わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

サマーリーグ2008・完(多分)

2008年07月13日 | バレーボールなどスポーツ
(試合結果や東レのスタメンなどは「サマーリーグ2008ファン的概要」の記事をご覧下さい。)

約一週間にわたり書き綴ってきたこのシリーズもそろそろ終わりです。また、突然思い出して書くことがあるかもしれませんが・・・

若手中心の試合なので、どのチームのベテラン勢も裏方に徹しています。得点もめくる得点板なので、試合がないチームの選手がやります。ボールも一球だけでやっているので拾う役目の人もいます。他の試合では見られない光景がたくさんでした。

大きな大会では、お手伝いの方がタイムアウト時に3人でモップを並べて、コートをきれいに拭いてくれますし、試合中でも汗が落ちれば雑巾をもって飛んできてくれます。が、これをすべてチームメイトがやります。そして、黒鷲旗の時には、試合に出場しているメンバーの若い選手が担当することが多かったのですが、今回は、なんと先輩方が後輩のためにやって下さるのです。

ここからは、東レアローズの場合、の話になります。

私が観戦した、対FC東京戦はモッパーが阿部選手!雑巾係(?)が掛川選手!対NEC戦では篠田キャプテン!!がモッパーで、田辺選手が雑巾係でした。そして、対豊田合成戦では、篠田選手と阿部選手という組み合わせでした。モップがけがお二人ともとても丁寧で、時間内に前半分しか終わらず。黒鷲旗ではJTサンダーズの小川選手が素早く、華麗に(?)モッパーをしていた姿が印象的だったのですが、今回は篠田・阿部両選手の重厚なモッパー姿が印象に残りました。

ボールを用意するのも先輩方の仕事でした。対豊田合成戦前の練習に使うボールを、ボールを運ぶ黒い円筒形の袋からボールカゴに移す作業をしていた山本選手と阿部選手。黒い袋が空になると、山本選手が阿部選手にその袋をかぶせていました。すっぽり黒い筒になったしまった阿部選手。でも、自力で脱出していました。が、そのときにはもう山本選手はどこやらへ。
なんとも和む風景(?)でした(笑)。

先程も書きましたが、試合中、ほぼ一つのボールを使い続けるので、球拾いの方もいますが、大体はコート内の選手が互いにボールを渡し合います。普段は滅多にない行動を要求されるためか、ボールを相手に渡す行動をする選手が限られてきます。これも面白いなぁと思ってみていました。東レでは角田選手が本当にマメに渡していました。優しさ溢れる感じです。が、中には、決められて悔しいのでしょう、そこで拾って相手コートに渡さなければならないはずなのに、いつもと同じように、悔しさをこめてコート外へ一蹴り・・・。
闘志溢れる姿はとてもステキですが・・・今田さぁぁぁん、拾って下さいよ~~~。って角田選手は思っていたかも(笑)。

そして、最後に写真にある横断幕を篠田選手が片付けていらっしゃいました。いつもなら、新人選手がするお仕事ですよね。

サマーリーグではいつも応援している選手の皆様がいろいろな仕事をしていたので、その仕事にも目が行きました。普段から頭では、試合はいろいろな人が関わって運営されているのだ、ということを分かっていたつもりですが、今回はそれを本当に実感しました。

ファンの贔屓目だとはわかっていても、東レアローズって本当に温かいチームなんだなぁと感じました。技術はポジション争いで磨き、優勝に向かっては心を一つにして、08/09シーズンを戦い抜いて欲しいと思います。



長いシリーズを読破して下さった皆様、本当にありがとうございました。
お礼に一枚。

この写真は、6日の対豊田合成戦開始の挨拶のときのものです。今回の連戦を戦い抜いた全選手が写っている写真です。爽やかに、ときに熱く、素晴らしいプレーの数々を見せて下さいました

また、会場観戦をすることがあれば、(そして角田選手が活躍すれば)書きたいと思っています。そのときは、今の暑さが懐かしい季節になっていると思います。
それでは、また。

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