朝礼の話題

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エネルギー使用量とGDP

2011-01-26 08:29:43 | Weblog
エネルギー
上原経営塾 2011年1月21日 
 エネルギーとは、仕事をする能力である。
 エネルギーは、人間に、1・時間 2・時間の加速度を与えてくれる。
 太陽が太陽光線として、地球に与えてくれるエネルギーの量は、1秒間で、1年間に地球全体が使うエネルギー量の1万倍もある。
 エネルギー=強度因子X容量因子であり、太陽光は容量は多いが強度因子が小さく実用は難しい。
 上原先生は、強度因子の小さいエネルギーの使用法を考えることにより将来のエネルギー不足に対処すべく海洋温度差発電を研究開発している。
 国のGDPとその国のエネルギー消費量は比例している。
 今年中国のGDPは日本のGDPを抜いた。エネルギー使用量も日本を当然抜きました。。
 中国のGDP成長率は今年は10%を超えている。中国は8%成長を計画しているが、このまま進めば、2020年には世界エネルギー総供給量120億トンの内50億トンを中国が使うことになる。

 日本のGDPは500兆円、中国は600兆円、アメリカは1,000兆円、世界全体で500兆円である。
 ところで日本国全体の財産は3500兆円~4000兆円である。
 内個人所有の財産は、1400兆円である。

 一国のエネルギー使用量を年毎のグラフにしてみると、時々ピークを作る。過去の歴史では戦争および戦争準備の時がそのピークである。ソ連のアフガニスタン侵攻の折、エネルギー消費量の増加から戦争が予測され、日本政府も開戦日を予測していたが、的中していた。

 人間一人の生命維持のためのエネルギーは、2400kcalであるが、現在日本人は一日一人20万kcalを消費している。なぜこんなにエネルギーがいるか?というと、脳細胞を活性化するためエネルギーが要ると考えるべきだ。
 冷暖房にエネルギーを使った受験生は(学校・家庭双方で)偏差値も高くなり希望大学に入学している。
 情報・コンピュータ・マンガ・食事もエネルギーである。
 中国はGDPが上がると人件費も上がり、繊維産業も成り立たなくなり、日本に引き揚げる企業やベトナム・バングラデシュに移転する企業も多い。


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