのはこちら側の解釈であって、使い続けていたのかもしれないな。

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 NISIOISIN原作「化物語」を見た。-2回目-

 よく考えられた作品だなぁと改めて思った。最初に壮大なストーリーを考えておき、化物語として一部分だけを見せている。見ている時はそんなことはわからないから、普通に面白いなぁとしか思わないのに。それが実は序章にしか過ぎなかった。小説版を読んでみようと思う。
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